説明

古河電池株式会社により出願された特許

181 - 190 / 314


【課題】蓄電池の劣化の判定精度を確保しつつ、蓄電池の劣化の判定にかかる期間を短くする。
【解決手段】内部抵抗計測手段12は放電前後における蓄電池3の内部抵抗を計測し、内部抵抗低下度算出手段14は放電前後における蓄電池3の内部抵抗の低下度を算出し、劣化状態判定手段15は内部抵抗低下度算出手段14にて算出された蓄電池3の内部抵抗の低下率に基づいて蓄電池3の劣化状態を判定する。 (もっと読む)


【課題】蓄電池の電解液注入作業における作業効率を大きく向上させる蓄電池の電解液注液口への液口栓の取付法及びその装置を提供するものである。
【解決手段】液口栓保持具に装着された液口栓を電解液注液口に螺着せしめた後に、液口栓上面を押圧しながら、該液口栓保持具を回転させながら電解液注液口の斜め上方に離脱させる蓄電池の液口栓の取付方法、及び液口栓保持具と該液口栓保持具を回転させる回転装置と該液口栓保持具を移動させる2移動軸を有する移動装置と液口栓押圧装置と該回転装置、移動装置及び押圧装置の動作を制御ずる制御装置とを備え、該液口栓保持具は液口栓装着部と液口栓押圧部とからなり、該移動装置はその移動軸の一つが鉛直方向であり、もう一方の移動軸が水平方向からなり、前記液口栓保持具が液口栓から離脱する際には両軸が動作することを特徴とする液口栓取付装置。 (もっと読む)


【課題】
鉛蓄電池の製造設備を小型化し、ガスの発生に伴う電解液面位のバラツキを抑制する電解液の液面調整方法を提供する。
【解決手段】
正極板と負極板とをセパレータを介して交互に積層して成る極板群を電槽内に収納し、該電槽内に電解液を注入した状態で電槽化成を行った鉛蓄電池の電解液の液面調整方法において、電槽化成終了後、電槽内を減圧し、次いで電槽内を常圧に戻し大電流で所定時間充電を行い、その後、電槽内の電解液面を所定の液面位置になるように補液または排液することを特徴とする電解液の液面調整方法。 (もっと読む)


【課題】この発明は、電解液を用いた蓄電池を如何なる状態にしても、例えこれを上下逆転するように転倒しても電解液の漏れ出しのないようにした蓄電池の二重蓋排気構造を得ようとするものである。
【解決手段】蓋本体11と上蓋12で形成される蓄電池用二重蓋排気構造30において、蓋本体11の内側に、電槽100のセル室に対応して区画する蓋本体隔壁33を設けるとともに排気通路を形成し、該排気通路の底面に電槽の各セル室内に対応して2個のガス排気孔20,21をそれぞれ設け、そのガス排気孔の一方にはセル室に向けて長く伸びる長筒23を、他方のガス排気孔には同様のセル室に向けて短く伸びる短筒24を取り付け、その長筒23および短筒24の上端面を互いに同一面とした蓄電池用二重蓋排気構造である。 (もっと読む)


【課題】充電装置や接続負荷のノイズ成分に影響されることなく蓄電池の内部インピーダンスを正確に測定する手法と装置を提供する。
【解決手段】蓄電池の内部インピーダンスを、交流電流発生部および交流電圧計測部と交流電流計測部とにより計測する蓄電池の内部インピーダンス測定方法において、前記蓄電池から複数の異なった周波数におけるノイズ電圧を測定し、測定したノイズ電圧の内、ノイズ電圧レベルが低い周波数により前記蓄電池の内部インピーダンスを計測する蓄電池の内部インピーダンス測定装置並びに測定方法である。 (もっと読む)


【課題】
負極板にカーボンを含む極板群を高圧迫で積層して電槽化成してもカーボンの流出による短絡なく、化成効率が良好な制御弁式鉛蓄電池を提供する。
【解決手段】
鉛または鉛合金からなる格子基板にペースト状活物質を充填してなる正極板と、該格子基板にカーボンを含むペースト状活物質を充填してなる負極板とを、ガラス繊維を主とするリテーナマットを介して積層してなる極板群を40〜100kPaの群圧で電槽内に収納し、施蓋封口後、希硫酸電解液を注入して電槽化成後、補液、補充電して成る制御弁式鉛蓄電池において、施蓋封口後の希硫酸電解液の注液量を、液面高さが極板耳部を除く極板群高さの95〜105%とし、負極活物質の理論容量に対する充電量が100%に達してから、正極活物質の理論容量に対する充電量が100%に達するまでの間の充電電流を、正極板総表面積に対し4.5mA/cm以下とし、その後充電を行い、補液、補充電する。 (もっと読む)


【課題】ダミーを用いずに形状を良好に維持した低コストのパック電池を提供する。
【解決手段】複数の単電池1を径方向に配置した集合体A、Bが、単電池1の長さ方向に所用数配列され、単電池1が相互に電気接続され、全体が複数の熱収縮チューブa、bにより一体に個縛されたパック電池3であって、前記パック電池3の、単電池1数の異なる集合体Aと集合体Bが隣接して存在する箇所は、2個の熱収縮チューブa、bにより、それらの端部が前記集合体Aと集合体Bの接合部2近傍でオーバーラップして個縛されているパック電池3。1個の熱収縮チューブaの長さが短いため、熱収縮チューブaが熱収縮する際にチューブaの長さ方向に掛かる収縮力が減少して、集合体AとBの接合部2での屈曲が防止される。また2個の熱収縮チューブa、bはオーバーラップさせるので単電池が露出することがない。ダミーを用いないので低コストである。 (もっと読む)


【課題】
電槽化成時間を短縮できると共に、負極板、特に負極端板上部からのカーボン溶出を抑制した制御弁式鉛蓄電池の製造方法を提供する。
【解決手段】
鉛を主成分とする基板に活物質ペーストを充填してなる未化成の正極板と負極板とをセパレータを介して交互に積層して極板群を構成し、これを電槽内に収納し電解液を注液して電槽化成を行って作製される制御弁式鉛蓄電池の製造方法において、該負極板にカーボンを添加し、電解液は極板群に含浸される飽和液量を上回り極板の上面を完全に覆う余剰電解液が存するまで注液し、且つ、該電槽化成は負極電位が硫酸第二水銀電極に対して−1.2Vに達する時点まで充電したら一旦充電を停止して余剰電解液を廃液し、その後、電解液を補液して再び充電を行うこと。 (もっと読む)


【課題】電槽蓋の排気経路(安全弁機構)が形成された凹所に上蓋を気密に融着する。
【解決手段】本発明は、電槽蓋の排気経路が形成された凹所に上蓋を融着する方法において、電槽蓋1を平面部材2上に配置し、その所用個所を上から加圧部材3で加圧して電槽蓋1の凹所5を平坦状に保持し、この状態で凹所5に上蓋6を融着(熱融着、超音波融着など)する電槽蓋1凹所5への上蓋の融着方法である。本発明では平坦状に保持された凹所5に上蓋6を融着するので、上蓋6は凹所5に良好に(気密に)融着される。従って、得られる鉛蓄電池は気密性に優れる。 (もっと読む)


【課題】蓄電池が上下反転する逆さまの状態にまで転倒したような場合であっても電槽内の電解液の漏出を防止することができる蓄電池の液漏れ防止装置を提供する。
【解決手段】内部をガスの排気経路22とした二重蓋構造の蓋体2の底部に電槽1内のセル室9に対応する凹部15を形成し、この凹部15の上部周囲を隔壁20,21で囲って排気室25とし、この排気室25内を通気部26を通して排気経路22に連通させ、凹部15の底部にはセル室9に連通し、かつ凹部15の底部から所定の高さで突出するガス排気筒16を形成し、排気室25内を仕切壁27で第1の隔室31と第2の隔室32とに区画し、仕切壁27の下部で、ガス排気筒16の上端のレベルより下方の位置に、第1の隔室31と第2の隔室32とを連通させる連通部34を設ける。 (もっと読む)


181 - 190 / 314