説明

株式会社タナカアンドカンパニーリミテッドにより出願された特許

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【課題】ニードルパンチ機によって繊維集積体同士を絡み合わせて固着させる際の、絡ませ合いの効率を高め、またパンチ針を交換する際の作業性を高める。
【解決手段】モータにより回転する駆動軸23にクランク24を取り付け、クランクロッド25を介して取り付け筒26に針棒22を挿通させる。針棒22の取り付け筒26に挿通した部分は両側から、スラストカラー22aにより挟み込まれている。駆動軸23の回転に連動して針棒22は昇降動するが、取り付け筒26は針棒22に遊嵌しているだけであるから、針棒22はその軸心周りに回転可能である。繊維集積体にパンチ針22cを挿抜する際に、針棒22が回転して挿抜箇所が不規則にずれる。そのため、挿抜が満遍なくなされ、繊維集積体同士を絡ませ合う効率が上がる。針棒22を手で回転操作することで、交換対象となるパンチ針22cを作業者の作業位置側に持ってこられるため、交換作業が容易となる。 (もっと読む)


【課題】ニードルパンチ機について、そのパンチ針の針板への衝突を確実に防止する。
【解決手段】針棒22下降時にパンチ針22cのすべてが挿通する大きな1つの針孔11aを針板11に設ける。針孔11aのパンチ針22cが多少針振れしてもこの針孔11a内に収まり、針板11に衝突することが防止される。また、針板11の下方から針孔11a上に筒形の支持体12を延出する。繊維集積体はパンチ針22cの挿抜時に、支持体12に支持されて針孔11a内に落ち込むことが防止され、ニードルパンチ作業が精度よく円滑になされる。支持体12は筒形なので針棒22下降時にこの筒内に挿通するパンチ針22cを増設することができるので、繊維の絡ませ合いの効率が向上する。 (もっと読む)


【課題】ニードルパンチ機について、繊維集積体を押える布押え機構が作業時に邪魔にならないようにする。
【解決手段】ガイド21の下支持片21aに、固定ねじ27を固定し、これに可動ねじ29をねじ合わせ、その外周取り付け溝29aに、針交換窓32bを有するサイドカバー32のフランジ32aをはめ込み、サイドカバー32の下端に繊維集積体を押える布押え板30を一体に形成する。従来の針棒に並列する布押さえ棒をなくしたため、作業空間を広く取ることができる。可動ねじ29をねじ送りすることで布押え板30は昇降可能である。パンチ針22cが折損してもその破片をサイドカバー32が遮るため安全である。布押え板30が回転可能であるため、布送り方向をスムーズに切り替え可能である。サイドカバー32を回転させて、交換対象となるパンチ針22cの正面に針交換窓32bが位置するようにすると、針22cの交換作業が容易となる。 (もっと読む)


【課題】リボンからなるモチーフ材によって曲線模様等を簡単に形成することができるようにしたニードルパンチ機を提供することである。
【解決手段】針棒6の下端部に複数のパンチ針15を保持する針留11を取付け、針棒6の背部に設けられた押え棒17の下端部にセパレータ20を取付ける。セパレータ20にパンチ針15が挿入可能な針孔22を設けるセパレータ20の円盤部20aの外周前部に板片25を形成し、その板片25に上下に貫通する左右方向に細長いリボン挿入孔26を設け、そのリボン挿入孔26にリボンbを挿入して針板23上に載置された基材A上に重ね合わせ、そのリボンbをパンチ針15の刺通により基材Aに固定し、基材Aの前送り方向にリボンbが引き出されるようにする。 (もっと読む)


【課題】毛糸やテープ等からなるモチーフ材によって文字や模様を簡単に形成することができるようにしたニードルパンチ機を提供することである。
【解決手段】針棒6の下端部に複数のパンチ針15を保持する針留11を取付け、針棒6の背部に設けられた押え棒17の下端部にセパレータ20を取付ける。セパレータ20にパンチ針15が挿入可能な針孔22を設ける。針棒6に軸方向に延びる案内孔10を形成し、セパレータ20には針棒6と同軸上にガイド孔21を設ける。案内孔10の上部から挿通されて針棒6の下方に引き出された毛糸aを複数のパンチ針15の略中央からセパレータ20のガイド孔21内に挿通して針板23上に載置された基材A上に重ね合わせ、その毛糸aをパンチ針15の刺通により基材Aに固定して、基材Aの送り方向に毛糸aが引き出されるようにする。 (もっと読む)


【課題】パンチ針を容易に交換することができると共に、パンチ針の抜け落ちを確実に防止することができるようにしたニードルパンチ機の針留を提供することである。
【解決手段】針棒5の下端部に着脱自在に取付けられるホルダヘッド11と、そのホルダヘッド11が嵌合されるヘッド嵌合孔17を上側に有するニードルホルダ12とを結合ねじ20の締付けにより結合する。ニードルホルダ12には下面からヘッド嵌合孔17に貫通する複数のシャンク挿入孔18を形成し、そのシャンク挿入孔18に挿入されたパンチ針Nのヘッドnをホルダヘッド11とヘッド嵌合孔17の底面とで上下から挟持し、ホルダヘッド11に対するニードルホルダ12の結合解除により、パンチ針Nをニードルホルダ12の上方に抜き差しできるようにして、パンチ針Nの交換の容易化を図る。 (もっと読む)


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