説明

株式会社アサノ大成基礎エンジニアリングにより出願された特許

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【課題】簡便なシステムにより低コストで、しかも正確に地滑り等の傾斜面や、地盤沈下による地表変動などの各種変位状況を検出あるいは予知する。
【解決手段】検測域外に設置され、検測域内に向けてレーザー光を発射するレーザー光発射手段と、同じく検測域外に設置され、上記レーザー光を受光するレーザー光受光手段と、検測領域内に設置され、レーザー光受光手段に向けてレーザー光をコントロールするためのレーザー光コントロール手段とからなり、さらに前記レーザー光受光手段は光センサを有し、これを増幅手段および解析手段を介して変位状況を解析するようにしたために、レーザービームの減衰が少なく、比較的広範囲での変位状況検出が可能となり、鳥や動物あるいは落ち葉、さらには地震などによる悪影響が殆どなく、きわめて簡単なシステムにより高精度の変位検出もしくは予知が可能となり、しかも大幅なコストの低減化ができる。 (もっと読む)


【課題】 ボーリング孔内に設定した複数の地下水採水区間を対象として、溶存ガスの脱ガスを抑制しながら地下水を採水し物理化学的状態の測定を連続的に行う。
【解決手段】 筒状ケーシング20に複数の遮水用パッカー22を間隔をおいて配設すると共に遮水用パッカーで仕切られる各採水区間と連通する採水配管26を組み込んだ孔内多区間採水部12をボーリング孔10内に挿入する。各採水配管に坑道配管切替部14を接続し、坑道配管切替部によって任意の一つの採水区間の地下水を物理化学的状態測定部16に導く。物理化学的状態測定部に組み込んだ定圧制御弁によって地下水中の溶存ガスの脱ガスを抑制しながらpHや酸化還元電位などを連続測定する。 (もっと読む)


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