説明

株式会社片岡機械製作所により出願された特許

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【課題】シート分割巻取機において、一対の揺動支持腕により支持したタッチローラに、巻取ロールとの接触圧に影響を及ぼさないよう所要の回転駆動力を付与することができ、しかも容易にタッチローラを交換することができるタッチローラ装置を得る。
【解決手段】揺動中心軸線CLと同心に揺動支持腕9に固設した軸体18の中空の部分に第1の伝動軸20を同心に設け、揺動支持腕9に固設した補助腕17に第2の伝動軸21をタッチローラ2と同心に設け、第1の伝動軸20を回転駆動するモータ22を軸体18の内側の端部に設け、第1の伝動軸20の回転を第2の伝動軸21に伝達する伝動装置23を補助腕17の外側沿いに設ける。片方の揺動支持腕9から外側に突出している中心支持軸14の端部と、補助腕17から突出している第2の伝動軸21の端部とを連結する歯車形軸継手29を備える。 (もっと読む)


【課題】正逆両方向に回転可能な中心駆動軸に多数個の巻取カラーを用いて構成した巻軸から巻芯と共に巻取ロールを、予め面倒な作業をすることなく円滑に抜取ることができるようにする。
【解決手段】巻取カラー1は、巻芯Cが被さっていないとき、底面傾斜溝5の中央部分から何れか一方の端に向けて移動した転動体6が底面傾斜溝5の中央部分に復帰するように、リテーナ8をカラー本体4に対して付勢するリテーナ付勢機構9を備える。リテーナ付勢機構9は、カラー本体4の外周面の、リテーナ8で覆われる部分に形成した収容溝10と、この収容溝10に、リテーナ8に互いに逆向きの回転力を付与することができるように収容した、第1の圧縮コイルバネ11及び第2の圧縮コイルバネ14とからなる。 (もっと読む)


【課題】多数の巻取カラーを用いて構成した巻軸から、その巻軸により貫通支持した巻芯と共に該巻芯上に形成した巻取ロールを、予め面倒な作業をすることなく円滑に抜取ることができるようにする。
【解決手段】巻取カラー1は、カラー本体4の外周面の、リテーナ8で覆われる部分に、複数の底面傾斜溝の列に沿うように形成した収容溝10と、この収容溝10に収容した圧縮コイルバネ11と、カラー本体4に設けた、圧縮コイルバネ11一端に係合する第1係合手段と、リテーナ8に設けた、圧縮コイルバネ11の他の一端に係合する第2係合手段とからなり、カラー本体4に巻芯が被さっていないとき転動体6が底面傾斜溝5の深い部分に戻るようにリテーナ8をカラー本体4に対して底面傾斜溝5が深くなる方向へ付勢するリテーナ付勢機構9を備える。 (もっと読む)


【課題】裁ち屑を破断しないように、かつ凹凸量が小さく適正な巻固さの巻取ロールとして巻取ることができる、構造が比較的簡素で占有空間が小さい裁ち屑巻取装置を得る。
【解決手段】固定ガイド8から巻枠7上の巻取ロールRtまでの裁ち屑Tの走行経路長さを、綾振りガイド9による裁ち屑Tの往復移動に関係なく略一定になるように補償するための補償ローラ10を備える。補償ローラ10の外周部を、固定ガイド8から綾振りガイド9までの裁ち屑Tの走行経路が最短になるときの当該補償ローラ10の裁ち屑Tとの係合箇所における外径を最大とし、その外径最大箇所から当該補償ローラ10の裁ち屑Tとの係合箇所が遠ざかるにつれ、固定ガイド8から綾振りガイド9までの裁ち屑Tの走行経路長さの増加分だけ綾振りガイド9から巻取ロールRtまでの裁ち屑Tの走行経路長さが減少するように当該補償ローラ10の裁ち屑Tとの係合箇所の外径を漸減させて形成する。 (もっと読む)


【課題】巻芯の内径の大きさに多少のばらつきがあっても、その巻芯を巻取開始時にカラー本体に確実に固定することができ、しかも構造が比較的簡素で容易に狭幅化を図ることができる巻取カラーを提供する。
【解決手段】カラー本体3の外周面に設けた、底面5が中心駆動軸2の回転方向沿いに次第に低くなるように形成してある溝4の中に、その溝4に配置した転動体6の移動方向沿いに伸長した支持体15を溝4の深さ方向に弾力的に変位可能に設け、溝4の深い部分に移動した転動体6を支持体15によって、カラー本体3に被さっている巻芯Cの内周面に押付け可能に下から支える。 (もっと読む)


【課題】上刃と下刃の噛合いにより帯状シートを複数条に剪断分割するスリッター装置において、比較的簡素な構成の装置によって上刃と下刃を適正に噛合せることができるように上刃の位置を変更する。
【解決手段】上刃2に対応する刃物台4を刃物台送り機構8により移動することで、上刃2を下刃1に対する噛合い開始位置につけ、その上刃2を上刃ホルダー3により下刃1に噛合い可能な位置まで進出させた後、上刃2の下刃1への接近方向に刃物台4を刃物台送り機構8により移動し、その移動中に上刃2と下刃1間の電気的導通の有無を刻々検出し、両者の間に電気的導通が生じたとき刃物台送り機構8による刃物台4の移動を停止して、刃物台4を、下刃1の軸線に平行に伸長した棒25に拘束する一連の位置変更工程を、棒25を下刃に対し所定位置につけた後、位置を変更したい全ての上刃に対して順次実施する。 (もっと読む)


【課題】搬送する帯状シートが広幅化によって設備コストや占有空間が大幅に増大するのを抑える。しかも複雑な速度制御系を用いることなく、帯状シートに引っ掻き傷が発生しないように案内ローラ群を駆動する。
【解決手段】案内ローラ群Rを、主モータM1により伝動系Taを介して駆動する第1の区分案内ローラ群Raと、補助モータM2により伝動系Tbを介して駆動する第2の区分案内ローラ群Rbに分け、伝動系Taと伝動系Tbを結ぶ同調用伝動装置1を設け、主モータM1を主モータ制御装置2により速度制御する。補助モータM2をトルク制御する補助モータ制御装置3は、主モータM1のトルクTm1を独立変数とし補助モータM2のトルクTm2を従属変数とする1次関数で表される関係式と、主モータM1のトルクの検出値とに基づき、補助モータM2のトルクTm2を時々刻々演算して指令する。 (もっと読む)


【課題】個別タッチローラを巻取条件の変更に応じて適当な長さのものに容易に交換可能にすると共に、個別タッチローラの押付力の大きさを容易に変更可能にする。
【解決手段】個別タッチローラ5の端部に一端を装着した揺動腕9の他の一端の鉤状の掛着部10aを、支持軸9に位置決め可能に装着した筒体11の被掛着部11aに掛着する。外周面に突起16を固設した回動輪13を、筒体11の、被掛着部11aの隣に回動可能に装着し、回転力設定輪14を、筒体11の、回動輪13の隣りに回動可能に装着し、一端を回動輪13に連結し他の一端を回転力設定輪14に連結したコイルバネ15を回動輪13と回転力設定輪14との間に筒体11の外周沿いに配置し、回転力設定輪14にそれを筒体11に固定する止めねじ17を設け、揺動腕10に突起16に係合可能な係合体19を固設する。 (もっと読む)


【課題】回転力伝達機能の停止復活の切替えを簡単な操作により短時間で確実に行うことができる、構造が簡素な巻取カラーを提供する。
【解決手段】カラー本体5の外周面に形成した陥没部13に片持ち梁状の板バネ14を収容してカラー本体5の円周方向に拘束すると共に、その板バネの自由端部に穴15形成し、可動把持体7が傾斜溝6の深部の所定位置にあるとき穴15に嵌るようにリテーナ9の内周面に突起12を配設する。リテーナ9の外周面に形成した開口16に操作用部材19を挿入して板バネ15を押し、その自由端部を下方へ変位させた状態でリテーナ9をカラー本体5に対して必要な方向に所定角度回転させた後、操作用部材19を開口16から抜くことにより、突起12と穴15とを選択的に係合離脱させる。 (もっと読む)


【課題】巻取装置の巻取運転開始前に、帯状シートの始端を巻芯に係止するための接着剤を、タッチローラ上に保持された帯状シートの始端部表面の接着剤付与領域内に自動的に適正に付与する。
【解決手段】
接着剤を帯状シート表面に塗るための糊付頭11及び該糊付頭11に補給する接着剤を有する糊付器12と、糊付器12をタッチローラ5に平行に移動させる移送機構13と、糊付頭11をタッチローラ5上に保持された帯状シートS1、S2の表面に接触する進出位置と前記帯状シートの表面から後退した後退位置とに進出後退させる進退機構14と、移送機構13により移動中の糊付頭11が接着剤付与領域に対向する位置にあるとき、糊付頭11が進出と後退とを交互に所定の周期で繰り返すように進退機構14を作動させる制御装置15とを備えることを特徴とする。 (もっと読む)


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