説明

大和小田急建設株式会社により出願された特許

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【課題】洗浄処理がなされる汚染土壌全体に対して十分な攪拌作用を及ぼすことができ、且つ耐久性に優れた土壌洗浄槽を提供することを目的とする。
【解決手段】略円筒状の有底の筒状体62内に汚染土壌PSを投入し、水と共に攪拌洗浄する土壌洗浄槽60であって、筒状体62内の底部66に沈殿する汚染土壌PSを水と共に底部66近傍に取付けられた排出口70から筒状体62外へ排出し、周壁68に取付けられた再供給口72から筒状体62内に再供給して攪拌する。再供給口72は、周壁68内面に沿って同一円周方向に汚染土壌PSを水と共に噴出するように開口して複数取り付けられており、これにより筒状体62内に継続的な回転流が生じ、汚染土壌PSを効果的に攪拌洗浄することができる。従って、別途攪拌装置を設ける必要が無く、攪拌装置の劣化等の問題が無くなり土壌洗浄槽60自体の耐久性が向上している。 (もっと読む)


【課題】簡単な構成により、汚染土壌の洗浄のための解泥・分級処理を的確且つ効率的に行うことができる装置を提供することを目的とする。
【解決手段】設置面Eに対して傾斜設置され、内部空間が土壌塊PS0の一部を濾過する濾過体14により筒体12の上部領域16と濾過体14の下側領域18に分割された筒体12からなる解泥機10である。上部領域16には、解泥手段であるワイヤ30を有する回転可能なロータ32が設けられ、筒体12に投入された土壌塊PS0はシャワーノズル34から供給された水により湿潤し、ワイヤ30の打撃により分解する。濾過体14の下側領域18には、濾過体14により濾過された土壌塊の濾物PS2を傾斜下方側へ送るスクリューコンベヤ42が設けられており、送られた土壌塊の濾過物PS2は土壌塊濾物排出口46から筒体12外へ排出される。濾過体14上に残留した土壌塊残渣PS1は、上部領域16の傾斜下方側に設けられた土壌塊残渣排出口22から筒体12外へ排出される。 (もっと読む)


【課題】耐震構造を確保しながら地震等の際に杭に生じる曲げモーメントの杭頭部への集中を効果的に防止し、杭頭部にコンクリートの圧縮破壊や鉄筋の座屈等の発生及び残留変位を防止することのできる構造物における杭と基礎とのPC接合構造を提供すること。
【解決手段】構造物における杭22と、この杭22上に別体で設けられる基礎32との接合構造であって、杭22の内部から基礎32の上端面まで埋設されて伸長する複数のほぼ真っ直ぐなシース管20aと、シース管20aに遊貫して設置され、杭22内の基端部は杭22内に固定され、基礎32の上端面から突出する他端部は張力印加手段を介して基礎32の上端面に係止される複数のほぼ真っ直ぐなPC鋼棒20bと、を有し、PC鋼棒20bは、基礎32の上端面と杭22内の固定部Cとの間で、所定の緊張力を付与されて設置された。 (もっと読む)


【課題】簡単な方法で変状部を十分な確度、信頼性を持って一義的に特定することが可能な赤外線法によるコンクリート表層部の変状部検出方法を提供すること。
【解決手段】画素の温度勾配として、画素を挟む水平方向又は垂直方向の2つの画素の温度差を、2つの画素の間隔に対応する被調査面の長さで除した値を採用し、熱画像を構成する各画素の温度勾配を算出する温度勾配算出工程と、温度勾配算出工程により算出された各画素の温度勾配が所定の閾値より大きいか否かを比較判定する比較判定工程と、を有し、比較判定工程で閾値より大きい値を持つ画素に対応する被調査面の箇所を変状部とした。 (もっと読む)


【課題】地震時に免震装置に過大な引張力が作用するのを防ぐことができる簡単な構成の免震建築物を提供する。
【解決手段】側柱11と中柱12との間に亘って緊張材20を張設し、緊張材20の引張力によって中柱12を側柱11に対して上方に向かってつり上げる方向に付勢する。これにより、中柱12の軸力を減少させて、側柱11の軸力を増大させ、地震時に免震建築物1の基礎2から構造体10に水平方向の力が作用した場合に、側柱11の下部と基礎2との間に介在された免震装置4に大きな引張力が作用するのを防ぎ、免震装置4が引き抜かれて免震建築物1が転倒するのを防ぐ。 (もっと読む)


【課題】例えば既設のビル等の建築物や橋梁等の構築物におけるコンクリート躯体、特に既設の柱を有する既設コンクリート躯体の補強構造および補強工法に係り、既設柱の4つの面のうち少なくとも1つの面が施工不能であっても、単に、剪断耐力を向上させるだけでなく、軸力をも増大させることのできるようにする。
【解決手段】横断面矩形の4つの面のうち少なくとも1つの面からの補強工事が施工不能な既設柱1を有する既設コンクリート躯体の補強構造であって、上記既設柱1の側方の上下の梁3・3間に、それらと連続してコンクリート製の小柱4を形成すると共に、その小柱4と上記既設柱1またはそれに隣接して設けた既設壁2とを連結する補強ボルト5を上記小柱4と既設柱1または既設壁2内に埋設させて設けたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】河川改修工事のためのドライの作業帯域を容易にもたらすことができると共に、河川の増水に速やかに対応することができる瀬替え用堰堤形成材を提供すること。
【解決手段】河川の水の流れを偏らせ、水流を途絶えさせた作業帯域を形成する瀬替えのための堰堤形成材であって、この前記堰堤形成材を水充填用の密封空間と、この密封空間内へ注水するための注水口17と、この密封空間からの排水口27とを備えた長尺袋状の水嚢1で形成する。 (もっと読む)


【課題】柱梁架構に必要な水平剛性を付加でき、柱梁架構の水平変形と連動して架構全体の変形エネルギーを消費させ、架構に水平変形を与えても、ダメージが残らない制震壁を提供する。
【解決手段】制震壁1は、PCaPC壁10の四隅に減衰装置20を備え、上下梁40に一定幅の目地30を介してPC鋼棒50によって取付けられたものである。減衰装置20には高減衰ゴムを挟んだ複数枚のプレートを備え、このプレートは梁40及びPCaPC壁10にそれぞれ取付けられている。 (もっと読む)


【課題】鉄筋コンクリート建物の梁、壁等の構造部における開口部周辺全体に亘ってコンクリートのひび割れを防止することができる補強筋を、鉄筋組立工程後においても簡単に設置することができる方法を提供すること。
【解決手段】鉄筋組立体1に対して開口部7の口径より大きな径のスパイラル筋6を、鉄筋組立体の一部に係合させながら軸中心的に回転させ、鉄筋組立体の外側方から内部へねじ込み式に推進して導入し、開口部設置対応箇所に該開口部と略同軸的に位置せしめ、スパイラル筋導入後にスパイラル筋の両方の端部を鉄筋組立体の側部鉄筋に固定する。 (もっと読む)


【課題】
従来のRCコア壁を用いた構造物では、地震後に残留変形が生ずる。残留変形を殆ど生じさせない耐震架構を備えた高層建築物を提供する。
【解決手段】
高強度のプレキャストコンクリート部材をPC緊張材で圧着接合してコア壁10を構成し、このプレキャストプレストレストコンクリートコア壁10を建築物1の平面視中央部に設け、外周をフレーム構造20とし、このフレーム構造20は、高強度のプレキャストコンクリート造の柱21および梁22をPC緊張材を用いて圧着接合して形成し、残留歪の少ない高強度の耐震架構を備えた高層建築物を構築する。 (もっと読む)


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