説明

株式会社酒井鉄工所により出願された特許

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【課題】送電用鉄塔等の鋼管鉄塔を補強するにあたって、圧縮および引張りの両方の荷重に対して、高い補強強度を確保しつつ、施工性を向上させる。
【解決手段】フランジ部12に取付ける一対の端部支持部材51,52を、第1及び第2補強フランジ61,62と、それらを連結する連結片63と、第2補強フランジ62に設けられ、補強材53を連結する連結片64と、第1補強フランジ61に設けられ、フランジ部12上のボルトナットなどを避けた位置に立設される脚部65と、長軸ボルト66とを備えて構成する。したがって、フランジ部12間を締結するボルトを1本ずつ、差し替えおよび再締結を行うことができ、強度低下を最小限に止め、施工時の仮補強を不要にできる。また、圧縮荷重は脚部65から内側のフランジ部12aに、引張荷重は長軸ボルト66から外側のフランジ部12bに伝播させることができ、両方の荷重に対応できる。 (もっと読む)


【課題】送電用鉄塔等の鋼管鉄塔の補強構造に関し、高い補強強度を確保しつつ施工性を向上させる。
【解決手段】鋼管本体部11とその両端に一体形成されるフランジ部12とを有する主柱材鋼管10がその長手方向に互いに連結されることにより構成された主柱材2を含む鋼管鉄塔の補強構造である。主柱材鋼管10の周囲であってその周方向に等間隔で並ぶ3箇所以上の複数の位置で当該主柱材鋼管10に沿ってその長手方向に延びる複数の補強材22とこれら補強材22を主柱材鋼管10に固定するための複数の固定部材14とを含み、各補強材22がそれらの長手方向の複数の位置でそれぞれ固定部材14により主柱材鋼管10の鋼管本体部11にのみ固定されている。 (もっと読む)


【課題】既設鉄塔の主柱材に腐食等で補修の必要が生じた場合の補修作業を、安全且つ施工性の良い作業ができるようにする。
【解決手段】既設中空鋼管鉄塔主柱材1の部分補修工法であって、腐食等で補修の必要が生じた損傷箇所11を含む最小限の部分補修用に、反力用の支持ピース12,13を主柱材1の損傷箇所11の上下に溶接により固着し、損傷箇所11を挟み込むように、治具18の上下のバンド金具14、15をそれぞれ上部及び下部支持ピース12、13に当接させ、一部の腹材ボルトと主柱材1のボルトを緩めてジャッキアップし、損傷付近の主柱材1を部分切除し、切断面にフランジ19、26およびリブ20を現場で溶接固着し、上下端にはフランジ19、26およびリブ20を溶接により固着した新部材25を切除部分に挿入し、ボルトをフランジ19、26に挿入後ジャッキダウンする。 (もっと読む)


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