説明

株式会社ダイセン工業により出願された特許

11 - 14 / 14


【課題】原料充填時並びに離型時におけるクラッキング間隙を高精度に制御可能な発泡樹脂成形機およびその運転方法を提供する。
【解決手段】移動ダイプレート2を固体ダイプレート1に対して開閉させる金型開閉装置を、移動ダイプレート2と型締めハウジング8との間に配置されるトグルリンク5と、当該トグルリンク5を屈伸させるクロスヘッド6と、型締めハウジング8を貫通してクロスヘッド6に螺入された電動式のボールネジ7と、からなるものとして、この金型開閉装置に、トグルリンク5が伸長されて型締めされた時の型厚Sを調整するための型厚調整手段9と、クラッキング間隙を一定に制御するためのボールネジ回転制御手段20とを備えた発泡樹脂成形機、およびその運転方法。 (もっと読む)


【課題】接着用樹脂を使用することなく、発泡樹脂成形体において好ましい細孔構造と構造強度の両立を図る。
【解決手段】型内に充填した発泡性樹脂粒子を加熱発泡して得られる多数の発泡セル11、11、・・で構成される発泡成形体である。この発泡成形体では、隣り合う発泡セル11、11、・・の接触面11a、11a、・・がそれ自体が溶融した融着部となって、発泡セル相互を結合されている。そして、前記多数の発泡セル11、11、・・の間にある空隙12、12、・・は、発泡成形体内部を縦横に連通する三次元連通気孔を形成している。この発泡成形体の強度は、曲げ限界強度を、少なくとも10Nの強度を備える。 (もっと読む)


【課題】発泡粒子間に空隙を残して通気性を持たせた発泡樹脂からなるポーラス成形体を成形することができる金型装置。
【解決手段】ポーラス成形体が充填成形されるキャビティ4を包囲、形成するよう、凸型金型61と凹型金型51が対向配置されている。その組合せ金型51、61には、従来のようなベントホールが設けられておらず、その合わせ目部分に沿ってキャビティ4内に露出した、スリット7a、7bを配設するとともに、該スリット7a、7bから外部の用役配管に接続される用役口73a、73bの間を連通させる通路として、型間通路71a、71bおよび内部配管72a、72bを設けた点にある。これら金型51、61の裏面側には、フレーム52、62と裏板53、63が取付けられ、スチームなどの用役が供給される凹側チャンバ5と凸側チャンバ6が形成されている。
(もっと読む)


【課題】接着用樹脂を使用することなく、吸音体に好ましい細孔構造と構造強度の両立を図る。
【解決手段】本発明の発泡成形吸音体を構成する発泡成形体1は、所定の形状に構成された型内に充填した発泡性樹脂粒子を加熱発泡して得られる無数の発泡セル11、11、・・で構成される発泡成形体であって、隣接する発泡セル11、11、・・が接触面11a、11a、においてそれ自体が軟化溶融して結合している。この発泡成形体1は、少なくとも3個の発泡セル11に囲まれる空間12(図1では、5個の発泡セル11に囲まれる空間12が例示してある)が連なって形成される連通気孔からなる3次元細気孔を備え、この3次元細気孔は、全体の容積に対する細気孔の全容積比である容積気孔率が10〜40%であって、かつ少なくとも0.16MPaの引裂き強度を有する。
(もっと読む)


11 - 14 / 14