説明

富士工業株式会社により出願された特許

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【課題】釣糸ガイドが担うべき本来の機能を損なわずに、無理なく軽量化を達成できる釣糸ガイドの提供。
【解決手段】リング保持部7の頂部側には竿尻側に向かって立ち上がった周壁9が形成されており、側支脚11は周壁9左右両側の下端から延出している。リング保持部7の全周にわたって周壁9が形成されず欠落部分が有るので、その分だけ軽量化が図れる。しかも、ガイドリング15を保護すべき周壁9はリング保持部7の頂部側には設けられているので、周壁9に要求されているガイドリング15の保護機能は十分に全うされる。また、側支脚11はリング保持部7の延長線上近くに下ろせるので、全長が短くて済み、その分だけ軽量化が図れる。しかも、リング保持部7の頂部から取付足の基端までの全長は短くなっているので、曲げモーメントが小さくなり、釣糸ガイド1は変形し難くなる。 (もっと読む)


【課題】ジギングが盛んに行われている。また、特にジギングの際にはナイロンラインに替わって伸びのないPEラインが盛んに使われるようになってきている。従って、単独の締付ナットで締付固定したのでは緊締機能が不十分となる恐れが出てきているが、リールシート1を長尺化するのは好ましくない。
【解決手段】締付固定手段として締付ナット17とロックナット23が併用され、ナット17、23のいずれか一方または両方の内方が薄肉部21、27になっており、そこにボディ3の雄ネジ部9に対して回転不能で直進移動可能に弛み止めリング29が遊嵌されるよう設計されている。締付固定後は、締付ナット17とロックナット23は弛み止めリング29に両側から相対しながら圧接するので弛み止め効果が発揮される。その一方で、弛み止めリング29に外方から締付ナット17等が被さっているので、リールシート1を長尺化せずに済む。 (もっと読む)


【課題】糸絡みは釣りの様々な場面で発生するが、釣糸ガイドの導糸環を通過した釣糸が「糸ふけ」などの原因により、当該導糸環に後側に回りこみ、釣糸ガイドに巻き締まって糸絡みとなる場合に加えて、キャスト直後には導糸環を通過する前の釣糸が当該釣糸ガイドに巻き締まって糸絡みとなる場合がある。
【解決手段】側方視において、導糸環3は竿先側に傾斜し、且つ導糸環3と側支脚9、11との接合角度が、竿先側より竿尻側が小さくなり、正面視において、導糸環3と側支脚9、11との間には釣糸が引掛けられて折り返される引掛け凹部が形成されないよう、ガイド設計する。 (もっと読む)


【課題】締付け保持作業では、締付けベルトを引張りながら竿体の外周部に巻き回すので、その引張り力が台座部に掛かることになり、竿体と穂先保護カバーの台座部の載置バランスが崩れ易い。人差し指の押す力を強くすれば、上記したようなグラつきは防止できるかもしれないが、力を強くすれば往々にして指先が滑るので、今度は不慮の滑りにより穂先を破損してしまう場合が出てくる。
【解決手段】載置された竿体の竿軸垂直方向の断面視で、台座部5を、例えばV字状に形成し、竿体sとの当接部位が人差し指(i)の押圧部位を挟んだ二箇所にあり、且つ、一方の当接部位の外方に締付けベルト21の巻き回し開始側端部が位置するよう形成する。V字の右側部である押圧部位から巻き回し開始側端部をてこの輪軸として、てこの作用を利用することで、人差し指の適度の押圧力で竿体sと台座部5の載置バランスを維持できる。 (もっと読む)


【課題】従来のリールシートの可動フードの外周面は固定フードに向かって同じように縮径しているので、リールを取り付けると、人差し指の付け根の当たる可動フード外周面の上側輪郭線からスプールまでの距離が短くなっているのでフェザーリング性は良いが、通常の握りの際に人差し指が当接して支持する可動フード外周面の下側外周面も傾斜し、握りに違和感が多少なりとも生じてしまう。
【解決手段】釣竿リールシートをリール着座面9が下方を向いた状態で側方視したときに現れる可動フード29の竿軸方向の上側輪郭線35は固定フード13に向かって中心孔を挿通している竿体側に近づくように成形し、下側輪郭線37は固定フード13に向かって略平行になるように成形する。 (もっと読む)


【課題】釣人が楽な姿勢でカバーへの竿先の挿入動作を行おうとすると、ガイドの並び方向と、糸通しバーの軸方向とが往々にしてずれる。そのような場合には、糸通しバーの軸方向を無理やり曲げてガイドの並び方向に一致させることになるが、そのような無理な曲げ状態を長時間続けたり、繰り返しそのような無理な曲げ状態を強いたりすると、糸通しバーがその曲げ状態に永久変形される。
【解決手段】カバー本体3のカバー部5と竿体取付部7との間で移動される、上面が開口した竿先の係止駒13に糸通しバー37を連結させる。係止駒13を引き出すと糸通しバー37も一緒に引き出されるので、糸通しバー37の可動範囲が従来より広くなっている。 (もっと読む)


【課題】従来のスライド自在の係止駒を備えた竿先保護カバーは、後側のガイドは上方にむき出しになっているが、単純にカバーを長くしてフルカバーに設計すると、全体が大きくなり、利便性が悪い。更に装着する場合に、通常の手の大きさの釣人では、一つの手ではカバーを握りながら、係止駒を指で押さえてその前進を抑えるのがせいぜいであり、とても締付けベルトまでは押さえきれない。そのため、巻き癖の付いた締付けベルトが干渉して邪魔になる。
【解決手段】従来品よりフード部41の長さを延ばす一方で、係止駒47が後方に最大限引き出されたときには、その後端は締付けベルト33の基部35の上に乗り上がるように設計することで、全体の長さを調整する。 (もっと読む)


【課題】飛距離を優先した所謂ハイ・フットガイドでは、従来からロー・フットガイド用に採られてきた糸絡み防止案をそのまま適用することができなかった。
【解決手段】側方視において、保持環3は側支脚5に対して前方側に倒れており、保持環の水平面投影幅範囲(w0)からの側支脚のはみ出し長さ(w1)は0以上1.0以下であり、正面視において、側支脚の外側輪郭線6と保持環の外周側輪郭線4との接点(x1)は、保持環の下半部の外周側輪郭線の水平最大幅範囲の80%またはそれより上方の位置にあり、保持環の内周側輪郭線最下点を通る水平線(Y)と側支脚5の外側輪郭線6との交点(x2)は、保持環の外周側輪郭線の水平最大幅範囲の80%の位置上またはそれより外側にあり、側支脚の外側輪郭線は、交点と接点の間または交点と保持環の水平中心線の間のうち短い方の部分は、交点を通る鉛直線上またはそれより外側にあるよう、ガイド設計する。 (もっと読む)


【課題】釣竿本体の前方にグリップ部を設ける場合があるが、グリップ部がフェルールナットの近傍に位置するために、グリップ部用の接着剤が溢れ出すと、フェルールナットをフェルール本体と固着させて動作不良を起こしてしまう。一方、接着剤の塗布量を減らすと、接着剤の欠落部分の発生によるグリップ部の端部付近の剥がれや、グリップ部の空回りが発生し易くなる。
【解決手段】フェルール15が釣竿本体3の保持部19と、保持部の外周面に形成された外フランジ部21とでなるフェルール本体17と、リング状をなすフェルールリング29と、螺合部39と、螺合部の前端に形成された内フランジ部43とでなり、内フランジ部がフェルール本体の保護部の外周面に外フランジ部とフェルールリングとの間で遊合したフェルールナット37とを備える。接着剤13がグリップ部11から溢れ出しても、フェルールナットは固着されない。 (もっと読む)


【課題】糸通し環と、前記糸通し環を支える支脚と、前記支脚を竿に取り付けるための竿取付管とを含む金属製のフレームと、前記フレームの竿取付管に圧入により内嵌めされたプラスチック製の竿保護管とを備えた釣り用ガイドの提供。
【解決手段】竿保護管21を、前端の外径が竿取付管9の内径より大きく、圧入時には前端縁側が圧入荷重を受けて弾性変形により縮径する円筒鍔23と、円筒鍔23に連続し、円筒鍔23の前端の外径より小さい外径を有する内嵌部35と、内嵌部35の後端に設けられ、外方に突出する係合凸部39とで構成することで、係合凸部39にかかるせん断力と圧入荷重とを軽減する。 (もっと読む)


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