説明

ダイセルパックシステムズ株式会社により出願された特許

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【課題】防傷性及びハンドリング性に優れた積層シート及び成形体を提供することにある。
【解決手段】積層シートは、ポリプロピレン系樹脂(A1)及び低密度ポリエチレンを含むポリエチレン系樹脂(A2)で構成される基材層(A)の少なくとも一方の面に、表層(B)が形成されている。表層(B)は、JIS K6253に準拠したデュロ硬度Aが53〜85(例えば、55〜70)程度の動的架橋型ポリオレフィン系エラストマーを60重量%以上含む。ポリオレフィン系エラストマー(B1)は、ポリオレフィン系樹脂を含むハードセグメントと、エチレン−プロピレンゴム又はエチレン−プロピレン−ジエンゴムを含むソフトセグメントとで構成してもよい。 (もっと読む)


【課題】耐摩耗性が高く、外観にも優れる帯電防止性シートを提供する。
【解決手段】ポリプロピレン系樹脂(A1)、ポリエチレン系樹脂(A2)及び充填剤(A3)で構成された基材層(A)の少なくとも一方の面に、ポリエチレン系樹脂(B1)、ポリプロピレン系樹脂(B2)及び高分子型帯電防止剤(B3)で構成された帯電防止層(B)を積層して、帯電防止性シートを得る。前記帯電防止層(B)において、ポリエチレン系樹脂(B1)とポリプロピレン系樹脂(B2)との割合(重量比)は、ポリエチレン系樹脂(B1)/ポリプロピレン系樹脂(B2)=55/45〜70/30程度である。この帯電防止性シートは、電子部品などの包装用成形品として適している。 (もっと読む)


【課題】薄肉であっても表面光沢の均一性に優れるとともに、二次成形性にも優れる積層シートを提供する。
【解決手段】熱可塑性樹脂で構成されたコア層(A)の少なくとも一方の面に、結晶性樹脂で構成された被覆層(B)が形成された積層シートにおいて、前記コア層(A)の気泡面積占有率を0.1〜8%とする。前記熱可塑性樹脂はオレフィン系樹脂及び/又はスチレン系樹脂であり、前記結晶性樹脂はオレフィン系樹脂であってもよい。 (もっと読む)


【課題】伸度と耐衝撃性とのバランスに優れるとともに、耐熱性及び生分解性も高い脂肪族ポリエステル系樹脂組成物を提供する。
【解決手段】脂肪族ポリエステル系樹脂(A)をベース樹脂とする樹脂組成物であって、さらに他の熱可塑性樹脂(B)及びポリブタジエン単位を有するエラストマー(C)を含有する脂肪族ポリエステル系樹脂組成物を調製する。前記脂肪族ポリエステル系樹脂(A)はポリ乳酸系樹脂であってもよい。前記他の熱可塑性樹脂(B)は、ポリプロピレン系樹脂や、ゴム含有スチレン系樹脂などであってもよい。脂肪族ポリエステル系樹脂(A)と他の熱可塑性樹脂(B)との割合(重量比)は、前者/後者=95/5〜40/60程度である。前記ポリブタジエン単位を有するエラストマー(C)の割合は、脂肪族ポリエステル系樹脂(A)及び他の熱可塑性樹脂(B)の合計100重量部に対して、0.1〜60重量部程度である。 (もっと読む)


【課題】伸度と耐衝撃性とのバランスに優れるとともに、接着層を介在させなくても、基材層と被覆層との層間接合強度が高い生分解性樹脂積層シートを提供する。
【解決手段】脂肪族ポリエステル系樹脂(A1)及びスチレン系熱可塑性エラストマー(A2)で構成された基材層(A)の少なくとも一方の面に、熱可塑性樹脂で構成された被覆層(B)を積層する。前記脂肪族ポリエステル系樹脂(A1)はポリ乳酸系樹脂であってもよい。前記スチレン系熱可塑性エラストマー(A2)はスチレン−ジエン系ブロック共重合体であってもよい。このスチレン系熱可塑性エラストマー(A2)の割合は、前記脂肪族ポリエステル系樹脂(A1)100重量部に対して、1〜50重量部程度である。前記基材層(A)は、さらにゴム含有スチレン系樹脂(A3)及び/又はオレフィン系樹脂(A4)を含んでいてもよい。前記被覆層(B)は、ポリプロピレン系樹脂であってもよい。 (もっと読む)


【課題】帯電防止性能が高く、成形性及び機械的特性にも優れた導電性シートを提供する。
【解決手段】ポリプロピレン系樹脂(A1)、ポリエチレン系樹脂(A2)及び帯電防止剤(A3)で構成された基材層(A)の少なくとも一方の面に、メルトフローレート3〜50g/10分のポリプロピレン系樹脂(B1)及び導電剤(B2)で構成された導電層(B)を積層して、導電性シートを得る。前記ポリプロピレン系樹脂(A1)及びポリエチレン系樹脂(A2)のメルトフローレートはいずれも0.1〜2g/10分程度である。前記ポリエチレン系樹脂(A2)は、低密度ポリエチレン及び/又は直鎖状低密度ポリエチレンであってもよい。前記帯電防止剤(C)は、アミン系帯電防止剤、脂肪酸アミド系帯電防止剤、脂肪酸エステル系帯電防止剤、ポリオキシアルキレン系帯電防止剤などの界面活性剤型帯電防止剤であってもよい。このような導電性シートは電子部品包装用材料に適している。 (もっと読む)


【課題】耐油性や耐熱性などの耐久性と、剛性や耐衝撃性などの機械的特性のバランスに優れるとともに、接着層を介在させなくても層間強度が強い樹脂積層シートを提供する。
【解決手段】スチレン系樹脂(A1)及びスチレン系熱可塑性エラストマー(A2)で構成されたコア層(A)の少なくとも一方の面に、オレフィン系樹脂(B1)及びスチレン系熱可塑性エラストマー(B2)で構成されたスキン層(B)が形成された積層シートであって、スチレン系熱可塑性エラストマー(A2)の割合が、スチレン系樹脂(A1)100重量部に対して1〜15重量部程度であり、かつスチレン系熱可塑性エラストマー(B2)の割合が、オレフィン系樹脂(B1)100重量部に対して5〜30重量部程度である積層シートを調製する。 (もっと読む)


【課題】複数の液晶表示パネルを収納凹部にずれ動くことなく収納できるようにした収納トレイを提供することにある。
【解決手段】合成樹脂によって成形されたトレイ本体1と、平面形状が四角形で、トレイ本体の上面に開口して形成されるとともに、内面が深さ方向下端から上端に向かって外方に傾斜したテーパ面11に形成され内部に複数の液晶表示パネルが積層して収納される複数の収納凹部4と、収納凹部の内面の一部に垂直に形成され収納凹部に収納された液晶表示パネルの外周面を支持して液晶表示パネルが収納凹部内で水平方向にずれ動くのを阻止する垂直支持部12とを具備する。 (もっと読む)


【課題】高い剛性、成形性及び耐衝撃性を備えたゴム含有二軸延伸スチレン系樹脂シートを提供する。
【解決手段】ゴム成分に少なくともスチレン系単量体がグラフト重合したスチレン系グラフト共重合体を少なくとも含むスチレン系樹脂組成物で構成され、かつ縦及び横方向において、それぞれ1.2〜5倍の延伸倍率で二軸延伸された厚みが0.05〜0.5mm(特に0.05〜0.15mm)のスチレン系樹脂シートであって、スチレン系グラフト共重合体中のゴム成分について、膨潤度(SI)は、7.5〜20程度であり、グラフト率(g)が1.8〜5であり、膨潤度(SI)とグラフト率(g)との積(SI×g)が20〜80(特に20〜60)であり、かつ平均粒子径が0.5〜10μmである二軸延伸スチレン系樹脂シートを調製する。 (もっと読む)


【課題】成形品において、金型非接触面や高い絞り比を有する深絞り部でも、金型接触面と同様に優れた帯電防止性を有するポリオレフィン系樹脂組成物を提供する。
【解決手段】ポリプロピレン系樹脂(A)と、低密度ポリエチレン及び直鎖状低密度ポリエチレンから選択された少なくとも一種のポリエチレン系樹脂(B)と、帯電防止剤(C)とを含む帯電防止性樹脂組成物を調製する。ポリエチレン系樹脂(B)は、エチレンと直鎖状α−C5-8オレフィンとの割合(モル比)が、前者/後者=80/20〜99.9/0.1程度の共重合体であり、かつ密度が0.9〜0.95g/cm3程度の直鎖状低密度ポリエチレンであってもよい。前記樹脂組成物で形成されたシートを熱成形することにより、表裏面双方での帯電防止性に優れた成形品が得られる。 (もっと読む)


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