説明

松山技研株式会社により出願された特許

1 - 5 / 5


【課題】 浸炭による結晶粒の粗大化や粒界炭化物の析出を抑えて靱性を大幅に改善した耐摩耗性、耐アルミ溶損性に優れる工具鋼およびアルミ加工用金型を提供する。
【解決手段】 質量%で、C:0.31〜0.60%、Si:0.1〜0.6%、Mn:0.3〜1.0%、Ni:0.05〜0.6%、Cr:3.0〜5.0%未満、MoまたはWのいずれか1種または2種をMo当量(Mo+1/2W):0.8〜4.0%、VまたはNbのいずれか1種または2種をV当量(V+1/2Nb):0.5〜1.5%、残部Feおよび不可避的不純物よりなる鋼を、鍛造および圧延における終止温度900〜1150℃、冷却速度0.05℃/sec以上としたことを特徴とするアルミ加工用金型に適した工具鋼およびアルミ加工用金型。 (もっと読む)


【課題】アルミニウムまたはアルミニウム合金などの非鉄材料からなる母材とダイヤモンドライクカーボン(DLC)皮膜などの硬質皮膜との密着性が良好な硬質皮膜被覆部材およびその製造方法を提供する。
【解決手段】アルミニウムまたはアルミニウム合金などの非鉄材料からなる母材の表面に窒素含有クロム皮膜及び炭素含有クロム皮膜を順次に形成し、この炭素含有クロム皮膜上に硬質皮膜としてDLC皮膜を形成する。 (もっと読む)


【課題】アルミニウム合金に対する硬質炭素膜層の密着力を向上させることにより、耐摩耗性を保持することのできる摺動部材の表面構造を提供する。
【解決手段】アルミニウム合金1の表面に形成されたニッケル−リン層2と、ニッケル−リン層2の表面に形成されたクロム層3と、クロム層3の表面に形成された硬質炭素膜層4とを備えたので、比較的軟質の部材であるアルミニウム合金1に対する硬質炭素膜層4の密着力を向上させることができ、摺動部材の耐摩耗性を保持することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】高面圧に耐えると共に、耐摩耗性に優れ、摩擦係数が小さく、優れた摺動特性を長期に亘って発揮することができる摺動部材を安価に提供する。
【解決手段】摺動部材を構成する基材表面における少なくとも相手部材との摺接面に、望ましくは窒化層、浸硫層を介して、カーボンナノコイル、カーボンナノチューブ及びカーボンナノフィラメントから成る群から選ばれる少なくとも1種のナノカーボン類を含む炭素膜を被覆する。 (もっと読む)


【課題】設備費や操業コストが低く、雰囲気の露点管理を必要とせず、通常のガス窒化(ガス軟窒化も含む)はもとより、炭素鋼に対する500℃以下における低温ガス窒化(軟窒化)や、12%以上のCrを含む高クロム鋼のガス窒化をも可能にするガス窒化処理方法を提供する。
【解決手段】窒素ガス及びアンモニアガスの一方又は両方から成る雰囲気の加熱室内において鋼を400〜650℃の温度範囲で無酸化加熱すると共に、加熱室内に窒化促進ガスとして、例えばアセチレンガスに代表される鎖式不飽和炭化水素ガスを窒素ガス若しくは水素ガス、又はその両方で希釈した状態、あるいは希釈することなくそのままの状態で供給する。 (もっと読む)


1 - 5 / 5