説明

東洋ゴム工業株式会社により出願された特許

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【課題】 裏面の補強シートを、下型または中子型の内壁に沿ってインサートとして配置する工程を含むクッションパッドの製造方法、及びこのための金型において、成形時に補強シートと金型内壁との間に垂れ落ち(浮き)が生じ発泡樹脂液が回り込むことによる不具合を防止できるものを提供する。
【解決手段】下型11の内壁の底面に、中子型12の内壁にまでほぼ達するシート支持ピン17を設けて、マトリクス状に配列しておく。特には、中子型12の稜線部18の内側の屈曲部にて、補強シート22を中子型12の内壁へと押し付けることで垂れ落ちを防止する。シート支持ピン17は、型開きの際の下型11と中子型12との間の回動方向に沿った方向に配し、樹脂発泡体21に引っ掻(か)きによる破れが生じるのを防止する。さらに、補強シート22には、中子型12の稜線部18に接する個所に、曲げ剛性を緩和するための抜き部24を設けておく。 (もっと読む)


【課題】 加硫ゴムの架橋密度、分子構造、組成分析などの分析情報量や分析精度の向上を図ることができる加硫ゴムの架橋評価方法及び加硫ゴムを提供する。
【解決手段】 加硫ゴムの微粒子を含む分散液を架橋構造解析のための測定試料とする架橋評価方法であり、前記測定試料として加硫ゴムを溶媒で膨潤させた後、界面活性剤の存在下で冷凍粉砕し前記加硫ゴムの微粒子を形成し、該微粒子を水中に分散させた分散液を用いることができ、前記加硫ゴムの微粒子の平均粒子径が0.05〜10μmであり、前記分散液中の加硫ゴムの固形分が10〜60重量%であることが好ましい。
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【課題】エアバッグ装置が埋設されるように構成されたシート用パッドにおいて、裏面布に起因する成形不良を解消する。
【解決手段】エアバッグ装置1を収容するための収容凹部24とエアバッグを挿通せしめる線状の開裂部28が設けられたパッド本体12と、その裏面に積層一体化された裏面布14とを備えてなるシート用パッド10の製造方法において、パッド本体12の開裂部28に対応するスリット部32をその長手方向の1又は複数箇所で連結した状態にて裏面布14に設けておき、このスリット部32を成形型50に設けられた開裂部28を成形するための突条62に合わせるようにして裏面布14を成形型50の型面に装着し、裏面布14を装着した成形型50内で発泡原液Uを発泡させてパッド本体12を成形する。 (もっと読む)


【課題】自動車用のシートクッションパッドとして使用したときに、硬度や反発弾性率を大きく変動させることなく、共振ピーク位置を同等レベルに保ちつつ、高いヒステリシスロスを有し、かつ、2〜4Hzでの共振倍率を低下させた、身体が上下に振れる感覚(いわゆるヒョコヒョコ感)を十分に低減した軟質ポリウレタンフォーム成型体、及びにその製造方法を提供する。
【解決手段】少なくともポリオール化合物、反応触媒、及び整泡剤を含むポリオール成分とイソシアネート成分とを混合し、発泡剤を用いて発泡硬化してポリウレタンフォームとする軟質ポリウレタンフォームの製造方法において、前記整泡剤としてヘキサメチルジシロキサンを含むことを特徴とする軟質ポリウレタンフォームの製造方法。 (もっと読む)


【課題】厚肉化することなく、より大きなトルクを伝達可能なゴム製筒体を提供する。
【解決手段】複数の補強コード4a、4bを略平行に並べて、補強コード4a、4bの束を構成する。補強コード4a、4bの束を、ゴム製筒体1を構成するゴム膜2の両縁部で折り返して螺旋状に折り畳む。外層側の補強コード4aと内層側の補強コード4bとが連続して、構造上の弱点としてのコードエンドがなくなる。ゴム膜2を厚肉化することなく、ゴム製筒体1の強度および耐久性が高まる。 (もっと読む)


【課題】発熱性などの特性に悪影響を与えることなく、耐摩耗性を高度に向上させることができる重荷重用タイヤトレッドゴム組成物を提供する。
【解決手段】ジエン系ゴム100重量部に対して、CTAB吸着比表面積(CTAB)が120〜140m/gであり、圧縮DBP吸油量(24M4DBP)が90ml/100g以上であり、かつヨウ素吸着量(IA)に対する窒素吸着比表面積(NSA)の比NSA(m/g)/IA(mg/g)の値が1.2以上であるカーボンブラックを40〜60重量部配合する。カーボンブラックは、好ましくは下記式(A)の関係を満たすものとする。
SA/IA>−0.27×(24M4DBP/CTAB)+1.38 (A) (もっと読む)


【課題】発泡成形後の脱型性を確保しながら、パッド縁部の裏面側への突出部に一体化される補強布に起因する成形不良を解消する。
【解決手段】パッド本体12とその裏面に一体化された補強布14とを備えるとともに、サイド部18の裏面側に突出部22を持ち、該突出部の内側壁面22aに沿って補強布の縁部14aが一体化されたシート用パッド10の製造方法において、上型44の壁面に補強布14を取り付ける際に、補強布の縁部14aを上型の凹部54の内側壁面54bと該凹部54の底面に設けたピン56との間に差し込んで保持させる。また、突出部22の付け根部22bに対応する補強布部分につまみ縫製により縫製部36を設けておいて、縫製部36の縫い代37をパッド本体12側に向けて当該縫製部36よりも外側の縁部14aを凹部54の内側壁面54bに沿わせるようにする。 (もっと読む)


【課題】 異音を十分に低減できる液封入式防振装置を提供すること。
【解決手段】 第1実施例における液封入式防振装置100の弾性仕切り膜15は、その頂部が格子部材と離れて位置するように構成される第1リブと、その頂部が格子部材(17,18)に当接し、かつ、リブ幅が第1リブよりも小幅に構成される第2リブとを備える。振動に伴って弾性仕切り膜15が格子部材へ衝突する場合には、第2リブ部材が抵抗となって、弾性仕切り膜が格子部材へ緩やかに衝突するので、異音を低減できる。
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【課題】ばね定数の増大を抑制できる構造でありながら、異音を生じにくくすることができるサスペンションサポートを提供する。
【解決手段】ショックアブソーバのピストンロッドを挿通させて連結する内筒1と、車体側に取付けられる外筒2と、内外筒1,2の間に介在して内外筒1,2を連結するゴム状弾性体3とから成り、内筒1を、ピストンロッド挿通孔を備えた上側開放カップ状のアッパー金具4の底壁7と、ピストンロッド挿通孔を備えた下側開放カップ状のロアー金具5の底壁8とを固着して形成し、ゴム状弾性体3を、ロアー金具5に設けた下広がりの第1テーパー筒部12と、外筒2に設けた下広がりの第2テーパー筒部18とにわたって加硫成形し、アッパー金具4に設けた上広がりの第3テーパー筒部10と、外筒2に設けた上広がりの第4テーパー筒部16とを非連結状態に設定してある。 (もっと読む)


【課題】シート材が有するクッション性を保持しつつ、シート用パッドに適度な剛性を与えることにより、座り心地に優れ、しかも、その製造が容易なシート用パッドを提供する。
【解決手段】軟質フォームからなるパッド本体12と、その裏面に軟質フォームの発泡成形により一体化された柔軟な裏面布14を備えるシート用パッド10であって、発泡成形前に、予め剛性を持った圧縮フェルト13を裏面布14に接合したうえで、該裏面布14をパッド本体12と一体成形することで、パッド本体12の一部と裏面布14との間に圧縮フェルト13を介在させることを特徴とする。 (もっと読む)


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