説明

株式会社ティ・カトウにより出願された特許

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【課題】木造建築物における大引等の横架材の前処理加工が簡単に済み、且つ、その設置にも手間の掛からない鋼製束を提供する。
【解決手段】鋼製束は、木造建築物の基礎上に固定される基盤(12)と、この基盤(12)から立設され、上端部が大引(B)の縦孔(C)内に挿入される伸縮可能な支柱(16)と、この支柱(16)に取り付けられ、大引(B)を下方から支持する大引受け(34)とを備え、大引受け(34)は支柱(16)の上端部とともに縦孔(C)内に配置され、支柱(16)の上端部を囲繞する拡開スリーブ(40)を有し、一方、支柱(16)はその上端に前記拡開スリーブ(40)を拡開させる逆テーパヘッド(32)を有する。 (もっと読む)


【課題】木造建築物の大引(横架材)を安定して支持でき、大引の木痩せに伴う再調整を不要するか又はその再調整を容易にする鋼製束を提供する。
【解決手段】鋼製束は、基礎(A)上の基盤(2)から延び、大引(B)の縦孔(C)内に嵌入される上端部(10a)を有した伸縮可能な支柱(6)と、支柱(6)の上端部(10a)に形成された環状溝(14)と、大引(B)の横孔(D)に打ち込まれ、環状溝(14)に嵌合されるドリフトピン(18)とを備え、ドリフトピン(18)及び環状溝(14)は互いに協働して大引(B)を支持する荷重受け部を形成し、支柱(6)の上端部(10a)は支柱(6)の径方向に関して大引(B)を拘束する拘束部を形成する。 (もっと読む)


【課題】引っ張りに対する耐力に優れ、製材を用いて大規模な木造建築物を建てる場合に有利な製材の接合構造を提供すること。
【解決手段】2本の製材14は、各製材14の端部の平坦な端面1402が突き合わされ、製材14の側面1422に金属板36が合わされ、かつ、突起38が凹部1424に挿入され、これにより2本の製材14の端部の平坦な端面1402は突き合わされた状態に維持されて接合されている。突起38は、凹部1424の内径よりも小さい外径の円筒面を有する円筒壁で構成され、円筒壁の先部には、その先端に至るにつれて外径が小さくなるテーパ部が形成されている。突起38は、2本の製材14の端部の平坦な端面1402を突き合わせた状態で、各製材14に形成された凹部1424のピッチよりも小さい寸法のピッチで金属板36に固設されている。 (もっと読む)


【課題】 所望の高さに正確且つ容易に位置決めすることができ、家屋の基礎構造における床構造体としての横架材を基礎コンクリート上に所定の隙間を存して水平に配置する際に通気用パッキンに好適な可変スペーサを提供する。
【解決手段】 上面に螺旋状の摺動部12A、12Bが設けられた地板12と、下面に地板の摺動部と対応して螺旋状の摺動部13A、13Bが設けられ、該摺動部の終端及び始端が地板の摺動部の始端及び終端に合わされ摺動部12Aと13A、12Bと13Bが当接されて地板に載置され、地板との相対回転により高さが可変される天板13と、地板と天板に設けられ、これらの地板と天板とを相対回転可能且つ逸脱不能に係止する係止手段12f、13fとを備えた構成としたものである。 (もっと読む)


【課題】 柱と土台、梁と梁等を結合する際にアリ結合を簡単に実現することができ、しかも、木材の持つ強度を最大限に引き出すことが可能な木材の結合金具を提供する。
【解決手段】 第1の木材1の端面に設けられたアリ2と、第2の木材3の側面に設けられてアリが嵌合する角穴3aとの間に介在されてこれらを結合する木材の結合金具11であって、アリの端面から付け根部まで設けられたスリット2aに嵌合され、先端がアリの端面から突出する支持板15と、支持板の一側面に固定されてアリと係合する楔状の係合部16とから成り、アリの両側部に装着されて支持板が第1の結合ピン18によりアリに固定され、係合部がアリに係合される一対の第1の結合部材11と、箱体をなし、角穴に嵌合されて側壁の上部が第2の結合ピン19により第1の結合部材の先端と共に第2の木材に固定される第2の結合部材13からなる構成としている。 (もっと読む)


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