説明

新日鐵住金株式会社により出願された特許

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【課題】転炉への燃焼ガス投入初期段階において、冷却水流量調節弁のハンチングにより冷却水噴霧量が過剰/過少にならないようにして、安定制御領域に到達するまで、急激な温度変化を抑制するための転炉排ガス冷却装置の温度制御方法を提供する。
【解決手段】転炉排ガスに冷却水を噴霧して冷却する転炉排ガス冷却装置の出側の排ガス温度に応じて冷却水噴霧量の設定値をフィードバック制御して決めて冷却水噴霧量設定値になるように冷却水噴霧量をPID制御し調整する転炉排ガス冷却装置の温度制御方法において、冷却水噴霧制御開始時の転炉への燃料投入量を所定量以下に抑える。冷却水噴霧制御の制御開始時の転炉への燃料投入量は冷却水噴霧量制御の過渡応答による冷却水噴霧量過不足がでない燃料投入量とし、冷却水噴霧制御の制御開始時の転炉への燃料投入量を所定量に抑え、制御装置から冷却水噴霧量設定値と冷却水噴霧量実績値とが等しくなった安定領域に達した後、燃料投入量制限を解除する。 (もっと読む)


【課題】ヒートスクラッチや表面汚れのない表面性状に優れた金属ストリップを高い生産性かつ低コストで製造することができる冷間タンデム圧延方法とその設備を提供する。
【解決手段】リサーキュレーションシステムを有する4スタンド以上の圧延機からなる冷間タンデム圧延設備における金属ストリップSの圧延であって、各圧延機の入側で金属ストリップSおよびワークロール11t、11bのそれぞれに圧延潤滑油を供給し、出側でワークロール11t、11bに圧延潤滑油を供給する冷間タンデム圧延方法において、少なくとも1スタンド以上の圧延機の出側で圧延潤滑油を前記金属ストリップ面に供給して前記金属ストリップSを冷却し、清浄にするとともに金属ストリップ面の圧延潤滑油付着量を増加する。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、大量の各種合金元素を添加することなく、湿食に起因した鋼材への侵入水素量を低減させることにより、優れた耐環境脆性特性を示す鋼材を提供する。
【解決手段】 Cu,Cr,Moの1種以上の元素を0.1質量%以上含有し、かつ、フェライト相を50%以上含む、厚さ10μm〜300μm以下の表層と、C:0.1〜0.8質量%、Mn:0.5〜5質量%を含有する内層とから構成される鋼であって、引張強さ1470MPa以上であることを特徴とする湿食起因の耐環境脆性特性に優れた高強度鋼。 (もっと読む)


【課題】連続運転が可能で、ストレーナ清掃要員の削減が可能な水封槽の操業安定化方法を提供する。
【解決手段】 乾留キルンにより廃棄物を熱分解した残さを投下し、循環ポンプにより循環させる水封槽の操業安定化方法であって、前記水封槽に複数の取水部を設け、該取水部に設けた金網により前記熱分解した残さに含まれる残さカーボンを捕集し、前記複数の取水部のうち閉塞した取水部からの取水を停止して、該閉塞した取水部に設けられた金網に流体による逆圧をかけて洗浄しながら、閉塞していない取水部からの取水を継続することにより、前記循環ポンプを停止させることなく取水部の閉塞を解除することを特徴とする水封槽の操業安定化方法。 (もっと読む)


【課題】開孔機の錐ロッドの座屈及び空打ちを防止するとともに、開孔作業の迅速化と出銑口深度の精度向上を図って、開孔作業を自動化して遠隔作業が可能となり、悪環境での作業から開放することのできる開孔機制御方法の提供。
【解決手段】錐ロッドが保持された開孔機に打撃及び回転を与えるとともに、油圧で駆動されるフィードモータにより開孔機1を進退駆動して開孔する高炉出銑口の油圧開孔機の自動制御方法であって、送り負荷を油圧の検出圧で検出するステップと、前記検出圧が打撃を検知する設定値以上であれば、打撃を継続するステップと、前記検出圧が前記設定値以下であれば、打撃を停止するステップとからなる。 (もっと読む)


【課題】 内面耐食性及び外面印刷性に優れた絞りしごき缶用鋼板、絞りしごき缶およびその製造方法の提供。
【解決手段】 鋼板の両面に熱可塑性樹脂フイルム層を有する絞りしごき缶用鋼板において、鋼板表面にNiメッキ層、その表面に金属Crと金属Cr換算量で0.2〜30mg/m2 の水和酸化Crからなるクロメ−ト皮膜層を有するNiメッキ鋼板の、缶の内面側に相当する面には厚み8〜50μmのポリエステル樹脂フイルムが、缶の外面側に相当する面には厚み8〜25μmのポリエステル樹脂フイルムが白色及び/または有色顔料を20〜70質量%含有する接着プライマー層を介して積層されており、かつ、缶の外面側となるポリエステル樹脂フイルムの密度が1.360g/cm3 以下であることを特徴とする内面耐食性及び外面印刷性に優れた絞りしごき缶用ポリエステル樹脂フイルム積層鋼板、絞りしごき缶およびその製造方法。 (もっと読む)


【課題】 複数工程経路で複数製品を処理する製造プロセスにおいて、製造制約や製造途中での増工程を考慮した上で、納期などの顧客要求を満足しつつ各製造工程の仕掛を平準化し、最短製造工期となる生産計画を高速に立案する。
【解決手段】 各データベース10〜13から立案開始時点における最新の立案情報が取り込まれると、多注文多期間生産計画モデル構築部3では、取り込まれた立案情報に基づいて、立案対象の注文を対象に、立案期間分の生産計画モデルを構築する。生産計画モデルは、注文の納期や製造フロー、各製造工程での処理所要時間、各製造工程の稼動スケジュール、及び生産計画の良し悪しを判断するための評価関数等から構成される。最適生産計画立案部4では、構築された生産計画モデルを用いて、評価関数が最小(最良)となるような注文毎の各製造工程における処理タイミングと処理量を算出する。 (もっと読む)


【課題】 金属精錬炉等に使用される浸漬管耐火物の溶損を防止して耐火物の保護を確実なものとするためのスラグの改質方法を提供すること。
【解決手段】 スラグの塩基度が1.2〜1.7の場合は、Si合金を添加する鋼の二次精錬処理前に、スラグ中にMgOを主成分とするレンガの破砕物を添加して、スラグ成分をMgOの初晶域となるように調整し、スラグ中に浸漬される耐火物のMgO溶出を防止するようにした。また、スラグの塩基度が1.2未満の場合は、スラグ中にMgOを主成分とするレンガの破砕物とAlを添加するようにした。 (もっと読む)


【課題】溶鋼の連続鋳造を良好に行うのに有利なタンディッシュによる連続鋳造方法を提供する。
【解決手段】タンディッシュによる連続鋳造方法は、内壁部12に吹込プラグ2を取り付けたタンディッシュ1を用い、タンディッシュ1の内部に取鍋の溶鋼を注入し、その後、タンディッシュ1内の溶鋼を鋳型に流し込んで連続鋳造する。タンディッシュ1内の溶鋼を鋳型に流し込んだ後に、タンディッシュ1の残鋼または残滓を取り除くために水をタンディッシュ1にかけて水冷する水冷工程を実施する。その後、吹込プラグ2の実質温度を120℃以上に保持した状態で、吹込プラグ2をタンディッシュ1の内壁部12から取り外す。 (もっと読む)


【課題】 磁束密度の高調波成分を可及的に正確に解析することができるようにする。
【解決手段】 電磁場解析装置100は、解析対象の装置における電磁場解析を行い、磁束密度の時系列データを求める。2次元磁気測定装置200は、その磁束密度の時系列データに合わせて算出した電圧指示値を励磁コイル207a〜207dに印加して、試料400における磁束密度Bx、Byと磁界Hx、Hyを測定する。このように電磁場解析装置100で電磁場解析されることにより得られた磁束密度の時系列データは、高調波成分を含むものであるので、この高調波成分をも考慮して電圧指示値を設定することができる。これにより、高調波成分を含んだ回転磁界や交番磁界が発生する場合でも電磁場解析を可及的に高精度に行うことができる。 (もっと読む)


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