説明

株式会社メニコンネクトにより出願された特許

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【課題】眼の傷害の原因となりうるような殺菌剤を用いることなく、眼に対して安全で、高い消毒効果を有し、さらに洗浄効果をも有するコンタクトレンズ用液剤を提供することにある。また、タンパク分解酵素を併用する場合には、酵素の活性を高く維持することをも目的とする。
【解決手段】1,2−ペンタンジオール、1,3−ペンタンジオール、1,4−ペンタンジオール、1,5−ペンタンジオール、シクロペンタン1,2−ジオールまたは1,2−ヘキサンジオール、1,3−ヘキサンジオール、1,4−ヘキサンジオール、1,5−ヘキサンジオール、1,6−ヘキサンジオール、2−メチル−2,4−ペンタンジオール、シクロヘキサン−1,3−ジオール、1,2,6−ヘキサントリオール、メチルシクロヘキサン−1,2,4−トリオール、シクロヘキサン−1,2,4,5−テトロールよりなる炭素数5〜6のポリオールの群から選択される1種以上と、界面活性剤またはタンパク分解酵素を配合したコンタクトレンズ用液剤。 (もっと読む)


【構成】
本発明は高度さらし粉またはさらし粉と塩化カルシウムを収めた容器の少なくとも一部がガス透過性を有するフィルムから構成され、このガス透過性フィルムを透して塩素を徐放せしめる塩素徐放具において、塩化カルシウム量の多い塩素徐放具Aと塩化カルシウム量の少ない塩素徐放具Bを併用して水に浸漬することにより、水中の塩素濃度を長期間適度な濃度に保つものである。
【効果】
ポリタンクのような大型容器で水道水を長期保存する場合、本発明の方法を用いると初期から水中の塩素濃度を適度に維持することが出来、その後も長期にわたって適度な塩素濃度を維持することが出来る。また本発明で用いる塩素徐放具は簡単な構造で安価に製造出来るため、経済的に有利な水の長期保存が可能である。 (もっと読む)


【課題】ポリエチレングリコール側鎖および/またはポリエチレングリコールを含有する含水性コンタクトレンズのシクロデキストリンを含有する液剤中での保存において、保水効果およびその持続性に優れた保存方法を提供する。
【解決手段】含水性コンタクトレンズのレンズ素材にポリエチレングリコール鎖を導入しておくことにより、シクロデキストリンを含有する保存液に浸漬するだけでレンズ表面をプソイドロタキサン構造が覆うため、レンズからの水分蒸発を抑制することができる。
【効果】ポリエチレングリコール、シクロデキストリンともに安全性の高い化合物なので、得られるレンズについても安全性に問題が生じる懸念はない。さらに、操作が単純であるために従来と同等の製造コストを維持することができるので、経済的にも優れる。 (もっと読む)


【構成】この発明は、液剤の識別に有効な呈色成分としてリン酸リボフラビン又はその塩を含有するコンタクトレンズ用剤に関するものである。
【効果】
本発明によるコンタクトレンズ用剤は、ビタミンB2類であるリン酸リボフラビン又はその塩によって着色されているため視覚的に他のコンタクトレンズ用剤とを見分けることができる。これらの呈色成分は安全性が高く、特にレンズとともに眼に持ち込まれると眼の健康を害するおそれのある消毒剤や、酵素、界面活性剤などが存在するか否かを識別するための成分として有用である。また2種類の用剤を同時又は連続して使用するコンタクトレンズの処理方法にあっては、使用者に用法、用量を守らせるべく、コンプライアンスが得やすい方法を提供することができる。 (もっと読む)


【構成】この発明は、35〜100mM濃度のリン酸塩と、非イオン性等張化剤および/またはイプシロンアミノカプロン酸を含むコンタクトレンズ用液剤に関し、殺菌有効成分として、ビグアニド系またはポリクワテリウム系殺菌剤のうち1種以上を更に含有させることによってコンタクトレンズの消毒も可能とするものである。
【効果】
本発明によるコンタクトレンズ用液剤は、眼に対する安全性が高く、レンズ適合性に優れるので、コンタクトレンズの保存液として好適に使用することができる。また、かかる液剤に防腐乃至は殺菌成分を添加した場合には、これらの成分の防腐乃至殺菌効果を向上させるので、殺菌成分を低濃度に設定することができる。また、レンズ素材への吸着を有効に防止するので、液剤自体の安全性が向上するのみならず、レンズに対する過濃度吸着を抑えた、消毒液としても好適な液剤を提供することができる。 (もっと読む)


【構成】
本発明は塩素剤を収めた容器の少なくとも一部がガス透過性を有するフィルムから構成され、このガス透過性フィルムを透して塩素を徐放せしめる塩素徐放具および徐放された塩素を用いた消毒方法に関するものである。
【効果】
塩素剤として、食品添加物として認可されている高度さらし粉および/または次亜塩素酸ナトリウムを用いることが可能であり、またガス透過性を有するフィルムとして安価な汎用フィルムを用いるため、簡単に塩素徐放具を製造し、飲料水、食品を含む多くの物品、環境を安全に消毒することが出来る。またその塩素放出の制御は極めて微量から多量まで広範囲に制御する可能であり、広い用途に応用することが可能である。 (もっと読む)


【構成】この発明は、界面活性剤及び/または粘稠剤を含む液剤を、発泡状態で噴射することができる容器からコンタクトレンズに噴射し、手指洗浄する方法であって、手指洗浄中の所定時間経過後に泡が消失することにより、使用者が洗浄完了を認識できることを特徴とする。
【効果】本発明による洗浄方法に従ってレンズを洗浄すれば、手指洗浄の効果を最大限に発揮させることができ、レンズの洗浄不足や、過洗浄によるレンズ表面の傷などの発生を抑えた快適なレンズの装用サイクルを提供することができる。また、本発明の方法によれば、使用者による洗浄操作という、通常コントロールすることができない工程をある程度一定に制御することができるため、従来の浸漬洗浄法に比較して界面活性剤濃度を適切な範囲で使用することができ、より眼に安全で、快適なレンズの処理液剤を提供することができる。 (もっと読む)


【構成】この発明は、抗菌効果に有効量の1,2−ジブロモ−2,4−ジシアノブタンを含むことを特徴とする眼科用液剤に関する。
【効果】
本発明による抗菌剤を配合することにより眼科用液剤の防腐効果、殺菌効果が向上するとともに、抗菌剤自体の有する毒性が低いため、眼に対して充分な安全性を有する液剤の提供ができる。特にコンタクトレンズ用液剤としての使用に際し、共存する他の成分との相互作用もなく、安定した防腐効果、殺菌効果を維持することができ、また抗菌剤のコンタクトレンズに対する吸着、蓄積のないことから、快適なコンタクトレンズの装用が実現される為の処理液剤の提供ができる。 (もっと読む)


【構成】 この発明は、コンタクトレンズを処理溶液とともに収容したレンズケースを熱伝導板に接触させてコンタクトレンズを加熱する消毒器において;消毒器本体がレンズケース収納室、収納室表面の一部を形成する熱伝導板、熱伝導板に熱を伝える電気ヒータ、ヒータの温度を検出する検出手段、適正動作指示のためのマイコン制御回路、電子部品実装のための配線基盤、出没自在の電源プラグから構成されるものであって、前記電気ヒータとしてコードヒータを使用し、該コードヒータが熱伝導板および該熱伝導板に圧着させるための圧着部材と接触し他の消毒器構成部品とは接触しない構造にて固定され、圧着部材の周囲に断熱のための空気層が形成されていることを特徴とする。
【効果】 本発明に従うコンタクトレンズ消毒器にあっては、前記構成により、レンズ消毒器本体の形状・仕様等の設計の自由度が増し、水漏れ・感電などに対する安全性が向上した。 (もっと読む)


本発明は、乾燥状態の含水性コンタクトレンズを水和処理するためのケース、水和処理装置、水和処理方法に関する。
ケース(2)は凹部(4)内面(6)に複数の溝(8)を設けたものとする。このケース内にレンズを収容し、第一段階でケース内の凹部(4)の壁内面に沿わせるように適当量の水和処理液を注入する。続いて第二段階でケース上部から凹部内に水和処理液を注入して、コンタクトレンズ(3)を含水膨潤させる。
これにより、第一段階でレンズの前面の広い範囲で均一に水和処理液に接触させることができ、第二段階で全体の水和処理を行うことができるので、レンズのカールや気泡の巻き込みが防止されて効率的な水和処理が可能となる。
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