説明

有限会社フィールドテクノロジー研究室により出願された特許

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【課題】水洗浄処理を省略することができるという固体触媒法の利点をそのままに、原料油脂に含まれる遊離脂肪酸によるエステル交換反応への影響を排除することのできるバイオディーゼル燃料を製造する。また、バイオディーゼルの製造が難しくなると言われている酸価が5以上の原料油脂を用いた場合においても、脂肪酸アルキルエステル含有率の高いバイオディーゼル燃料を製造する。
【解決手段】原料油脂と炭素数が2以下のアルキルアルコールを酸化カルシウム触媒の存在下でエステル交換反応させるエステル交換反応工程を含む脂肪酸アルキルエステルを主成分とするバイオディーゼル燃料の製造方法において、エステル交換反応工程の前処理として、原料油脂とアルキルアルコールを硫酸存在下で接触させて原料油脂に含まれている遊離脂肪酸をエステル化処理するようにした。 (もっと読む)


【課題】 脂肪酸メチルエステルを主成分とするバイオディーゼル燃料を安価で取り扱い易い固体触媒である酸化カルシウムを用い油脂とメタノールのエステル交換反応により製造する方法と副生するグリセリンの使用方法を提供する。
【解決方法】 水酸化カルシウムを酸化カルシウム触媒に添加することにより、油脂に含有または反応中に発生する遊離脂肪酸の影響を弱め、油脂とメタノールのエステル交換反応を早め安定化することにより、脂肪酸メチルエステルを主成分とするバイオディーゼル燃料を製造でき、また、副生するグリセリンもプラスチック原料として活用できる品質で回収できるバイオディーゼル燃料の製造方法。 (もっと読む)


【課題】各脂肪酸メチルエステル生成における触媒を人が取り扱う上での危険性、界面活性成分生成による歩留まりの低下、触媒の高コストの課題を解決できるバイオディーゼル燃料である脂肪酸メチルエステルを生成する方法を提供する。
【解決手段】製鉄所から排出される各種スラグを触媒として用い、油脂をメタノールでエステル交換して、バイオディーゼル燃料となる脂肪酸メチルエステルを生成する。さらに各種鉄鋼スラグを不活性ガス中で高温処理または水を使わない乾式冷却をすることにより、触媒スラグの活性度を上げ、反応効率上げることができる。 (もっと読む)


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