説明

株式会社アーデル精工により出願された特許

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【課題】 極めて簡略化した構造により金属製の線材の矯正が可能な線材の矯正装置を提供すること。
【解決手段】 線材の矯正装置10は、巻取りドラムDから引き出された金属製の線材Sの基端部を引き出し方向回りに回転不能かつ引き出し方向に変位不能に保持するクランプ機構11と、線材Sの先端部を掴んで保持するチャック機構12と、チャック機構12を引き出し方向回りに所定の回数だけ回転させる回転機構13と、チャック機構12をクランプ機構11に対して接近または離間させる移動機構14と、矯正された線材Sを切断する切断機構15とを備えている。そして、装置10は、チャック機構12によって先端部を保持した線材Sを回転機構13によって引き出し方向回りに回転させて捩じり方向に塑性変形させるとともに移動機構14によって線材Sに張力を付与して、線材Sについた巻癖を矯正する。 (もっと読む)


【課題】 細径の管体を内側から外側に向けて膨出変形させてかしめることが可能なかしめ加工装置を提供すること。
【解決手段】 かしめ加工装置10は割型バルジ12を備えている。バルジ12は、同一形状の4つの割型12aを集合させることによって略円筒状とされている。各割型12aには、かしめ爪12a3側にバルジ12の環状溝を形成する溝12a4が形成され、シャフト14が進入する側に溝12a5が形成される。そして、溝12a4および溝12a5には、各割型12aを集合させてバルジ12を形成した状態で、環状の弾性部材としてのOリング12a6およびOリング12a7がそれぞれ装着される。これにより、かしめ加工時におけるバルジ12(すなわち割型12a)に対して部分的に発生する過大な負荷を低減することができ、管体Pを膨出変形(拡管)させてフランジFに結合することができる。 (もっと読む)


【課題】急速加熱・急速冷却を行う熱カシメ装置で、安定的な熱カシメを行う。
【解決手段】熱板に第一のバネを用いてボディ(伝熱部材)を出し入れ自在に設け、ボディに第二のバネを用いて接続部材を出し入れ自在に設け、接続部材の先端にカシメ部材を設けている。カシメ部材をカシメ対象である樹脂製ボスに押し当てていくと、第一と第二のバネは圧縮され、ボディは所定温度に加熱された熱板の中に入り、接続部材はボディの中に入り、ボディと接続部材先端のカシメ部材が密着する。熱板の熱はボディを経てカシメ部材に伝わる。カシメ部材は加熱され、樹脂製ボスを軟化させる。第一と第二のバネはボディとカシメ部材をそれぞれ押圧し、カシメ部材は樹脂製ボスを変形させる。その後、熱板を上昇させ、カシメ部材に加わる押圧力を減少し、ボディとカシメ部材を離し、カシメ部材にエアーを吹き付けて冷却し、カシメ部材を樹脂製ボスから離すようにする。 (もっと読む)


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