説明

昭和瀝青工業株式会社により出願された特許

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【課題】老朽化した舗装路は補修しなければならない。補修の方法は、既設のアスファルト舗装の基層、表層部をすべて切削除去し、そこに新しいアスファルト合材を敷き均して行なってきた。しかし、このようにアスファルト層を切削することは非常に手間と経費、時間がかかり、道路の開放も遅れ交通渋滞の原因ともなる。そこで、排水性アスファルト舗装路を簡単に予防又は補修でき、排水性も確保する方法を提供する。
【解決手段】非透水性の基層1の上方に排水性舗装材層2を設けた舗装路の補修方法であって、該基層の上方部に固化材4を注入し、該基層と該排水性舗装材層との剥離を防止するものにおいて、該固化材は該排水性舗装材層の下部5〜30mm程度充填され、該固化材の粘度は200mPa・s以下であり、該固化材が硬化した固化物の針入度が150以下であり、注入は舗装路の表面から散布する。 (もっと読む)


【課題】このアスファルト舗装の補修は、従来は既設アスファルト舗装体の基層、表層部をすべて切削機によって切削除去し、そこに新しいアスファルト合材を敷き均す方法や切削除去したアスファルト混合物を再利用する方法であるが、廃棄する量が多くなり環境の観点から好ましくないか、十分な性能、機能は得られないことが多い。そこで、アスファルト舗装面を簡単に補修でき、且つ透水性を付与し事故の軽減にも寄与する補修方法を提供する。
【解決手段】アスファルト舗装路の上部2〜6cmを切削し、該切削部分に防水層としてのアスファルト乳剤を塗布し、その上に製鋼スラグを粗骨材とするアスファルト混合物を舗設する方法であって、該製鋼スラグのサイズは5〜20mmの範囲であり、該アスファルト混合物は透水性を有し、且つその空隙率は17〜25%である。 (もっと読む)


【課題】製鋼スラグは、通常の天然石骨材と比較して多孔質で凹凸の多いキメの表面であるため、アスファルトがスラグ表面に十分に被覆されないという性質がある。また、天然石骨材よりCaO成分が非常に多く、表面電位が−と+(酸性と塩基性)の両性であるため、酸性に効果のあるアミン系界面活性剤では水による剥離を防止できない。そこで、より被覆しやすく、耐水性の高い被覆を形成するバインダー、多孔質スラグ表面に浸透しやすく、均一で厚い被覆を形成することができる製鋼スラグ用バインダーを提供する。
【解決手段】ストレートアスファルト100重量部に対して、改質用ポリマーを5〜15重量部、石油系炭化水素を1〜5重量部、更に界面活性剤を0.1〜0.5重量部混合したもの。 (もっと読む)


【課題】道路にクラックが生じた場合、クラックの底の部分まで切削し、舗装を再生すればよいが、それは非常に時間も費用も掛かる。よって、適度な深さまで切削し、その上方に舗装材を舗設することになる。しかしながら通常のアスファルト乳剤では、クラックの上方に舗設した場合、そのクラックが上方に上がり路面にまでまたクラックが生じることになる。そこで、接着性が高く、防水性に優れた遮水膜を作るための靭性の高いアスファルト乳剤を提供する。
【解決手段】ストレートアスファルト100重量部に対して、芳香族系石油樹脂15〜25重量部、水60〜100重量部、乳化剤0.1〜3.5重量部を混合したもの。 (もっと読む)


【課題】アスファルト試験で発生するアスファルト廃液を、環境汚染を招くことなく処理でき、資源の有効利用を図ることができるアスファルト廃液の処理方法を提供する。
【解決手段】アスファルトおよびアスファルトを溶解する有機溶剤を含むアスファルト廃液と、水と、水和反応調整剤とをまず混合し、この混合物にさらに生石灰を添加し、アスファルト廃液を生石灰の水和熱によって加熱してアスファルトの発火点以下に制御しながら前記有機溶剤を揮発させ、揮発した有機溶剤を回収するとともに、アスファルトを分解し、アスファルト分解物を含む有機溶剤除去済み残渣をリサイクル材として使用する。 (もっと読む)


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