説明

吉野石膏株式会社により出願された特許

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【課題】一定深さの溝を精度良く且つ安定して石膏ボード原紙に形成するとともに、回転刃及び受け台の磨耗を防止することができる砥石方式の石膏ボード製造用スコーリング装置を提供する。
【解決手段】石膏ボード製造装置(10)のスコーリング装置(11) は、回転刃(24)及び受け台(30)を備える。石膏ボード原紙(3)は、受け台(30)上を張力下に走行し、受け台は、石膏ボード原紙の下面に当接する。受け台は、回転刃の直下に開口部(32)を有する。開口部は、石膏ボード原紙の下面を下方に解放する。石膏ボード原紙は、開口部の範囲内(角度βの包接範囲内)において下方に若干湾曲しながら刃部(24a)によって研削される。 (もっと読む)


【課題】水硬性石膏スラリーに添加し、硬化させた後もその形状を石膏硬化体内で維持するII型無水石膏中空球状粒子と、これを利用して得られる多孔質軽量石膏硬化体を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明によるII型無水石膏中空球状粒子は、所定濃度の石膏水溶液と媒晶剤とを配合させた水溶液を調整する工程と、前記水溶液を所定の乾燥温度、コンプレッサー圧及びブロアー圧の下で石膏回収温度150〜250℃で噴霧乾燥を行い、β型半水I石膏中空球状粒子を得る工程と、前記β型半水I石膏中空球状粒子を350〜550℃で焼成する工程、により製造される。また、このII型無水石膏中空球状粒子を焼石膏に対して5〜20wt%添加した水硬性石膏組成物に水を加えて硬化させることにより、軽量で且つ高強度の多孔質軽量石膏硬化体を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】不陸調整材の養生期間を短くして作業効率の良い不陸調整用組成物、不陸調整材ならびに不陸調整材を使用した床構造の構築方法を提供することである。
【解決手段】床構造の構築方法は、焼石膏100重量部に対して、砂200〜700重量部と、セメント30〜300重量部と、硬化調整剤とからなる不陸調整用組成物100重量部に対して、水10〜20重量部を加えて混合してなる不陸調整材4を、団子状にしてスラブ2の上面に適宜間隔をもって設置した後、この団子状の不陸調整材4の上に熱可塑性発泡樹脂からなる床下地材5を密接状に敷き詰めて下床6を形成し、該下床6上に仕上材7を張り込むことである。 (もっと読む)


【課題】消毒剤に接触しても表面が変退色しない着色石膏硬化体を与える石膏組成物を得る。
【解決手段】半水石膏にバナジウム酸ビスマスを,半水石膏100重量部あたり0.0001〜2重量部で配合して石膏組成物とする。 (もっと読む)


【課題】石膏ボードのカバー原紙との接着に優れ、石膏ボードの縁部のドライアウトがなく、石膏ボードへの釘打ちの作業性に不都合がない、発泡石膏コアを有する軽量な石膏ボードを提供する。
【解決手段】石膏ボードは、表面、裏面、及び四つの側面を有する石膏コア、並びに石膏コアの表面、裏面、及び少なくとも二つの対向する側面を被覆する少なくとも一つのカバー原紙を含む。石膏コアは、カバー原紙で被覆された側面の一つをそれぞれ含む一つ以上のハードエッジ部、表面又は裏面を含み、カバー原紙で被覆された側面を含まない、ハードエッジ部の密度と実質的に等しい密度を有する一つ以上の高密度部、及びハードエッジ部及び高密度部の密度よりも低い密度を有し、ハードエッジ部及び高密度部に接する低密度部を含む。ハードエッジ部は、釘が打たれる位置を含まない。 (もっと読む)


【課題】鋼製スタッド、ランナー及びボード材料等の軸組部材により構築される乾式工法の間仕切壁において、部品点数及び工数を増加させず、簡易な施工により確実且つ恒久的に擦過音の発生を防止する。
【解決手段】乾式工法の間仕切壁構造は、上位ランナの側面と、建築用面材の上端部裏面とを離間させる離間手段を備える。上位ランナの側縁部分と建築用面材の上端部との間の摩擦接触を阻止する間隙が、離間手段によって、上位ランナの側面と建築用面材の上端部裏面との間に形成される。離間手段は、スタッドの側面に設けられ且つ建築用面材を全体的に室内側に変位した位置に位置決めし且つ固定するボード位置決め手段からなる。 (もっと読む)


【課題】有孔板の継目部の剪断変形及び面外変形を効果的に防止することができる有孔板継目部の補強構造を提供する。
【解決手段】 有孔板10の継目部は、下地部材1に支持される。敷目板20が、下地部材に一体的に取付けられる。有孔板の縁部は、固定具23及び接着剤22によって下地部材1又は敷目板20に固定される。有孔板の室内側表面の塗膜6は、敷目板の板厚の設定によって設定される。有孔板の裏側には、背後空気層50が形成される。 (もっと読む)


【課題】連続生産ラインで半製品若しくは製品の品質データをチェックし、その品質データを製造ラインを移動中の実際の半製品と対応させて常に監視し、最終製品の品質情報のロット管理を可能とした品質管理システムを提供する。
【解決手段】 実際のプロセスに対応させて、コンピューター内に前記複数の単位操作工程の数と少なくとも同数以上のブロックに区分されたデータ格納領域からなる仮想のプロセスを形成し、前記単位操作工程での半製品又は製品の製造及び保管状況に応じて、品質情報を逐次計測し、計測情報を仮想のプロセス上のデータ格納領域の対応するブロックに保存すると共に、前記半製品又は製品の、前記単位操作工程の通過に合わせてその品質情報を前記データ格納領域の対応する所定のブロックに移動させることにより、半製品又は製品の品質情報の管理を前記演算手段上で自動的に行えるようにする。 (もっと読む)


本発明は、泡を均一に混合した大流量のスラリーを安定供給することができ、スラリーに供給すべき泡量を低減することができる混合撹拌機及び混合撹拌方法を提供する。混合撹拌機(10)は、筐体(20)、回転盤(32)、スラリー排出口(45)、スラリー給送管(46)及び中空連結部(47)を備える。泡供給口(41)が、円環壁又は中空連結部の所定位置に配置され、スラリー排出口に流入する直前のスラリー又は中空連結部のスラリーに泡を供給する。スラリー及び泡は、スラリー排出口又はその下流側で混合する。泡は、混合撹拌機の撹拌衝撃を実質的に受けず、消失する泡の量は、低減する。泡は、スラリー流量を増大したときであってもスラリーに均一に混合するので、石膏ボードの製造速度を高速にすることができる。
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【課題】石膏ボード廃材から高純度石膏と石膏ボード用原紙を連続的に効率よく分離回収する。
【解決手段】吸引ファン10に接続されたサイクロン7を下部に送風口を設けたチェーン式回転打撃破砕機3の筐体上部に連結し、チェーン式回転打撃破砕機3を用いて石膏ボード廃材を破砕分離する。このとき金属異物は比重差により筐体低部に分別される。破砕された石膏と原紙はサイクロン7内で底部に回収され、その後篩機12によりそれぞれ分離、分別される。さらに、熱風源4の熱風を使用して、破砕と同時に二水石膏を焼石膏に転換して回収する。 (もっと読む)


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