説明

兼房株式会社により出願された特許

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【課題】刃物の厚みを薄くして、刃物材料を少なくでき、刃物全体の曲げ剛性を高めることが可能な切削用刃物を提供する。
【解決手段】刃物21は、母材として鋼材、超硬合金又は刃先部分のみを超硬合金とする鋼材が使用された厚さ0.5mm前後の略長方形の長尺状の弾性変形可能な薄板であり、高価な材料の使用を少なくできるため、刃物21の価格が安価にされる。刃物21の逃げ面21bの逃げ角が0°になっている。刃物21は、すくい面21dの切れ刃を含む所定範囲には、クロム窒化物である硬質膜22がコーティングされている。刃物21が工具本体11の取付溝13に回転反対方向に曲げられて装着されており、刃物21の両端面11a,11b側のねじれ角が正及び負になっていることにより、周方向に刃物21の奥行きが確保され、刃物21の曲げ剛性が曲げられていない刃物21自体の曲げ剛性よりも高められる。 (もっと読む)


【課題】刃体が薄くても刃体全体の曲げ剛性を高めることが可能な回転切削工具を提供する。
【解決手段】木工用鉋胴10は、本体11の外周側の周方向4箇所にて取付溝13を設けている。取付溝13は、本体11の回転方向Rに対して反対方向に凸にわずかに湾曲しておりかつ本体11の両側が対称形状になっている。各取付溝13には、刃体21と押え金具24とが装着されている。刃体21は、鋼材あるいは超硬合金製で厚さ0.5mm前後の略長方形の長尺状の弾性変形可能な薄板であり、取付溝13の形状に合わせて回転方向Rと反対方向に向けて円弧状に湾曲した状態で固定される。切れ刃21cの本体11外周面における軸心に対する傾斜角度であるねじれ角が、本体11の一端面11a側においては曲線状に変化する負のねじれ角になっており、他端面11b側においては曲線状に変化する正のねじれ角になっている。 (もっと読む)


【課題】一時加工をする第一カッタと一次加工部に二次加工をする第二カッタを一つに組み合わせたカッタを提供する。
【解決手段】回転軸100に対して軸方向に重ね組み合わせて装着される第一カッタ20と第二カッタ50を有し、前記第二カッタ50は、前記回転軸100に装着される第二ベース52と、前記第二ベース52から前記第一カッタ20を厚み方向に超えて突出する第二ブレード78を有し、前記第一カッタ20は、前記第二カッタ50に重ねられ、かつ、前記第二ブレード78と干渉しない空間を有する第一ベース22と、前記第一ベース22から径方向外方に突出する第一ブレード40を有する。 (もっと読む)


【課題】ワークの加工孔の真円度および面粗度を向上させ得るリーマを提供する。
【解決手段】リーマ50の切削部14は、本体12の回転軸R方向に並ぶ第1〜第4切れ刃26,28,42,46から構成される。第1〜第4切れ刃26,28,42,46の一端は、半径方向に突出すると共に食付き角θ1〜θ4が設けられる。また、第2〜第4切れ刃28,42,46の最大突出量L2,L3,L4は、先端側12aに隣接する第1〜第3切れ刃26,28,42の最大突出量L1,L2,L3より大きくなっている。更に、第2〜第4切れ刃28,42,46の食付き角θ234は、先端側12aに隣接する第1〜第3切れ刃26,28,42の食付き角θ123より小さくなっている。 (もっと読む)


【課題】切断能力の低下を抑制し得ると共に、電極の切断面に金属ろう材が付着することのない電極切断用刃物を提供する。
【解決手段】上刃部材40および下刃部材42は、夫々、ステンレス鋼からなる台金部26と、非金属物質であるセラミックスからなる刃部28とから構成される。刃部28は、樹脂系接着剤によって台金部26の設置凹部30に接合される。この樹脂系接着剤は、アクリル系またはエポキシ系接着剤から構成される。上刃部材40および下刃部材42によりシート状電極を切断した際に、シート状電極の集電体の金属が刃部28に凝着し難くなって、切断能力の低下が抑制される。この結果、シート状電極の切断面に切断バリ等が付着し難くなる。また、刃部28および台金部26の接合に金属ろう材を用いていないので、該金属ろう材がシート状電極の切断面に付着することはない。 (もっと読む)


【課題】ボス厚型台金の丸鋸を使用する場合に、潤滑剤の配合濃度を高める必要がなく、コストや環境に負の影響を与えることなく、良好なミスト供給を行って、丸鋸の潤滑および/または冷却をなし得る流体供給機構を提供するにある。
【解決手段】流体供給機構は、回転軸22に装着される所要長のスリーブ24と、このスリーブ24に装着される所要数のリング状間座26と、該スリーブ24に装着されて間座26により両側を挟み固定される回転工具10とからなり、スリーブ24の内周に形成した溝状通路30から該スリーブ24に半径方向に形成した通孔32を介して流体が圧送され、この流体は間座26の内周面に設けた通路34および該間座26の両側面または片側面に半径方向へ延ばすよう形成した溝部38へ圧送されて回転工具10に該流体を供給して、ワーク加工時における回転工具10の冷却および/または潤滑を行う。 (もっと読む)


【課題】加工精度の高い切り抜き加工を行ない得ると共に、耐久寿命を向上した回転刃物を提供する。
【解決手段】棒状本体14の両端部に、刃物装置の回転主軸に着脱自在に把持される第1シャンク部20および第2シャンク部26を設ける。棒状本体14における第1,第2シャンク部20,26に挟まれる中間部分に、切れ刃28を形成する。この切れ刃28は、棒状本体14の周囲に螺旋状に形成された3条の切れ刃部28a,28b,28cで構成される。また、切れ刃28は、棒状本体14の軸断面において、その軸中心Cと各切れ刃部28a,28b,28cの刃先とを結ぶ中心角が不等間隔になっている捩れ刃を構成する。 (もっと読む)


【課題】摩耗した切刃の再研磨処理後の裏座の取り付け作業を精度良くしかも簡単に行うことが可能な回転切削刃物を提供する。
【解決手段】回転切削刃物10は、円盤状の本体11の外周側の周方向4箇所にて取付溝13を設けている。取付溝13の後壁面14には、刃体21が固定され、取付溝13内には、裏座26と裏刃31を重ね合せた裏座部25が嵌め合わされる。裏座部25は、切刃22の外周逃げ面22aの逃げ角度分の傾斜方向に平行な取付溝13底面に沿って移動して、裏刃31が刃体21のすくい面21bに押し付けられて取付溝13内に固定され、刃体21の切刃22先端と、裏刃31の先端との間が0.3mm程度隔てられている。刃体21の再研磨後に、裏座部25を取付溝13に嵌め合わせて刃体21に押し付けたとき、裏刃31の外側端位置が切刃22先端位置から相対的に変化しないようにされる。 (もっと読む)


【課題】木材加工或いは木材加工に類似する加工における被切断物を鋸挽きする丸鋸刃を提供する。
【解決手段】丸鋸刃の本体に内半径R1〜外半径R2の範囲に腰入れ処理がされていて、丸鋸機に付設のシャフト5に丸鋸刃の両面に一対のフランジ10で挟着固定し、前記外半径R2の長さはフランジRの半径より短い。 (もっと読む)


【課題】歯部の剛性が極端に低下するのを抑制して、切削面の品質向上を図り得る丸鋸刃を提供する。
【解決手段】スリット34の開放端34aと回転中心Oとを結ぶ切込位置線lが、後歯14Bの歯先36と回転中心Oとを結ぶ基準仮想線Lに対してなす切込位置角度αを、両歯先36,36がなす歯先中心角θの0.25倍〜0.5倍の範囲となるよう設定する。また、切込位置角度αは、歯室20の歯底部22と回転中心Oとを結ぶ歯底位置線nが、後歯14Bの歯先36と回転中心Oとを結ぶ基準仮想線Lに対してなす歯底位置角度γより大きくなるよう設定される。更に、スリット34の終端34bと回転中心Oとを結ぶ終端位置線mが、後歯14Bの歯先36と回転中心Oとを結ぶ基準仮想線Lに対してなす終端位置角度βを、歯先中心角θの0.25倍〜0.5倍の範囲となるよう設定する。 (もっと読む)


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