説明

神鋼環境メンテナンス株式会社により出願された特許

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【課題】ごみを予め粗破砕するロータを備え、かつ、この破砕ロータへの長尺物の捲き付けを抑止することが可能な給じん機を提供する。
【解決手段】給じん機は、破砕ロータ22と、固定刃と、スクレーパとを備える。破砕ロータ22は、ドラム28と、その外周面上に配設される回転刃支持環30を備える。各回転刃支持環30は、ドラム28の回転軸方向に並び、固定刃44と協働してごみを破砕する複数の回転刃を支持し、回転刃支持環30同士の間に周方向に延びる周溝が形成される。スクレーパは、回転刃支持環30同士の間に配置される掻き落とし部材50を有する。各周溝の底面の周方向の一部には、径方向外向きに突出して掻き落とし部材50と対向可能な切断用突出部が形成され、その突出寸法は、破砕ロータ22の回転に伴って掻き落とし部材50との間で周溝34内の長尺物にせん断力を与えて当該長尺物を切断することが可能な程度に設定される。 (もっと読む)


【課題】 効率良く亜鉛を減少させることができる亜鉛含有排水の排水処理方法等を提供することを課題としている。
【解決手段】 亜鉛を含む亜鉛含有排水に凝集剤を加えることにより亜鉛を含む懸濁粒子を生じさせる懸濁粒子生成工程と、前記懸濁粒子を含む亜鉛含有排水をpH8.0〜11.0に調整するpH調整工程と、該pH調整工程によりpH調整された前記亜鉛含有排水と加圧溶解された気体成分を含む加圧水の減圧により生じた気泡とを接触させ、該気泡を前記懸濁粒子に付着させることにより前記懸濁粒子を前記気泡とともに浮上させる加圧浮上工程と、浮上した前記懸濁粒子を除去する除去工程とを実施する亜鉛含有排水の排水処理方法等を提供する。 (もっと読む)


【課題】 比較的単純な構造でありながら容易に散気部を槽内外へ出し入れすることができる散気装置を提供することを課題としている。
【解決手段】 槽内に収容される液体中に気体を散気するために用いられ、該気体を液体中に散気するために備えられた散気部が前記槽の上部にある開口を介して前記槽の内外へ出し入れ可能な散気装置であって、前記槽内で使用する状態では、供給される気体を下方側へ送る第1供給管と、該第1供給管にて下方側へ送られた気体を水平方向へ送る第2供給管と、該第2供給管にて水平方向に送られた気体を液体中へ散気する前記散気部とを備えるように構成されており、前記第1供給管と前記第2供給管との間の角度が維持されるように構成されている散気装置を提供する。 (もっと読む)


【課題】 有機物含有廃水から有機物をより一層効率良く除去し得る嫌気処理装置を提供することにある。
【解決手段】 グラニュールを有し且つ該グラニュールによって有機物含有廃水が嫌気処理されることにより嫌気処理水を得る反応槽が備えられてなり、該反応槽の水面側から嫌気処理水が流出されることにより、嫌気処理水が該反応槽外に排出されるように構成されてなる嫌気処理装置であって、
該反応槽外に排出された嫌気処理水を気密に加圧状態にして、該反応槽外に排出された嫌気処理水に含まれるグラニュールを加圧し、加圧状態にされた嫌気処理水から、沈降分離により、グラニュールの含有率が該嫌気処理水よりも少ない分離処理水、及びグラニュールの含有率が該嫌気処理水よりも多い濃縮水を得るように構成された濃縮水生成装置が備えられ、
該濃縮水が前記反応槽に返送されるように構成されてなることを特徴とする嫌気処理装置を提供する。 (もっと読む)


【課題】 嫌気性生物の活性を高く保持しつつ、アルカリ剤の使用量を抑制し得る嫌気処理装置を提供することにある。
【解決手段】 嫌気性生物が備えられてなる槽を有し、該槽内において該嫌気性生物により、有機物含有廃水が嫌気処理されるように構成されてなる嫌気処理装置であって、
前記槽内の水のpHを測定するpH測定装置、及び前記槽内のガスのCO2 濃度を測定するCO2 濃度測定装置を備えてなり、該pH測定装置により測定した測定値と、該CO2 濃度測定装置により測定した測定値と、槽内の水のアルカリ度、槽内の水のpH及び槽内のガスのCO2 濃度の相関関係とによりアルカリ度が算出され、該算出値に基づいて前記槽内の水のアルカリ度が1000〜5000mg/Lの範囲内に保持されるように前記槽内の水にアルカリ剤が加えられるように構成されてなることを特徴とする嫌気処理装置を提供する。 (もっと読む)


【課題】廃水処理施設に流入する原水の有機物濃度が、短時間のうちに上昇した場合に、廃水処理施設の負荷を迅速かつ容易に低減すること。
【解決手段】原水中の固形物を分離する前段固液分離装置と、前段固液分離装置で得られた分離水中の有機物を活性汚泥によって分解する生物処理槽と、生物処理槽で得られた生物処理液を汚泥と処理液とに分離する後段固液分離装置とを備える有機性廃水処理施設において、
原水の有機物濃度が所定濃度を超えた場合には、後段固液分離装置にて得られた余剰汚泥の一部を前段固液分離装置の流入部よりも前で原水と混合する。混合された余剰汚泥によって、原水中の溶解性有機物が吸着及び/又は生物分解される。 (もっと読む)


【課題】廃水処理施設に流入する原水が、短時間のうちに急激に増加した場合に、最終沈殿槽からの汚泥流出を抑制しうる廃水処理施設の運転方法を提供すること。
【解決手段】原水中の固形物を沈殿除去する最初沈殿槽と、最初沈殿槽の上澄水中の有機物を活性汚泥によって分解する好気的生物処理槽と、生物処理槽の上澄水中から汚泥を沈殿除去する最終沈殿槽とを備える有機性廃水処理施設において、
原水の流量が所定流量を超えた場合には、生物処理槽の曝気量を所定量よりも減少させ、最終沈殿槽から流出する汚泥量を減少させる。 (もっと読む)


【課題】汚泥ピットが流入室の下方にある排水処理用の沈殿槽において、被処理液流入口に設置することにより、沈殿槽における汚泥沈降性を向上させるための簡易な整流用部材、及び該整流用部材を用いる沈殿槽、汚泥沈降性の改善方法、沈殿槽の改修方法の提供を目的とする。
【解決手段】少なくとも底面及び被処理液の流れる方向の両側面が遮蔽部材で構成され、被処理液の出口に整流板を有する整流用部材を、汚泥ピットが流入室の下方にある排水処理用の沈殿槽の被処理液流入口に設置することにより、整流板を通過した被処理液による汚泥の巻き上げを効果的に抑制する。 (もっと読む)


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