説明

大同特殊鋼株式会社により出願された特許

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【課題】溶射皮膜中のC含有量を適正な含有量として溶射皮膜の耐摩耗性を十分に確保できる一方、ワイヤの伸線加工性,ワイヤ収納性を良好に確保でき、また溶射皮膜の仕上加工の際の被削性も良好となし得る鉄系溶射皮膜用溶射ワイヤを提供する。
【解決手段】溶射ワイヤを質量%でC:0.20超〜0.30%,Si:0.20〜0.60%,Mn:1.20〜2.30%、且つ2Si+1.10≦Mnで残部Fe及び不可避的成分の組成を有するものとなす。 (もっと読む)


【課題】熱電材料の製造時間を短縮化し得てコストを低減できるとともに不純物が少なく、熱電特性の良好なFeVAl基ホイスラー型熱電材料の製造方法を提供する。
【解決手段】FeVAl基ホイスラー化合物の原料を溶解する溶解工程と、溶湯をガスアトマイズ法により急冷凝固させて粉末化する粉末化工程とを経て製造したアスペクト比が5以下の粉末を70%以上含む熱電材料の粉末を、その後に粉砕処理することなく直接焼結を行って熱電材料を製造する。 (もっと読む)


【課題】フェライト系12Cr鋼と同等程度の熱膨張係数を有し、また優れた高温強度と耐食,耐酸化性に加えて良好な熱間加工性を有し、且つ溶接性に優れたγ´析出硬化型の低熱膨張Ni基超合金を提供する。
【解決手段】低熱膨張Ni基超合金を質量%で、C:≦0.15%,Si:≦1%,Mn:≦1%,Cr:5〜20%未満,Mo+1/2(W+Re):5〜17%未満,W:≦10%,Al:0.1〜2.5%,Ti:0.10〜0.95%,Nb+1/2Ta:≦1.5%,B:0.001〜0.02%,Zr:0.001〜0.2%,Fe:≦4.0%,Al+Ti+Nb+Ta:2.0〜6.5%(原子%)残部不可避的不純物及びNiから成る組成とする。 (もっと読む)


【課題】供給される製品形状が経時的に変化しても、当該製品の表裏の判定や異製品の判定を確実に行なう。
【解決手段】原初製品の外形を初期テンプレートとして記憶する第1ステップ(101)と、順次供給される製品の外形を初期テンプレートと比較してその外形の一致率を第1一致率として算出する第2ステップと、第1一致率が第1閾値以上であれば製品を良品と判定する第3ステップと、第1一致率が第1閾値よりも大きい値に設定された第2閾値を下回ったときは初期テンプレートを更新テンプレートに変更する第4ステップと、更新テンプレートと初期テンプレートを比較してその外形の一致率を第2一致率とし、当該第2一致率が第3閾値以上であれば第2ステップに戻り、第3閾値を下回ったときはテンプレート更新を停止して製品判定を終了する第5ステップとを備える。 (もっと読む)


【課題】肌焼鋼をベースとして浸炭窒化処理を行うことにより、使用条件によって水素脆性剥離が生じるような場合においても優れた面疲労強度を有する浸炭窒化鋼を提供する。
【解決手段】浸炭窒化鋼を質量%でC:0.10〜0.40%,Si:0.05〜0.35%,Mn:0.80〜1.50%,P:0.030%以下,S:0.030%以下,Cr:1.50〜3.00%,Al:0.050%以下,O:0.0015%以下,N:0.025%以下,Mn+Cr:2.50〜4.00%,残部Fe及び不可避的成分の組成を有する、浸炭窒化焼入れ焼戻し処理された鋼であって、焼戻し処理後の表層C濃度が0.80〜1.50質量%、表層N濃度が0.10〜1.00質量%で表面硬さがHRC58以上64未満であり、表層に分散析出した窒化物のうち粒径300nm未満のCr窒化物及びMn窒化物合計の全窒化物に対する個数割合が70%以上で且つ個数が10個/mm以上であるものとする。 (もっと読む)


【課題】金属粉末を加圧成形して得られる圧粉磁心において、磁束密度が高い一方、損失、特に、渦電流損の小さい圧粉磁心の提供、並びに、このような圧粉磁心用の磁性粉体及び圧粉磁心の製造方法の提供。
【解決手段】圧粉磁心は、Feを主成分とする金属粉末(3)の粒子同士を隔てるようにして表面酸化被膜(8)を有する平均粒径1.0μm以下のSi粒子(4)が介在していることを特徴とする。また、かかる圧粉磁心用の磁性粉体は、表面酸化被膜を有する平均粒径1.0μm以下のSi粒子を凝着させ且つバインダによってこれを被覆させたことを特徴とする。更に、このような圧粉磁心の製造方法は、平均粒径1.0μm以下のSi粒子が凝着しバインダでこれを被覆させた金属粉末の粒子からなる複合粉体を用意する準備ステップと、加圧成形して加圧成形体を得るステップと、加圧成形体を硬化熱処理する熱処理ステップと、を含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】Ni含有量が相対的に少なく、しかも、高温での機械的特性(例えば、引張強度、疲労強度、耐摩耗性、硬さなど)が高く、しかも耐食性に優れた排気バルブ用耐熱鋼を提供すること。
【解決手段】以下の構成を備えた排気バルブ用耐熱鋼。(1)前記排気バルブ用耐熱鋼は、0.50<C<0.80mass%、0.30<N<0.60mass%、17.0≦Cr<25.0mass%、4.0≦Ni<12.0mass%、7.0≦Mn<14.0mass%、2.0≦Mo<6.0mass%、及び、0.5<Si<1.5mass%、0.025≦Nb<1.0mass%を含み、残部がFe及び不可避的不純物からなり、かつ、P<0.03mass%に規制した組成を有する。(2)前記排気バルブ用耐熱鋼は、0.85≦C+N≦1.3mass%を満たす。(3)前記排気バルブ用耐熱鋼は、0.05≦Nb/C<1.8を満たす。 (もっと読む)


【課題】浸炭焼入れ処理によって表面に微細な炭化物を多量に生成させ得、表面高硬度,高強度の軸受部品を得ることのできる軸受部品の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%でC:0.15〜0.25%,Si:0.90〜1.30%,Mn:0.70〜1.10%,P:0.030%以下,S:0.100%以下,Cu:0.01〜0.50%,Ni:0.01〜0.50%,Cr:0.20〜0.50%,Mo:0.50%以下,Al:0.30%以下,N:0.05%以下で且つ下記式(1)の条件を満たし、
[Si]+[Ni]+[Cu]−[Cr]>0.5・・・式(1)
残部Fe及び不可避的不純物の組成を有する鋼を表面炭素濃度が1.1超〜1.5%の範囲内となるように真空浸炭処理を行った後、空冷して表層の組織をパーライトとなし、しかる後高周波焼入れを行ってセメンタイトを分断させることで1μm以下の炭化物が95%以上を占める微細炭化物を生ぜしめて成る軸受部品を得る。 (もっと読む)


【課題】軟磁性粉と熱可塑性樹脂との混合材を射出成形してコアとし、その内部に絶縁被膜付きのコイルを埋込状態に一体化してコイル複合成形体を製造するに際し、コアの成形時に軟磁性粉がコイルの絶縁被膜を損傷し、またコアの収縮によってコアに亀裂が発生する問題を解決する。
【解決手段】絶縁被膜付きのコイル10を電気絶縁性の樹脂で被覆してコイル被覆体24を成形する工程Aと、コイル被覆体24を包み込む状態に軟磁性粉と熱可塑性樹脂との混合材を射出成形してコア16を成形する。またコア16の射出成形を、容器状をなす1次成形体16-1を単独で成形する工程と、コイル被覆体24を1次成形体16-1とともにセットした状態で2次成形体16-2を成形する工程とに分けて射出成形するようになす。 (もっと読む)


【課題】リアクトルとしての必要なインダクタンスを維持しつつ全体の形状を小型化し、コストを低減するとともに損失を少なくすることのできるリアクトルを提供する。
【解決手段】コア16の内部に絶縁被膜付きの平角線材を巻いて成るコイル10を内蔵したリアクトル15において、コイル10を、複数のコイルブロック10-1,10-2を互いに接続状態でコイル軸方向である高さ方向に同軸状に重ねた形態で構成し、且つコイル縦断面における高さ寸法をA,径方向寸法である幅方向寸法をBとしたときのアスペクト比A/Bが0.7〜1.8の範囲となるようにする。 (もっと読む)


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