説明

株式会社プラクトにより出願された特許

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【課題】予め電離放射線を照射した四フッ化エチレン樹脂粉末を室温で圧縮成形したのち焼成する工業的な汎用技術により、実用強度を保持し、高い結晶化度と高い延伸性ならびに引裂き強度、さらには、ガス透過度、圧縮クリープ、線膨張率などを著しく改善した四フッ化エチレン樹脂の成形品を提供する。
【解決手段】電離放射線の吸収線量が0.5kGy〜3kGyである四フッ化エチレン樹脂成形用粉末を用い、それを成形した樹脂の結晶融解熱量が27J/gから40J/gの範囲にあって、その引張り破断強度の保持率が電離放射線を照射しない成形用粉末を用いたときの1/2以上である高い延伸性を持つ、四フッ化エチレン樹脂圧縮成形体。 (もっと読む)


【課題】本発明は、従来と比べて肉厚が7〜50μmと薄いチューブを得ることを課題とする。
【解決手段】電離放射線を照射したポリテトラフルオロエチレン樹脂に押出助剤を加えた組成物を、チューブ押出機を用いたペースト押出し成形法により成形して得られるPTFE製チューブであり、前記樹脂の電離放射の吸収線量が200〜4000Gyであるとともに、前記組成物の質量混合比率が、前記樹脂:押出助剤=86〜81:14〜19(質量%)であり、前記押出機における絞り比が14000以下であり、更に肉厚寸法が7〜50μmであることを特徴とするPTFE製チューブ。 (もっと読む)


【課題】延伸することにより、微細で均一な孔径の微細孔を有し、かつ30%を越える気孔率を有する四フッ化エチレン樹脂多孔質体を得ることができる四フッ化エチレン樹脂成形体、これを延伸して得られる四フッ化エチレン樹脂多孔質体、これらの製造方法、及びこの成形体を用いる複合体、フィルター、衝撃変形吸収材及びシール材を提供する。
【解決手段】四フッ化エチレン樹脂を加熱して溶融後、徐冷、又は、313℃以上321℃未満での10分以上の保持を含む冷却を行って得られる成形体であって、365℃まで加熱後、−1℃/分の速度で245℃まで冷却し、さらに10℃/分の速度で365℃まで加熱する際の296〜343℃間の融解熱量が、32J/g以上、47.8J/g未満である四フッ化エチレン樹脂成形体、この成形体を延伸した多孔質体、及びこの成形体や多孔質体を用いる複合体、フィルター、衝撃変形吸収材及びシール材。 (もっと読む)


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