説明

株式会社樹木新理論により出願された特許

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【課題】 森林、街路樹、あるいは公園や私的庭園の植栽樹等の各種樹木の衰弱化、枯死を抑止するための、樹勢の改善方法を提供する。
【解決手段】 酸性雨あるいはこれに伴う土壌酸性化等の環境変化によって、このところ国内の樹木は押し並べて樹勢が衰弱化しており、その結果として大規模な松枯れ等の具体的症状が顕在化し始めている。各種の樹木がこのような環境変化に伴って衰弱化するのは、主には樹木自身の糖代謝機能あるいは窒素代謝機能に異常を来していることが原因と推定される。そこで本発明法では、このような代謝機能の回復、向上を図るために、糖代謝促進剤を単独で、もしくは窒素代謝促進剤と併せて樹木に施用する。なおここにおいて、糖代謝促進剤としては例えばクロム化合物が、また窒素代謝促進剤としてはモリブデン化合物が具体例としてあげられる。 (もっと読む)


【課題】 森林、街路樹、あるいは公園や私的庭園の植栽樹等の各種樹木の衰弱化、枯死を抑止するための、樹木健全度の簡便な評価方法およびそのキットを提供する。
【解決手段】 酸性雨等の影響によって国内の多くの樹木がモリブデン欠乏症に陥っており、これが原因して樹木の衰弱化が顕著になっている。従って、樹勢回復のためにはこれらの微量元素の補給が適切であるが、樹木近傍に除草剤が散布されていると、この補給が阻害される。そこで本発明法では、樹木がどの程度除草剤の影響を被っているのかを簡便に定量できる手法およびキットを提供する。即ち、先ずサンプルとして採取した葉部を磨り潰し、次いでこれに水を添加して混合、静置する。その後、上澄み液を採取して、これに好ましくは鉄化合物の水溶液からなる呈色指示薬を添加する。樹木が除草剤の影響を受けている場合、指示薬を添加した上澄み液は顕著に暗色化する。一方、除草剤の影響を受けていない場合、上澄み液の色は指示薬添加によって変化しない。 (もっと読む)


【課題】
当節、松枯れ等の社会問題となっている樹木の衰退や枯死が広範囲、地球規模で発生していることは事実である。松枯れに至ってはその正確な原因の特定には至ってなく、松食い虫による被害との断定的な判定であり、そのため防除以外の効果的な対策が講じられているとは言い難い。
【解決手段】
本発明は社会現象となっている松枯れ等の実態に鑑み、特にゴルフ場に植栽されている
松の健全化をはかる観点から、対象とする樹木植物の必須な栄養素の要求度を作業者の経験を問わず、エチルアルコール85〜98W%を基材とし、グアヤク脂1〜10W%、イソプロピルアルコール0.1〜1%を常温において混合調整したことを特徴とする試薬とその試薬を用いて樹液と反応させ、その反応によって青から藍色に呈色する度合いで施肥の必要性を判定する方法に関するものである。 (もっと読む)


【課題】
当節、松枯れ等の社会問題となっている樹木の衰退や枯死が広範囲、地球規模で発生していることは事実である。松枯れに至ってはその正確な原因の特定には至っていなく、松食い虫による被害との断定的な判定であり、そのため防除以外の効果的な対策が講じられているとは言い難い。
【解決手段】
本発明は樹木等の衰退・枯死度の判定を、精製水90〜9重量%に亜酸化水素ナトリウム1〜5重量%、塩化ナトリウム0.001〜0.1重量%、塩酸0.1〜2重量%、フクシン0.01〜1重量%を混合調整したこの試薬を当該樹木の樹液に反応させその赤紫色の発色度で把握し、樹勢回復技術の施工基準の目安とするその判定方法を提起するものである。 (もっと読む)


【課題】
ゴルフ場などでは芝生と松を混在させた植栽が行われているが、本来それらの欲する肥料成分は、松が硝酸性窒素分であり、芝生はアンモニア性窒素分であることは知られていない。芝生を成長養生するためアンモニア性窒素を過分に与えると、硝酸性窒素を好む松は窒素欠乏に陥り衰弱する。反面、松向けの硝酸性窒素成分が過分になると芝の成長に大きなダメージを与えることになる。
【解決手段】
このことを解決するため研究を重ねた結果、松と芝生の根圏域の深さに大きな相違点のあることに着眼し、簡易な方法での解決策として、施肥用の肥料を土壌中で分解する素材の袋に充填し、上下方向に選択して又は個別に肥料成分を供与できる構造の肥料袋を発明した。なお、実際のゴルフ場における実施例で確認した結果、本発明品の効用が確認された。 (もっと読む)


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