説明

公益財団法人電磁材料研究所により出願された特許

21 - 28 / 28


【課題】 GMR膜を用いた薄膜磁気センサにおいて、アニール処理に伴うGMR膜の電気抵抗Rの変化率のGMR単独膜との差、及び、センサ間の差をなくし、薄膜磁気センサのS/N比の低下を抑制すること。
【解決手段】 下地膜12と、下地膜12上に形成された薄膜ヨーク14、16と、ギャップg内又はその近傍に形成されたGMR膜18と、薄膜ヨーク14、16及びGMR膜18の表面を保護する保護膜20と、下地膜12とGMR膜18の界面及び/又は保護膜20とGMR膜18の界面に形成されたバリア層22、24とを備え、GMR膜18は、金属−絶縁体系ナノグラニュラー材料からなり、バリア層22、24は、フッ化物を含む材料からなる薄膜磁気センサ10 (もっと読む)


【課題】 GMR膜を用いた薄膜磁気センサにおいて、素子を大型化することなく、適度な電気抵抗値と高い磁界感度とを同時に達成すること。
【解決手段】 巨大磁気抵抗効果を有するGMR膜12の両端に軟磁性材料からなる薄膜ヨーク14、14が電気的に接続された複数個の単位素子16…を備え、複数個の単位素子16…は、薄膜ヨーク14、14の後端部において電気的に並列に接続されている薄膜磁気センサ10。また、巨大磁気抵抗効果を有するGMR膜22と、GMR膜22の両端に電気的に接続された、軟磁性材料からなる薄膜ヨーク24、24と、薄膜ヨーク24、24の感磁方向の反磁界が小さくなるように、少なくとも薄膜ヨーク24、24を複数個の領域に磁気的に分割するスリット24a…を備えている薄膜磁気センサ20。 (もっと読む)


【課題】 準マイクロ波帯域で動作する電子デバイスや電子回路中に発生する、近傍界電磁波ノイズを高効率で抑制する、近傍界電磁波ノイズ抑制薄膜材料を提供すること.
【解決手段】
準マイクロ波帯域で動作する、電子デバイスや電子回路中に発生するノイズを、その反射係数(S11)を実用レベルである−10dB以下に、同時に電磁波ノイズ抑制効果(ΔPloss/Pin)を0.5以上にするために、薄膜材料の表面抵抗Rs(ρ/t)を、空間の特性インピーダンスZ(377Ω)と整合する、10Ω/□以上、1000Ω/□以下に制御することを特徴とする近傍界電磁波ノイズ抑制薄膜材料。また、以上の条件を満足し、且つ所望の周波数帯域に磁気共鳴周波数を有し、大きな抵抗損失と共に磁気損失を示す軟磁性薄膜材料からなる近傍界電磁波ノイズ抑制薄膜材料. (もっと読む)


【課題】本発明は、紫外可視波長領域で発光し、波長可変で室温付近で動作する発光素子、特に格子整合型ダブルヘテロ接合構造、量子井戸構造および量子ドット構造の発光素子を製作可能な固溶半導体発光素子用材料および発光素子を提供する。
【解決手段】一般式 Ca1−x−yCdX(但し、モル比で、0<x+y<1.0,0<x<1.0,0≦y≦0.1,X:S,SeおよびTeの少なくとも一種又は二種以上の元素、Y:I族、III族、V族およびVII族元素)で表される固溶半導体発光素子用材料およびそれらを用いた発光素子を、薄膜製造装置、例えば、ホットウォールエピタキシー装置を用いて成長を行う。なお、この際、基板として適当な基板、例えば、InPを用いる。成長終了後、固溶半導体発光材料の取り出しは、各部の温度が室温まで降下した後、真空槽内を適当なガス、例えば、窒素によりパージすることにより適当な形状の薄膜を製造する。 (もっと読む)


【課題】高い磁界感度を有し、かつその直線性が良好な薄膜磁気抵抗素子を提供すること、かかる薄膜磁気抵抗素子を安価且つ容易に製造する方法を提供すること、前記薄膜磁気抵抗素子を用いた実用的な磁気センサを提供すること。
【解決手段】薄膜磁気抵抗素子1Aを、絶縁基板2と、絶縁基板2上に形成され、一端が所要のギャップgを介して対向に配置された帯状の第1軟磁性膜3及び第2軟磁性膜4と、第1軟磁性膜3の上面のギャップg寄りの部分及び第2軟磁性膜4の上面のギャップg寄りの部分にそれぞれ形成された非磁性絶縁膜5と、ギャップg内の絶縁基板2上、ギャップgを臨む第1及び第2の軟磁性膜3,4の端面、並びにこれに続く非磁性絶縁膜5の端面と上面の一部に形成された巨大磁気抵抗薄膜6とから構成する。 (もっと読む)


【課題】高周波帯域で優れた軟磁気特性を示す磁性膜を提供する。
【解決手段】一般式Co100−X−Y−Z−WMXRYLZQW(原子%)で表される組成において、MはNi,Ptから選択される1種または2種の元素であり、RはFe,Ruから選択される1種または2種の元素であり、LはBe,B,Mg,Al,Si,Ca,Y,Dy,Gd,Hf,Ti,Zrから選択される1種または2種以上の元素であり、QはN,Oから選択される1種または2種の元素であり、その原子比率が10<X<50,0Y<20,10<Z<20,10<W<30,30<X+Y+Z+W<70であり、2種類以上の微細構造からなり、かつ異方性磁界が100Oe以上で、電気比抵抗が400μΩcm以上である高周波軟磁性膜。 (もっと読む)


【目的】 本発明は、Feに所要の元素を添加した合金を、500℃以上融点以下の高温度で1分間以上100時間以下加熱して均質溶体化処理をした後、焼入するかあるいは毎秒1℃以下の速度で徐冷することにより、振動に対する減衰能が2×10−3以上を有する吸振合金を提供するもので、さらにこの合金を用いた各種デバイスおよび素子を提供しようとするものである。
【構成】 重量比にてコバルト50%以下、クロム45%以下、モリブデン12%以下、タングステン、チタン、珪素のそれぞれ10%以下、銅5%以下の1種または2種以上の合計0.001〜60%および残部鉄と不可避的不純物からなり、振動に対する減衰能が2×10−3以上を有することを特徴とする吸振合金。 (もっと読む)


【目的】 本発明は、Fe−Cr−Al系合金を、脱ガス、溶解、除滓、鋳造、1000〜1200℃で鍛造後10〜150 ℃/分で冷却、さらに冷間加工等の製造工程を経て、ストレインゲージ素子材を製造することにある。
【構成】 重量比にて、主成分としてFe65〜85%、Cr13〜23%、Al2〜15%、副成分としてNi5%以下、Cu5%以下、Co5%以下、Mo2%以下、W4%以下、Nb2%以下、Ta4%以下、V2%以下、Zr2%以下、Mn5.0 %以下、Ti2.0 %以下、Si0.5 %以下、Mg0.5 %以下、Ca0.5 %以下および希土類元素0.1 %以下の1種あるいは2種以上の合計5.0 %以下とからなり、ゲージ率が2〜4および抵抗温度係数が+500 〜−250 ×10-6/℃を有するストレインゲージ用Fe−Cr−Al系合金。 (もっと読む)


21 - 28 / 28