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ザ・スクリプス・リサーチ・インステイチユートにより出願された特許

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単離された、哺乳動物の生体骨髄由来の系統陰性造血幹細胞集団(LinHSC)は、網膜血管及び眼におけるニューロンネットワークを救うことができる内皮前駆細胞(ECP)を含有する。好ましくは、単離されたLinHSCにおける細胞の少なくとも約20%が、細胞表面抗原CD31を発現する。単離されたLin HSC集団は、眼血管疾患の治療及び網膜における錐体細胞変性を改善するのに有用である。好ましい実施形態において、生体哺乳動物から骨髄を抽出し;骨髄から複数の単球を分離し;1以上の系統表面抗原に対するビオチン結合系統パネル個体により単球を標識し;複数の単球から、系統表面抗原に対して陽性の単球を除去し、EPCを含有するLin HSC集団を回収することにより、Lin HSCを単離する。単離されたLin HSCに対して、治療上有用な遺伝子をトランスフェクションすることもできる。レーザーを用いて網膜において活性化した星状細胞の増殖を刺激することにより、治療を促進し得る。
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本発明は、トリプトファニル‐tRNAシンセターゼ(TrpRS)の血管新生抑制断片とならびに血管内皮成長因子(VEGF)シグナリング阻害剤および血管成長阻害量インテグリンシグナリング阻害剤からなる群から選択される少なくとも1つの化合物とを含む血管形成抑制薬の血管成長阻害量を新生血管病または腫瘍患者に投与することによる、例えば網膜新生血管疾病および腫瘍等の新生血管病を治療する組成物および方法を提供する。本方法に用いられる組成物は、薬学上許容できる添加剤と共に、トリプトファニル-tRNAシンセターゼ(TrpRS)の血管新生抑制断片とならびに血管内皮成長因子(VEGF)シグナリング阻害剤およびインテグリンシグナリング阻害剤の少なくとも1つとの混合物を含む。
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化学的Srcファミリーチロシンキナーゼタンパク質インヒビターの治療的有効量を哺乳動物に投与することにより哺乳動物における心筋梗塞を治療する。心筋梗塞の治療用の医薬の製造のための、そのようなインヒビター化合物の使用も提供する。該インヒビターの予防量を哺乳動物に投与することにより心筋梗塞を予防することが可能である。該インヒビターは好ましくは、ピラゾロピリミジンクラスのSrcファミリーチロシンキナーゼインヒビター、大環状ジエノンクラスのSrcファミリーチロシンキナーゼインヒビター、ピリド[2,3−d]ピリミジンクラスのSrcファミリーチロシンキナーゼインヒビター、4−アニリノ−3−キノリンカルボニトリルクラスのSrcファミリーチロシンキナーゼインヒビターおよびそれらの混合物よりなる群から選ばれるSrcタンパク質のインヒビターである。特に好ましい実施形態においては、Srcファミリーチロシンキナーゼインヒビターは、ATP模擬ヘテロ芳香族部分に隣接して位置する約6オングストローム未満のサイズの疎水性基を有するATP競合性Srcファミリーチロシンキナーゼインヒビターである。Srcファミリーチロシンキナーゼインヒビターを使用して、心筋梗塞の治療用の医薬を製造することが可能である。化学的Srcファミリーチロシンキナーゼインヒビターを含有する製造物品も開示する。
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