説明

日新製鋼株式会社により出願された特許

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【課題】表面疵の発生を抑制でき、洗浄性に優れたフェライト系ステンレス鋼板を提供する。
【解決手段】フェライト系ステンレス鋼板は、0.05質量%以下のC、0.1〜2.0質量%のSi、0.1〜1.5質量%のMn、10〜32質量%のCr、0.03質量%以下のAlを含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる。また、Si/Alの質量比を20以上となるよに調整する。さらに、鋼板に分散している非金属介在物が、MgOを10質量%以下、Alを40質量%以下、Crを10質量%以下とし、残部がMn(O,S)およびSiOとなるように調整する。鋼板表面には、深さが0.5μm以上で開口面積が10μm以上のマイクロピットが、10.0個/0.01mm以下であり、かつ、開口部面積率1.0%以下にて分布している。 (もっと読む)


【課題】 簡便かつ低コストな方法にて、海水のpH上昇や白濁、固結を抑止できる海洋環境用途に適した「製鋼スラグの改質品」を提供する。
【解決手段】粒状の製鋼スラグを、濃度が0.1〜3モル/リットル以下となる硫酸溶液中に保持し、液温を60℃以下に維持し、0.5h以上保持させることにより、製鋼スラグ粒子表層に平均厚さが50μm以上のカルシウム欠乏層を形成させる。本発明の「改質製鋼スラグ」とは、製鋼スラグ粒子を塩酸に浸漬して、粒子表面の性質を変化させたものである。 (もっと読む)


【課題】H形鋼を構成するフランジ材二枚とウェブ材一枚の三枚を同時に、効率よくH形状に組み、かつ保持することが可能な装置を提供する。
【解決手段】上部フレーム8を下方へ押込んで昇降支柱9a、9bの先端に設けられたバキューム式パット16a、16bを下方へ移動させ、このバキューム式パット16a、16bをそれぞれフランジ材1、ウェブ材2に当接させて、バキューム式パット16a、16bにフランジ材1、ウェブ材2を吸引し、各材料を吸引した状態で上部フレーム8に上昇させる。フランジ材1を吸引しているバキューム式パット16bは回転部材17のストッパ18が回転付勢部材20に接触することにより90°回転して向きを変える。すなわち、ウェブ材2は水平を保ったまま引き上げられ、フランジ材1は引き上げられるときにその幅方向が垂直方向になるように向きが変えられて、H形状とする。 (もっと読む)


【課題】密閉型電池に用いる角形ケースを、特に複数個並べて一度に溶接するに際し、コーナー部で溶接不良を発生させることなく溶接し、生産性よく角形ケースを製造する。
【解決手段】複数のケースを同一の形態で並べて配置し、当該ケースの辺部及びコーナー部を含めたケース外表面とレーザ光の焦点位置との距離を一定値に保ちながらレーザ光を照射する。
ケース外表面とレーザ光の焦点位置と距離を一定値に保つために、レーザヘッドを、角形ケースの辺部では当該辺部に平行に直線的に走査させ、コーナー部ではコーナーrに沿って円弧状に走査させる。 (もっと読む)


【課題】エポキシ樹脂を主樹脂とする下塗り塗膜を過度に硬化させることなく、加工性および耐傷付き性に優れる上塗り塗膜を形成することができる、塗装鋼板の製造方法を提供すること。
【解決手段】数平均分子量4000〜25000、ガラス転移温度−20〜40℃、水酸基価3〜50mgKOH/gの水酸基含有ポリエステルと、メチロール/イミノ基型メラミン樹脂およびイミノ基型メラミン樹脂からなる群から選択されるメラミン樹脂硬化剤と、スルホン酸化合物とを含み、かつエポキシ樹脂の硬化作用を有する成分を含まない上塗り塗料を、エポキシ樹脂を主樹脂とする下塗り塗膜の上に塗布し、焼き付けて、上塗り塗膜を形成する。 (もっと読む)


【課題】トップ塗料を比較的低温の加熱で焼き付けてもフッ素樹脂層の剥離を抑制することができる塗装アルミニウムめっき鋼板を提供すること。
【解決手段】アルミニウムめっき鋼板の表面にプライマー塗膜を形成し、その上にフッ素樹脂層を含むトップ塗膜を形成する。プライマー塗膜は、耐熱性樹脂および防錆顔料を含む。トップ塗膜は、耐熱性樹脂およびフッ素樹脂を含む。プライマー塗膜およびトップ塗膜に含まれる耐熱性樹脂は、その分子鎖の両末端に水酸基を有する、ポリエーテルスルホン樹脂、ポリフェニルスルフィド樹脂またはポリアミドイミド樹脂の脱水縮合物である。プライマー塗膜に含まれる防錆顔料は、モリブデン酸亜鉛、モリブデン酸カルシウムまたはリン酸ジルコニウムである。トップ塗膜に含まれるフッ素樹脂は、テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体である。 (もっと読む)


【課題】細径の鋼芯線の表面に薄いAlめっき層を安定して効率的に形成させる。
【解決手段】芯線径D0が0.1〜1.0mmの鋼線を溶融Alめっき浴に浸漬したのち気相空間に連続的に引き上げる方法で鋼線表面に溶融Alめっきを施すにあたり、鋼線が引き上げられる浴面位置が接する気相空間を酸素濃度10.0%以下の不活性ガス雰囲気とし、次式、δ=DA−D0で表される平均径差δが0.010mm以上、且つ次式、S(%)=(1−D02/DMAX2)×100下記(2)式で表される最大断面積変動率Sが60.0%以下となるようにライン速度をコントロールして鋼線を引き上げるAlめっき鋼線の製造法。
ここで、DAは引き上げられた溶融Alめっき鋼線の長手方向平均線径(mm)、DMAXは同長手方向最大線径(mm)である。 (もっと読む)


【課題】鋼材を素材に用いた高強度の樹脂成形用積層金型を効率的に低コストで生産する。
【解決手段】片面当たり2.5〜50.0μm厚さの銅めっき層を両面に持つ銅めっき鋼板を素材として、冷媒流路の配置に基づいて設計されたカットパターンを形成してなる複数の金属シート部材を、それぞれの銅めっき層同士が密着するように重ね合わせて積層体とする工程(積層工程)、
前記積層体を1.5〜6.0MPaの積層方向圧力が付与された状態として、10Pa以下の減圧雰囲気下で780〜950℃に加熱保持することにより、各銅めっき層密着部分で拡散接合させる工程(拡散接合工程)、
を有する樹脂成形用積層金型の製造法。 (もっと読む)


【課題】CaF2フリーのスラグを用いた電気炉操業で得られる含クロム溶銑およびスラグを対象として、スラグ中のクロムを還元回収すると同時に、溶銑の脱硫をも促進させる手段を提供する。
【解決手段】電気炉で溶製されたCr含有量8.0〜35.0質量%の含クロム溶銑と、当該溶製時に生成された、Cr23、SiO2、CaOを構成成分とし塩基度CaO/SiO2が0.7〜1.7であるCaF2フリーの電気炉スラグとを、精錬容器内で撹拌羽根により機械撹拌するに際し、撹拌終了までに、金属Al含有物質およびCaOを投入して撹拌終了後のスラグ塩基度を1.9以上に調整する。 (もっと読む)


【課題】金型に形成された凹凸が良好に転写され、かつ材料破断の生じない意匠性の良好なエンボス加工建材の製造方法を提供する。
【解決手段】歪時効の生じないTi添加鋼種からなる基材鋼板の表面に亜鉛系、亜鉛−アルミニウム系またはアルミニウム系溶融めっき層を介して塗膜を有する塗装鋼板を、金型によりエンボス加工するに際し、
T℃における基材鋼板の0.2%耐力をYST(N/mm2)、全伸びをT.ElT(%)と表すとき、エンボス加工開始時の材料温度TW(℃)を下記(1)式および(2)式が成立する範囲とするエンボス加工建材の製造方法が提供される。
YSTW/YS25≦0.970 …(1)
T.ElTW/T.El25≧0.850 …(2) (もっと読む)


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