説明

綜研化学株式会社により出願された特許

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【課題】光重合開始剤や多官能モノマーに依存することなく、熱および/または光による硬化が可能な架橋性高分子化合物、およびこれを含有した高感度な感光性樹脂組成物を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明は、不飽和カルボン酸から誘導される構成単位(A)と、スチレン、メチルスチレン、α−メチルスチレンおよびインデンから選択される少なくとも1種の化合物から誘導される構成単位(B)とを含有する共重合体(I)に、下記式(1)で表される化合物(II)を付加させて得られる高分子化合物である。
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【課題】 近赤外線吸収剤を安定に含有しながら、基材である透明フィルムとの密着性が良く、しかもそれ自身硬化しにくい近赤外線フィルム用バインダー樹脂およびこれを使用した近赤外線吸収フィルムを提供することである。
【解決手段】 ポリマー(A)および(B)
(A)Tgが−65〜20℃、重量平均分子量が10万以下の(メタ)アクリル系ポリ マー 20〜80質量%
(B)Tgが50〜180℃の(メタ)アクリル系ポリマー 80〜20質量%
を含む樹脂組成物に、
(C)800〜1200nmに吸収極大波長を有する近赤外線吸収染料
を含有せしめてなる近赤外線吸収フィルム用バインダー樹脂であって、
前記ポリマー(A)が、ポリマー鎖の2以上の末端に架橋性官能基を有するポリマー(a)を含有するものであることを特徴とする近赤外線吸収フィルム用バインダー樹脂。 (もっと読む)


【課題】 無溶剤化した直接法により、光学フィルム上に、粘着剤層を形成した粘着型フィルムの製法方法であって、光学フィルムに対するダメージが少ない、粘着型光学フィルムの製造方法を提供すること。
【解決手段】 光学フィルムの片面に、粘着型の光重合性樹脂組成物の層を有し、当該光重合性樹脂組成物の層上に透明性離型シートの離型処理面を積層した積層シートに対して、透明性離型シート面より光照射することにより、前記光重合性樹脂組成物を光重合させて、光学フィルム上に粘着剤層を形成する粘着型光学フィルムの製造方法において、光重合時において、光重合性樹脂組成物の層は、最高到達温度が80℃以下となるよう光重合させる。 (もっと読む)


【解決手段】本発明の環境対応型粘着剤は、反応溶媒中にアクリル系モノマーの少なくとも一部を溶解させて、重合開始剤の存在下に、該アクリル系モノマーを重合させてなる環境対応型粘着剤であって、該重合開始剤として、重合開始剤の分子量が共に200〜250の範囲内にあり、該重合開始剤のラジカル側鎖のアルキル基の炭素数が共に4〜9の範囲内にあり、かつ該重合開始剤の10時間半減期温度が共に45〜55℃の範囲内にある異なる構造を有する少なくとも二種類の重合開始剤を多段に分けて添加するとともに、該重合反応温度を使用する重合開始剤の10時間半減期温度よりも15℃以上高い温度で反応させることを特徴としている。
【効果】本発明によれば、揮発性有機化合物の発生の少なく、環境対応性に優れた粘着剤が提供される。 (もっと読む)


【解決手段】本発明の環境対応型粘着剤の製造方法は、酢酸エチルを含有する有機溶媒中にアクリル系モノマーの少なくとも一部を溶解させて、重合開始剤の存在下に、該アクリル系モノマーを重合させて環境対応型粘着剤を製造する方法であって、該重合反応の反応溶媒として、酢酸エチル中に含有されるアルデヒド化合物の量が10ppm以下およびアル
コール成分の量が100ppm以下である酢酸エチルを用いると共に、重合開始剤として、
重合開始剤の分子量が200〜250の範囲内にあり、該重合開始剤のラジカル側鎖の炭素数が4〜9の範囲内にあり、かつ該重合開始剤の10時間半減期温度が45〜55℃の範囲内にある重合開始剤を使用することを特徴としている。
【効果】本発明によれば、揮発性有機化合物の発生の少なく、環境対応性に優れた粘着剤を製造することができる。 (もっと読む)


【解決手段】本発明の異種部材接合用シートは、アクリル系粘着剤(A)とアクリル系粘
着剤(B)とを80〜95:20〜5の重量比で含有すると共に、硬化剤αを含有する第
一粘着剤層と、アクリル系粘着剤(A)とアクリル系粘着剤(B)とを0〜20:100〜80の重量比で含有すると共に、硬化剤βを含有する第二粘着剤層とを有する二層積層体であり、モル基準で測定した該アクリル系粘着剤(A)を形成するモノマーの平均分子量
〔Mw(A)〕と、モル基準で測定した該アクリル系粘着剤(B)を形成するモノマーの平
均分子量〔Mw(B)〕とが、次式(1)で表される関係を有し、


該第一粘着剤層に含有される硬化剤αは、常温では該第一粘着剤層の副成分であるアクリル系粘着剤(B)と反応して有効な架橋構造を実質的に形成することがなく、かつ該第
一粘着剤層と第二粘着剤層とが積層された際に、該第一粘着剤層に含有される硬化剤αの少なくとも一部が該第二粘着剤層のアクリル系粘着剤(A)と反応して有効な架橋構造を
形成し、上記第一粘着剤層と第二粘着剤層との合計のヘイズ値が2%以下であることを特徴としている。
【効果】本発明によれば、被着体を適正な強度で接合でき、しかもこの異種部材接合用シートは光学的特性に優れる。 (もっと読む)


【課題】ポリオレフィンフィルム表面から脱落しにくく、優れたアンチブロッキング性を付与することができる、略扁平な球状の粒子群を提供する。
【解決手段】アクリル系樹脂および/またはスチレン系樹脂からなるシード粒子が分散している水性媒体中に、架橋構造形成反応により重合性モノマーのシード粒子に対する溶解性を変化させる架橋性単量体を含む(メタ)アクリル酸アルキルエステル、(メタ)アクリル酸、アクリルアミド、アクリルアミド誘導体、シアノアクリレートおよびアクリルクロライドよりなる群から選ばれる少なくとも一種類の重合性モノマーを分散させてシード重合を行うと共に、架橋構造形成反応を行って、最小直径が最大直径の95%以下である非真球粒子を50%以上の個数で含有し、非真球粒子が、略扁平な球状であるポリオレフィン用アクリル系アンチブロッキング粒子群の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】微細球状粒子を含有する塗工グリーンシート相を、乾燥脱水・熱融着下に3次元粒子結晶体相を形成させる有機ポリマー球状粒子の水性粒子分散体及びそれを塗工部材に用いて、構造色視感性を含む各種の機能を発揮させる3次元粒子結晶体連続相を提供することである。
【解決手段】水性粒子分散体中に、質量基準で表して25%以上で、45%を超えない分散濃度で含有する有機ポリマー球状粒子を形成するTgが50℃以上の疎水性ポリマー100質量部当たり、この微細球状粒子の有機ポリマー球状粒子の表相近傍部に、Tgが40℃以下の親水性ポリマーが、5〜18質量部の範囲で含侵偏在し、下地基材に塗工させた水性グリーンシート相を乾燥脱水・熱融着下に微細球状粒子相互間をXYZの3軸方向に融着させて、可視光照射下に構造色を視感させる有機ポリマー球状粒子の3次元粒子結晶体相形成用の水性粒子分散体である。 (もっと読む)


【解決手段】本発明のビニル系重合体の製造方法は、水性媒体中において、カルボキシル基、スルホネート基、リン酸基、アミド基または水酸基のいずれかの極性基を有する反応開始剤の存在下に、モノマー成分100重量部に対して0.5重量部以下の量の乳化剤を用いて、カルボキシル基、スルホネート基、リン酸基、アミド基または水酸基のいずれかの極性基を有する極性基含有モノマーを反応させて、シード粒子の表面近傍にモノマーに由来する極性基および反応開始剤に由来する極性基が偏在して存在する平均粒子径が0.05〜15μmの範囲内にあるシード粒子を調製した後、該シード粒子が分散している水
性媒体にビニルモノマーを添加して、該ビニルモノマーをシード粒子に吸収させて、該ビニル系モノマーを重合させ、該シード粒子が膨張するように重合させて得られる重合体粒子の表面に前記膨張したシード粒子の表面に偏在していた前記モノマーに由来する極性基および反応開始剤に由来する極性基を少なくとも三種類存在させたビニル系重合体を水性媒体中で製造する方法であり、該ビニル重合体の次式で表わされる重合安定性(%)が0.08〜0.31の範囲内あり、かつ平均粒子径が0.1〜35μmの範囲内にある。


【効果】本発明の方法により得られたビニル系重合体は、含有される乳化剤が著しく少ないので、優れた耐水性、耐候性、透明性を示す。 (もっと読む)


【課題】
熱硬化により形成される硬化塗膜が、優れた帯電防止性かつ十分な硬度を同時に満たし、さらに高度な透明性及び防汚性を有する帯電防止性樹脂組成物を提供すること。
【解決手段】
次の成分(A)および(B)
(A)4級アンモニウム基およびヒドロキシル基を有する(メタ)アクリル系ポリマー
(B)1官能以上のイソシアネート化合物
を含有することを特徴とする熱硬化性樹脂組成物。 (もっと読む)


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