説明

富士工業株式会社により出願された特許

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【課題】従来の長円形のガイドリングをリング保持部に内嵌めする場合には、圧入突起を直線部分に形成していたが、圧入角度が少しでもずれると、嵌合いのバランスが崩れて、所望の嵌合強度が得られないだけでなく、極端な場合にはリング保持部が変形したり、ガイドリングが割れてしまう。
【解決手段】ガイドリング保持部9の嵌合孔11の長円形の孔縁19の円弧部分を、円弧径rの中心点pが一致するものとする。そして、各同心円弧部分23に圧入突起29を形成する。そのようにすれば、圧入角度が若干ずれても、中心点pからガイドリング7の外周縁17までの距離が同心円弧部分23部分では変わらないので、外周縁17がリング保持部9の嵌合孔11の凹部33の底部に接触するまでは、嵌合いのバランスは崩れない。 (もっと読む)


【課題】 取付足と竿体との固定強度は巻糸層と接着剤層の存在に依存している。従って、従来品のように滑らかに湾曲した傾斜面が形成されていると、傾斜面と巻糸との摩擦抵抗は比較的小さくなり、しかも固定後には楔効果が接着剤層と竿体の間を切り裂くように働いてしまうため、釣竿を過酷な条件下で使用すると、取付足がずれてしまう。
【解決手段】取付足7の足先8に形成された平坦状の傾斜面13は、左右両側の輪郭を画定する2つのエッジ稜線17,19が、側面視で取付足7の上面から竿体3の外周面5に向かって直線状に延びており、外周面5に到達する先端で合流している。エッジ効果などにより巻糸21の移動が阻止される。 (もっと読む)


【課題】ラインガイド用フレームは、通常、金属製の板状材から一体的に形成されているため、リング保持部に絞り加工を施して筒形にすると、側支脚のリング保持部から延び出た直後の部分の板面は不可避的に竿軸に対して左右方向に配向される。即ち、板面が外側を向いてしまうが、その場合、横方向から加えられる衝撃には弱いので変形して曲がり易くなる。また、側支脚を構成する板状フレームのエッジが外側を向いているため、釣糸(T)が側支脚に接触すると、釣糸(T)がエッジに当って摩耗したり切れ易い。
【解決手段】側支脚11の板面13を外方に凸状に湾曲させて円弧とすることで、横方向からの衝撃を吸収できて変形を防止でき、しかも、エッジ15が外側を向かないので、釣糸(T)が側支脚11に絡んで板状フレームに外接したときにもエッジ15には当らない。 (もっと読む)



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