説明

日本サミコン株式会社により出願された特許

31 - 40 / 41


【課題】土圧等による壁体の転倒を確実に防止できるとともに、従来よりも一段と容易に壁体を盛り土や斜面に設置し得る壁体の転倒防止構造を提供することにある。
【解決手段】縦壁3の下部16から道路M側に突出するつま先版17と、縦壁3の下部16からほぼ鉛直下方に突出する突出部18とを用いて縦壁3を山の斜面Yに定着させるようにした。これにより雪崩・落石等防護構造物2を設置する際、比較的崩壊し易い山の斜面Yを道路M側から水平方向に掘削せずに定着部15を設置できるので、従来よりも一段と容易に雪崩・落石等防護構造物2を山の斜面Yに設置し得る。また、つま先版17及び突出部18によって山の斜面Yからの土圧等を地盤G1及び山側地盤G2で受け止めさせることができるので、これら地盤G1等の反力によって雪崩・落石等防護構造物2の転倒を確実に防止できる。 (もっと読む)


【課題】 落石による衝撃力を効果的に吸収することができる落石衝撃力吸収方法と落石防護構造を提供する。
【解決手段】 山側に対向する防護面15を立設した防護体2を備えた落石防護構造1において、防護面15の山側前方に落石跳ね面3を設ける。この落石跳ね面3に落石Rの衝撃を吸収する緩衝材22を設け、この緩衝材22に衝突して跳ねた落石Rが防護体2に衝突するように構成する。防護体2により落石Rの衝撃力を吸収する前に、前方の落石跳ね面3に設けた緩衝材22により予め衝撃力の一部を吸収するため、比較的大きな落石Rに対して、防護体2の強度を必要以上にあげることなく、効率よく落石Rの衝撃力を吸収できる。 (もっと読む)


【課題】 基礎杭上に受梁を確実に接合でき、道路の勾配に合わせて基礎杭上に受梁を接合する作業も容易に行うことができる道路拡張構造を提供する。
【解決手段】 傾斜面に対して道路長さ方向に複数の基礎杭14,14…を立設し、基礎杭14,14…間に受梁13を設け、この受梁13上に床版11を設け、受梁13を基礎杭14に剛結構造21により剛結する。この剛結構造21は、基礎杭14に突設された杭側連結部材22と、受梁14の外面に突設した受梁側連結部材25と、これら杭側及び受梁側連結部材22,25を埋設した現場打ちコンクリート部26とを備える。受梁13を基礎杭14上に配置し、基礎杭14上に型枠を設け、該型枠内にコンクリートを打設し、このコンクリートが硬化した現場打ちコンクリート部26により、基礎杭14に受梁13が剛結され、剛結作業を簡便に行うことができる。 (もっと読む)


【課題】 鉄筋量などを増やすことなく、撓みを抑えることができ、施工性に優れた型枠部材を用いるコンクリート構造体を提供する。
【解決手段】 左右対をなすコンクリート製の側壁部2,2と、これら側壁部2,2の下部を連結する底版部3と、それら側壁部2,2の上部間に掛け渡されたプレキャストコンクリート製の型枠部材5上にコンクリートを打設して形成された頂版部4とを備える。前記型枠部材5の両端側に斜め下向きの傾斜部52,52を設ける。これにより、型枠部材5は、中央の両端側に斜め下向きの傾斜部52,52を有する略アーチ形をなすため、全体が平板状のものに比べて撓みが少ない構造となり、必要な鉄筋量及びコンクリート量を削減できる。 (もっと読む)


【課題】 衝撃力吸収ワイヤーの両端部に前記ループの径が小さくなるように衝撃力が作用した際に前記ワイヤーが塑性変形することなく前記ワイヤーの強度が低下しないようにした衝撃力吸収ワイヤー構造及び該構造を用いた衝撃力吸収構造を提供する。
【解決手段】 両端部に作用する衝撃力を吸収する衝撃力吸収ワイヤー構造10であって、前記ワイヤー12にループ部14が形成され、前記ループ部14の前記ワイヤー12の重合部には、前記ワイヤー12を支持する支持部材16が設けられ、前記支持部材16は、前記ワイヤー12との間、及び前記ワイヤー12間に摩擦力が作用するように前記ワイヤー12を挟持可能であって、前記ループ部14における前記ワイヤー12の重合部に対して所定距離両外側には、前記ワイヤー12の両端部に前記ループ14の径が小さくなるように衝撃力が作用した際に前記ワイヤー12が塑性変形しないように前記ワイヤー12の移動の抑止するストッパー18が設けられている。 (もっと読む)


【課題】 地震等に対して壁体部材の耐力を向上することができると共に、地面近傍の施工時に壁体部材が邪魔になることのない地中に挿入して地下中空構造物の側版部を形成するプレキャストコンクリート製の壁体部材及びその壁体部材を用いた地下中空構造物の施工方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 地中に挿入して地下中空構造物の側版部を形成するプレキャストコンクリート製の壁体部材10において、前記壁体部材10は、地中に挿入した後に上下方向に分割可能であることを特徴としてなる。 (もっと読む)


【課題】 間隔をおいて配置した基礎を連結部材で連結した基礎構造において、連結部材の耐久性を向上することができる基礎構造を提供する
【解決手段】 谷側基礎32と、この谷側基礎32と間隔を置いて配置した反谷側基礎たる山側基礎33とを備えた構造物の基礎構造において、谷側基礎32と山側基礎33とを連結する連結部材51と、連結部材51を連結した谷側基礎32の反対側方向に、該連結部材51の端部51Tを所定量移動可能とする移動連結手段52と備える。下部の連結部材51が繰り返し荷重を受けて撓んでも、移動連結手段52により連結部材51が所定量たる寸法Kだけ移動可能なため、両側の基礎32,33が道路中央側に引っ張られたり、支持力伝達部材54と支持受部55に無理な力が加わったり、連結部材51が伸びて切断したりすることがない。 (もっと読む)


【課題】 断面横方向への変形を防止し、強度的に優れたアーチ形中空構造物を提供する。
【解決手段】 アーチ形プレキャストコンクリートを有する上部のアーチ形構2と、このアーチ形構2の下部間に設けられた底部のインバート4とを備えたアーチ形中空構造物である。前記アーチ形構2の下部間を連結する引張部材5を設けたから、アーチ形中空構造物1の断面を横方向に広げる力が加わると、引張部材5に引張力が加わって該引張部材5が対抗するため、強度的に優れた構造となる。 (もっと読む)


【課題】 道路側のコンクリート基礎を大型化することなく、耐震性能を確保することができると共に、強度的に優れた道路拡張構造を提供する。
【解決手段】 道路1の谷側Tにコンクリート基礎12を設け、傾斜面3に複数の基礎杭14を立設し、この基礎杭14は上部が前記傾斜面3上に突出し、それら基礎杭14,14間に道路長さ方向の受梁13を設け、コンクリート基礎12と受梁13上に床版11を道路長さ方向に並設し、受梁13とコンクリート基礎12とを連結する。受梁13とコンクリート基礎12とを連結することにより、道路1の谷側Tにコンクリート基礎12が基礎杭14により安定すると共に、地震などにより基礎杭14に水平力が加わると、これに対して道路1のコンクリート基礎12が対抗することにより、基礎杭14の耐震性能が向上する。 (もっと読む)


【課題】 道路の勾配に合わせて基礎杭上に受梁を接合する作業を容易に行うことができる道路拡張構造を提供する。
【解決手段】 谷側Tが傾斜面3をなす道路1を拡張する道路拡張構造において、傾斜面3に複数の基礎杭14を道路1長さ方向に立設し、基礎杭14間にプレキャストコンクリート製の受梁13を設け、この受梁13上に床版11を設け、受梁13の端部13Tを基礎杭14上にヒンジ結合すると共に、基礎杭14に受梁13の道路幅方向位置を規制する規制手段17を設ける。受梁13,13の端部13T,13Tを基礎杭14上にヒンジ結合することにより、基礎杭14上に勾配の異なる受梁13,13同士の端部13T,13Tを接合する作業を容易に行うことができる。また、規制手段17により、受梁133の道路幅方向への移動を規制することができ、安定した結合構造が得られる。 (もっと読む)


31 - 40 / 41