説明

株式会社原織機製作所により出願された特許

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【課題】スプール上にラップを膨らみが生じることなく均質に巻回することができるコーマ準備機を提供する。
【解決手段】回転可能なドラム12,13上にスプール15を設置し、ドラム12,13の回転にともなうスプール15の回転によりそのスプール15上にラップ14を巻回するようにする。スプール15上のラップ14の外周面に接触されるように、スプール15を挟んだ2箇所のローラ21A,21B間にベルト20を掛け渡す。そのベルト20をメインモータにより、ラップ14の回転とともに走行させる。 (もっと読む)


【課題】口出し作業時にドラフト装置から送出される帯状の繊維束がギャザラーを通過し易くすることができる前紡工程のドラフト装置の制御方法及び制御装置を提供する。
【解決手段】フロントボトムローラ13、ミドルボトムローラ14及びバックボトムローラ15がそれぞれ独立してフロントローラ駆動モータ28、ミドルローラ駆動モータ30及びバックローラ駆動モータ32により駆動されるドラフト装置11を備えている。制御装置37は、口出し作業時にドラフト比を定常運転時のドラフト比より大きな状態となるようにフロントローラ駆動モータ28、ミドルローラ駆動モータ30及びバックローラ駆動モータ32を制御するドラフト比変更手段を構成するCPU38を備えている。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、ギャザラーに高速で送り込まれた帯状のフリースが、互いに干渉することなく集束孔に進入することが可能なギャザラーを提供することにある。
【解決手段】進入する帯状のフリースが衝突する衝突面4と、その衝突面4で進路を変更されたフリースを案内する案内面3と、衝突面4においてフリースを集束するための集束孔5とが形成されたブロック体よりなるギャザラー1を形成した。そして、前記フリースの集束孔5を境に左右に位置するそれぞれの部分が、集束孔5に対して互いに非対称の進入姿勢をとって集束孔5に進入するように、基準面2に対して傾斜する平面部からなる案内面3を、非対称進入姿勢生成手段として設けた。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、ドラフトローラの表面から粘着性異物や風綿等の異物を削ぎ取り、その異物を吹き飛ばすようにしたドラフトローラのクリーニング装置を提供することにある。
【解決手段】支軸8に揺動可能に支持された左右一対の揺動子4が風圧を受けて揺動するようにした。揺動子4は、その揺動子4により両端部を支持されるクリーニングブレード2が、重力を受けてトップローラ74bに当接した時の第1姿勢と、風圧を受けてトップローラ74bから離反した時の第2姿勢との間で交互に姿勢を変更する。同様に、揺動子5は、トップローラTR1に対する第1姿勢と第2姿勢との間で交互に姿勢を変更する。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、スライバー導管内に堆積した風綿がスライバーに付着することを未然に防止するスライバー導管を備えたコイラホイールを提供することにある。
【解決手段】ケンス80内に堆積させるために回転しながらスライバー70を給送するスライバー導管10を設けたコイラホイール12において、スライバー導管10に、その内外の空気の流通を許容する流通部としての孔11を形成した。 (もっと読む)


【課題】トップコームがフリースに突き刺さる際に、フリースが下方へ湾曲するように押されることを抑制し、繊維のピーシングをより円滑にする。
【解決手段】ニッパーフレーム14は、ニッパーシャフト22の往復回動によって、クッションプレート15の先端部15aがデタッチングローラ12に対して接近・離間するように前後に揺動する。ニッパーフレーム14にはトップコーム16及び所定のタイミングで開閉されるニッパーナイフ25が設けられている。トップコーム16は、励振手段により振動され、少なくともトップコーム16の先端部がフリースFに刺さる時点から刺し終わり時点まで振動される。 (もっと読む)


【課題】フィルタへの塵綿の付着量を低減して、吸引ファンによる吸引力の低下を抑制でき、付着塵綿の手作業による除去作業を行う頻度を低下できる繊維機械における集塵綿処理装置を提供する。
【解決手段】密閉ボックス11の内部に第1フィルタ12を配設して、塵綿処理室R1及び排気室R2を形成する。塵綿処理室R1に第2フィルタ13を配設し、該処理室R1を気流旋回室R3と塵綿回遊室R4とに区分する。第2フィルタ13の下端縁と密閉ボックス11の底板11dとの間に気流旋回室R3の下部と塵綿回遊室R4の下部を連通する連通路14を形成する。ダクト15から気流旋回室R3に吸引された空気を連通路14から塵綿回遊室R4に導き、該回遊室R4内で塵綿を回遊させる旋回気流を発生させる。第1フィルタ12への塵綿の付着量が低減され、ファン19による吸引力の低下を抑制し、付着塵綿の手作業による除去作業の頻度が低下する。 (もっと読む)


【目的】練条機の紡出速度の高速化に対応して、ギャザラ−内部における随伴気流の逆流、乱流を抑制して、ラップアップを生ずることなく高速で紡出されてフリ−スを集束して、良質のスライバ−にすることである。
【構成】ギャザラ−本体1の底板5に凸丘部6を設ける。この凸丘部6は、基端から先端に向かってその高さが漸次高くなっていると共に、中央部から両側に向かってその高さが漸次低くなっている。凸丘部6の中央部には、スライバ−排出口4に通じる第1のエア−誘導通路7が形成され、その両側部には、第2のエア−誘導通路8がそれぞれ形成され、その先端は、エア−排出口10に接続している。フリ−スが随伴気流と一緒に高速で流入しても、この随伴気流は、前記第1及び第2の各エア−誘導通路7,8に誘導されて外部に排出される。 (もっと読む)


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