説明

株式会社セピ・ココにより出願された特許

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【課題】透析システムに用いる透析液貯留容器の容量を従来よりも小さくすることが可能な透析システムのプライミング方法を提供する。
【解決手段】動脈側回路プライミング工程と、透析液貯留工程と、静脈側回路プライミング工程とを含む透析システムのプライミング方法。動脈側回路プライミング工程においては、透析液流路20に供給された透析液を透析膜によって逆ろ過して動脈側回路30に送液する。透析液貯留工程においては、透析液流路20に供給された透析液を透析膜によって逆ろ過して透析液貯留容器70に貯留させる。静脈側回路プライミング工程においては、第1閉塞手段90によって動脈側回路30を閉塞し、第2閉塞手段92によって静脈側回路40を開放し、第3閉塞手段94によって分岐回路60を閉塞した状態で、透析液流路20に供給された透析液を透析膜によって逆ろ過して静脈側回路40に送液する。 (もっと読む)


【課題】本発明の課題は、血液回路及びダイアライザ内に付着する気泡を、簡易な手法でかつ完全に除去し、かつ、エアートラップ内のプライミング液の液面の高さを、効率的に調整すること。
【解決手段】ダイアライザに動脈側血液回路管と静脈側血液回路管を接続し、動脈側血液回路管と連通する状態で補液回路を備え、血液ポンプを駆動させ、補液回路の先端の補液収納体から、補液回路管、動脈側血液回路管、ダイアライザ及び静脈側血液回路管の順に、補液収納体内のプライミング液をウェットタイプのダイアライザを用いる場合には毎分250ミリリットル以上の流量で血液回路およびダイアライザを洗浄・プライミングし、ドライタイプのダイアライザを用いる場合には毎分151乃至250ミリリットルの流量で血液回路およびダイアライザをプライミングする。 (もっと読む)


【課題】本発明の課題は、透析血液中の老廃物の除去、水分の除去、電解質の調節、血液のpHの調節などの人工透析を行った後に、血液回路及びダイアライザ中に滞留する血液を安全かつ効率的に患者の体内に戻すことができる人工透析における流路の回路機構及び人工透析における透析液の一時貯留方法を提供する。
【解決手段】ダイアライザに動脈側血液回路管と静脈側血液回路管及び透析液供給管と透析液排水管とを取り付け、動脈側血液回路管と連通する状態で補液回路を備え、補液回路の先端に、洗浄・プライミング工程時に動脈側血液回路管の透析液が一時的に貯留される構成の補液収納体を取り付け、透析液排水管は流路開閉が可能な構成であり、動脈側血液回路管と静脈側血液回路管の端縁部付近には、各血液回路管の流路開閉を行う血液クランパを備え、補液回路の動脈側血液回路管との接続部付近には、補液回路の流路開閉を行う補液クランパが備えられている。 (もっと読む)


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