説明

株式会社アサノ大成基礎エンジニアリングにより出願された特許

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【課題】防水性能を高めつつ、地盤又は岩盤の変位を正確に計測することができる変位計測装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る地盤又は岩盤用の変位計測装置1は、磁歪線である第1棒状部8上に生じる磁歪を利用して、地盤又は岩盤の計測孔に固定された計測ターゲット4の位置を計測するものである。磁歪を検出する情報取得手段であるプリアンプ21には可動部が存在しないため、プリアンプ21の防水性能を高めることができる。また、計測ターゲット4は、流体圧力により膨張する固定袋6を有するため、固定袋6が計測孔を圧迫する力を流体圧力で自在に強め、計測ターゲット4を計測孔の内壁にしっかりと固定することができる。さらに、固定袋6は非磁性材料により構成されているため、永久磁石の磁場を乱すことがない。これにより、地盤又は岩盤の変位を正確に計測することができる。 (もっと読む)


【課題】地中埋設基礎構造物の底面深度を簡易かつ高精度に測定する。
【解決手段】一定の間隔を介して3つ以上の電極を配した電極ゾンデを、地中埋設基礎構造物脇の検査孔内に装入、選択した等間隔にある3つの電極のうち、1つを電流電極C1、他の2つを電位電極P1、P2とし、地表に配置した無限遠電極C2と上記電極ゾンデの電流電極C1との間に定電流を印加し大地内に発生した電位を一対の電位電極P1・P2により電位差として測定し、測定された電流値と電位値とから電極配列と電極間隔に対応した係数を乗じて測定に使用した上記電極ゾンデ中の3つの電極C1・P1・P2の正・逆方向2種類の見掛け比抵抗曲線のうち、高比抵抗側から低比抵抗に変化する曲線をみつけ、曲線の高比抵抗側に最も近い位置で最大傾斜を示す位置をもって基礎構造物の底面深度として特定することにより経験を問わず地中埋設基礎構造物の底面深度を、より高精度に探索できる。 (もっと読む)


【課題】土壌溶出量・含有量の分析について、公定分析法により作成した試験溶液を、蛍光X線分析法により簡単に、しかも高精度の分析結果を得るようにする。
【解決手段】採取した土壌試料に水または塩酸を混合して遠心分離することにより得られた土壌抽出液を不溶化濃縮する工程と、濃縮された土壌抽出液を蛍光X線分析して含有多元素成分を同時分析する工程とからなる。これにより分析対象元素を高精度に、しかも100%回収することができる。また不溶化後に土壌抽出液を濃縮するために、土壌溶出量試験の濃度レベル(溶出量は基準値の半分)までの分析が可能になるほか再現性がよく、しかも鉄系の凝集剤を用いた場合においても、二次フィルターの材質としてアルミニウム薄膜を用い、鉄のサムピークの影響をなくすことができ、鉛のピーク(Lβ)を効率よく分離させることが可能となる。 (もっと読む)


【課題】光ファイバ式岩盤内変位計システムにおいて、比較的小口径のボーリング孔内に多段に変位計を設置することができるようにする。
【解決手段】地盤に形成したボーリング孔1の浅い領域に複数段に設置した浅部用アンカー3a〜8aと、深い領域に複数段に設置した深部用アンカー9a〜14aと、ボーリング孔の開口部に設置されて浅部用アンカーに先端部分が結合され浅部用アンカーの変位に応じて進退する変位伝達ロッド3b〜8bの基端部分に結合され浅部用アンカーの変位量を検出する変位量検出センサーユニット3c〜8cと、深部用アンカーの側近に設置され深部用アンカーの変位量を検出する深部用変位計9〜14を備え、変位伝達ロッドは、各変位伝達ロッド毎にそれぞれに専用の小口径の保護シース3d〜8dによって1本ずつ包囲することにより変位伝達ロッドの変位がボーリング孔内に充填されるグラウト材16によって阻害されないように構成する。 (もっと読む)


【課題】十分に高い精度のデータを効率的に取得できるトレーサ試験方法を提供すること。
【解決手段】本発明に係るトレーサ試験方法は、ボーリング孔1内に設置されたパッカー2a,2bによって形成される試験区間Zと地上設備とを連通する連通管3と、試験区間Zの近傍に設けられて連通管3の流路を開閉する開閉バルブ5とを備えるトレーサ試験装置10を用いて行うものであって、開閉バルブ5を閉じた状態において、開閉バルブ5よりも上方の連通管3内をトレーサ液8で満たす充填工程と、充填工程後に開閉バルブ5を開き、試験区間Zから地盤にトレーサ液8を注入する注入工程とを備える。 (もっと読む)


【課題】水質を変化させず且つ撹拌せずに地下注入液の圧力を制御する方法及び装置を提供する。
【解決手段】地下注入液Jを開閉弁V3付き注入管3が接続され且つ弾性袋体2が内蔵された密閉式タンク1内に充填し、弾性袋体2に一端が封止されてタンク1の壁を貫通する加圧管6の他端に所定圧力で膨張液Eを供給し、弾性袋体2の膨張によりタンク1及び注入管3内の注入液Jを所定圧力に制御する。好ましくは、密閉式タンク1内の注入液Jを所定温度に保持すると共に加圧管6の他端から所定温度の膨張液Eを供給し、タンク1及び注入管3内の注入液Jを所定圧力及び温度に制御する。更に好ましくは、注入液Jに密度の異なる複数のトレーサ粒子Sを混入し、注入管3の取入口3aを密閉式タンク1の上下中間部位まで挿入し、注入管3の取入口3aから注入液Jと共にその注入液J中に浮遊するトレーサ粒子Sを流出させる。 (もっと読む)


【課題】複数系統の送・排水による水流制御が可能であるとともに、停電などによる開閉トラブルや防爆性の問題のない流路切替バルブを得る。
【解決手段】バルブ本体および該バルブ本体内に形成したロッド穴に沿って摺動移動可能な流路切り替えロッドからなり、バルブ本体内部には両端に通水路を有したピストン室を、流路切り替えロッドの移動方向に沿って給水路および複数の排水路を各々形成するとともに、流路切り替えロッドには前記ピストン室内を摺動移動するピストンが一体に設けられ、流路切り替えロッドの内部には、一端を前記給水路に、流路切り替えロッドの移動に伴って他端を複数の排水路のいずれにも対向可能に開口させた通水路が設けられている。これにより構造が簡素化され、複数系統の流路切替え制御をも可能であり、停電などの電力トラブルがあったっ場合においてもバルブの切り替え動作に支障が無く、防爆のための構造を別途付加する必要もない。 (もっと読む)


【課題】ポンプ流量を任意の値設定が可能となることで、従来のフロート水位管理のように余分に水位を低下させることがなく、周辺地下水位低下量および地下水揚水量を最小限に抑えることができ、周辺への環境影響を低減でき、地下水処理に関するコスト縮減を図ることがで、また、ポンプへの負担を小さくできて、電気使用量を最小限に抑えることができる。
【解決手段】揚水用のポンプ15をインバータ制御によるものとし、ディープウェル13と水位観測孔14を常時監視し、設定された管理水位値に若干の変動が生じた時にはインバータ制御盤16によりポンプ15の回転数を制御し、揚水流量を調整して水位を管理する。 (もっと読む)


【課題】コンパクトかつ低コストでしかも正確なトンネル等閉鎖空間内壁面の変状点検を可能にする。
【解決手段】トンネル等閉鎖空間内を走行する移動車両等に取り付け可能なデジタルスティルカメラと、該デジタルスティルカメラに装着される全方位撮影レンズと、予め設定された移動車両等の移動距離毎にデジタルスティルカメラのシャッターを自動制御して閉鎖空間内壁面を連続的に撮影するロータリーエンコーダと、デジタルスティルカメラの撮像を展開監視するモニター装置とからなる。トンネル等閉鎖空間内壁面における断面周方向の撮影面積が広くても全周にわたる撮影を僅か1台のデジタルスティルカメラにより広範囲にしかも的確に撮影することができる。 (もっと読む)


【課題】1箇所または複数箇所以上の地下水流の監視を遠隔操作により簡単かつ低コストでしかも長期間にわたり観測できるようにする。
【解決手段】地下掘削孔内に設置された流速流向計と、該流速流向計を遠隔操作可能な観測操作部と、該観測操作部の観測データを管理するサーバーとからなる。これにより特定箇所のみならず、監視が必要とされる複数の地域における地下水流の監視を無人で同時的に、しかも長期間にわたり継続しておこなうことができるために、低コストでしかも正確かつ効率的に、また遠隔操作が可能となる。 (もっと読む)


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