説明

日立オートモティブシステムズステアリング株式会社により出願された特許

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【課題】ポンプ吐出流量のばらつきを抑制し得るポンプ装置を提供する。
【解決手段】電磁弁16をもってカムリングの偏心量を制御することでポンプ吐出流量を可変制御するポンプにおいて、電磁弁16を、アーマチュア46と弁体42とによって構成される可動部材MPが、その両端側に対向配置される第1スプリング61及び第2スプリング62により弾持されるように構成することで、前記両スプリング61,62に発生するばね荷重によって当該両スプリング61,62の不安定領域を相殺し、当該両スプリング61,62を常に安定領域にて使用可能とした。 (もっと読む)


【課題】可変容量型ベーンポンプにおけるリリーフバルブのリリーフ圧を不安定にすることなく、当該リリーフバルブ開弁時における異音を抑制する。
【解決手段】リリーフバルブ33のうち閉弁時にボール35が着座するシート面45を、ボール35の中心Cがバルブ孔34の軸心A1に対して径方向一方側へオフセットするように形成する。これにより、リリーフバルブスプリング37の付勢力Fが、シート面45のうち径方向一方側の幅広部45bにボール35を強く押し付けるように作用し、ボール35が開弁時にもシート面45の幅広部45bに当接して当該ボール35の振動が抑制される。 (もっと読む)


【課題】センサを調整可能としつつ、より簡素な構造のパワーステアリング装置を提供すること。
【解決手段】操舵軸2を収容するステアリングハウジング7は、センサ4を収容する第1ハウジング部(センサハウジング70)に第2ハウジング部(ギヤハウジング71)が結合されることで構成され、上記結合時には第1ハウジング部の第1開口部701と第2ハウジング部の第2開口部711とが対向し、第1ハウジング部には、センサ4の調整回路が設けられた基板42が第1開口部701側に露出するように設けられる。 (もっと読む)


【課題】 ロータの強度を向上することができる可変容量形ベーンポンプを提供すること。
【解決手段】 ポンプハウジング10に軸支される駆動軸2と、カムリング4内に設けられ、駆動軸2が貫通する貫通孔30と、周方向に略等間隔に配置される複数のスリットSLと、を有するロータ3と、駆動軸2の外周に凹部201と凸部202とが繰り返されるように形成された軸側セレーション部20と、ロータ3の貫通孔30の内周に凹部311と凸部312とが繰り返されるように形成され、複数のスリットSLの夫々がロータ3の凸部312のいずれかと位相が略一致するように配置され、軸側セレーション部20と噛合うことにより駆動軸2の回転をロータ3に伝達するロータ側セレーション部31と、複数のスリットSLの夫々全てに進退自在に設けられ、複数のポンプ室Rのうち容積が増大する吸入領域と容積が減少する吐出領域とをカムリング4内に1つずつ形成するベーンVと、を有する。 (もっと読む)


【課題】前2軸車用の動力舵取装置を、エンジン駆動式ポンプ等の停止時にも操舵制御可能に構成し、簡素化、コンパクト化、コスト低減を図る。
【解決手段】エンジンで駆動されるメインポンプ10と、メインタンク12とを備える。エンジン以外により駆動されるサブポンプ11と、サブタンク13とを備える。各ポンプからの作動油の流路切換えを行うコントロールバルブ15を備える。転舵制御するメインアクチュエータ50、サブアクチュエータ51を備える。メインポンプ10から作動油をコントロールバルブ15に給送すると共にサブポンプ11からサブタンク13に還流させる第1の状態と、サブポンプ11から作動油をコントロールバルブ15に給送する第2の状態とを切換え制御するポンプ切換え手段30を備える。コントロールバルブ15から作動油をメインアクチュエータ50またはサブアクチュエータ51へ切換えるアクチュエータ切換え手段40を備える。 (もっと読む)


【課題】ラックリテーナの軸方向長さを十分に確保しつつハウジング(リテーナ収容部)の大型化を抑制し得るラックピニオン式ステアリング装置を提供する。
【解決手段】ラックピニオン式ステアリング装置においてピニオン軸3とラック軸4の噛み合い力を調整するためのリテーナ機構10を収容するリテーナ収容部11の一端部外周に、ラックリテーナ12によるラック軸4への押圧力を調整する調整部材13を螺着させて、ラックリテーナ12と調整部材13とが径方向において重合するように構成した。これによって、前記重合させた分だけ、従来と比較してリテーナ収容部11の突出量を低減できる一方、ラックリテーナ12ついては十分な軸方向長さを確保することができる。 (もっと読む)


【課題】スロット形成部の凸状外側面によってシール機能を十分に発揮し得るベーンポンプを提供する。
【解決手段】焼結合金によって形成されたベーンロータ9と、該ロータの径方向外側に凸状に形成された複数のスロット形成部17と、隣り合うスロット形成部の間に設けられた肉抜き部18と、肉抜き部の外周縁に沿って形成されて前記ロータが焼結成形される際に同時に形成される肉抜き部側の面取り部41と、スロット形成部の外周縁に沿って形成されて前記ロータが焼結成形される際に同時に形成されるスロット形成部側の面取り部と、を備え、スロット形成部は、面取り部42より径方向内側のロータの軸方向幅が、ロータの軸方向幅と同一となるように形成されている。 (もっと読む)


【課題】メータリングオリフィスの長さを要求長さに応じて各ポンプ装置間でほぼ等しい長さに設定してポンプ吐出流量特性の均一化を図る。
【解決手段】このポンプ装置は、ポンプハウジング内の収容空間4内に収容されて吸入通路及び吐出通路に連通して作動流体を吸入及び吐出するロータ及び複数のベーンからなるポンプ要素と、鋳造によって形成されたフロントボディ2の内部に形成された吐出側圧力室25に一端側の開口部27aが臨むメータリングオリフィス27と、該メータリングオリフィスの前後の差圧に基づいてポンプ要素の吐出量を制御する制御弁と、から構成されている。前記吐出側圧力室の上壁面25bを収容空間4の内部からドリルによって切削加工してメータリングオリフィスの開口部25bの端縁側を切除して全体の通路長さLを要求長さに設定し、これにより、各ポンプ装置のメータリングオリフィスの長さを均一化させる。 (もっと読む)


【課題】エンジン駆動式ポンプ等の停止時にも操舵制御可能に構成し、しかも装置構造の簡素化、装置のコンパクト化、コスト低減を図る前2軸車用の動力舵取装置を提供する。
【解決手段】車輌のエンジンで駆動されるメインポンプ10とエンジン以外の駆動手段により駆動されるサブポンプ11と、舵取ハンドルの舵取操作により各ポンプからの流体圧の流路を切換えるコントロールバルブ15を備える。コントロールバルブ15で切換えられた流体圧により操舵輪2,3を転舵制御するメインアクチュエータ50と、操舵輪3を転舵制御するサブアクチュエータ51と、両ポンプ10、11から吐出される流体圧をコントロールバルブ15に給送する状態を切換え制御するポンプ切換え手段30を備える。コントロールバルブ15からの流体圧を両アクチュエータ50、51への流路を切換えることにより選択的に給送するアクチュエータ切換え手段40を備える。 (もっと読む)


【課題】制御バルブやカムリングにおける発振現象を抑制し、これによりポンプ吐出側での大きな流量変動、脈動等を低減し、騒音問題も解消することができる可変容量形ベーンポンプを得る。
【解決手段】圧力流体の吐出側通路途中に設けられたメータリングオリフィス40を備える。収納空間内でかつカムリング外周側に設けられ、ポンプ室容積が増大する方向へのカムリング17移動に伴い容積が減少する側に形成された第1の流体圧室36と、収納空間内でかつカムリング外周側に設けられ、ポンプ室容積が増大する方向へのカムリング17の移動に伴い容積が増大する側に形成されるとともに、メータリングオリフィス40の下流側の流体が導入される第2の流体圧室37とを備える。スプール32と、一方室32aと、他方室32bとを有し、メータリングオリフィス40の上、下流側の流体圧によって作動されるスプール式の制御バルブ30を備える。 (もっと読む)


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