説明

株式会社日鉄エレックスにより出願された特許

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【課題】 圧延後の板厚を測定し、板厚測定値をフィードバックして圧延のロール圧下位置又は前スタンドの圧延速度を調整する圧延機の板厚制御方法において、ロールの熱膨張量の増加や圧延速度の増減のようなランプ状の外乱に対しても、板厚の定常偏差を低減することができる圧延機の板厚制御方法を提供する。
【解決手段】 板厚偏差に基づいてロール圧下位置を操作する制御動作の伝達関数GCが、実質的にKC(1+TCS)/S2からなることを特徴とする圧延機の板厚制御方法である。KCは比例定数、TCは時定数、Sはラプラス演算子である。圧下装置の伝達関数GPとフィードバック伝達関数Ghの周波数伝達関数(GP・Gh(jω))の位相遅れが30°以下となる角周波数ωCを選択し、TC≧3/ωCとし、ω=ωCにおける一巡周波数伝達関数のゲインが略1となるように比例定数KCを定める。 (もっと読む)


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