説明

日本ニュークローム株式会社により出願された特許

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【課題】被覆管あるいは端栓の全外周面に均一なメッキ層を確実に形成させ、被覆管と端栓とを溶接して原子炉用制御棒を製造する場合に溶接性が悪化することがなく、耐摩耗性に優れた原子炉用制御棒の製造方法を提供する。
【解決手段】原子炉用制御棒の被覆管とほぼ同じ外径を有する被覆管メッキ用治具、原子炉用制御棒の端栓とほぼ同じ外径を有する端栓メッキ用治具を、それぞれ、被覆管開口部端面、端栓の被覆管接合面に密着、一体化させる一体化工程と、一体化された被覆管の被覆管メッキ用治具を上側にして、密着部がメッキ液液面より下になるようにメッキ液に浸漬してメッキ層を形成させ、一体化された端栓をメッキ液に浸漬してメッキ層を形成させるメッキ工程と、外周面にメッキ層が形成された被覆管、端栓を、各メッキ用治具と分離させる分離工程と、分離された被覆管と端栓とを突き合わせて溶接する溶接工程とを有する原子炉用制御棒の製造方法。 (もっと読む)


【課題】ノーシアンタイプのめっき浴で製造した銅−錫合金めっき皮膜の欠点(めっき皮膜厚が2μm以上になると、連続的衝撃に対して非常に早い段階でめっき皮膜が磨耗し、あるいは剥離する)を解消する、及び経時による変色の問題を改善する装飾用、服飾用の用途に適した銅−錫合金めっきの提供。
【解決手段】少なくともη―Cu6.26Sn5相を有する銅―錫合金めっきであって、X線回折によるη―Cu6.26Sn5の(101)面に相当する2θピーク積分強度I(101)とη―Cu6.26Sn5の(110)面に相当する2θピーク積分強度I(110)との強度比[I(110)/I(101)]が、0.9以上20以下であり、さらに好ましくはβ―Sn相を有し、X線回折によるβ−Snの(211)面に相当する2θピーク積分強度I(211)とβ−Snの(101)面に相当する2θピーク積分強度I(101)との強度比[I(101)/I(211)]が、1.0以上20以下である銅―錫合金めっき。 (もっと読む)


【課題】ノーシアンタイプの銅−錫合金めっきでの課題である2μm以上の厚膜時においても、連続的な衝撃による皮膜の剥離あるいは割れのない連続衝撃性に強いノーシアンタイプの銅−錫合金めっきの製造方法の提供。
【解決手段】(1)金属あるいは表層に金属層を有するセラミックの中から選ばれる素材に、または(2)表層に金属層を有するプラスチックの中から選ばれる素材に、少なくとも可溶性銅塩及び可溶性錫塩、有機酸及び/または無機酸及び/またはこれらの可溶性塩、特定の添加剤(光沢剤)から構成されるシアンを含有しない銅−錫合金めっき浴中で、電気めっきを施した後、上記(1)及び(2)で異なる特定の条件でベーキング処理することを特徴とする耐連続衝撃性に優れた、銅−錫合金めっきの製造方法。 (もっと読む)


【課題】刃先のなじみを向上させると同時に、刃先の耐磨耗性自体を向上させ、ブレードの交換頻度を少なくすることを可能とする表面処理ドクターブレードを提供する。
【解決手段】ドクターブレードの少なくとも刃先先端部において、面方向の大きさが50μmを超える凹凸部を有さない、ニッケル−リン系合金よりなる皮膜を備えた表面処理ドクターブレード。凹凸部は、面方向の大きさが30μmを超えるものが長さ方向1mあたり20個以下であることが好ましく、面方向の大きさが20μmを超えるものが長さ方向1mあたり10個以下であることがより好ましく、10μmを超えるものが長さ方向1mあたり5個以下であることが特に好ましい。 (もっと読む)


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