説明

株式会社薬材開発センターにより出願された特許

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【課題】セメントを使用しながら中性域(pH6.0〜8.6)で固化し、かつ、使用時には可塑性状を示し、水中への充填時にも水を濁すことがないグラウト材を提供する。
【解決手段】硫酸アルミニウム及びガラクトマンナンを含むA材と、セメント及びマグネシウム化合物を含むB材との混合物からなる二液型グラウト材。当該グラウト材を空洞又は空隙に充填する際には、前記A材と前記B材とを攪拌してゲル化させ、その後さらに、攪拌を継続し、JHS 313に規定されるフロー値が150〜210mmになるまでスラリー化させて得られるグラウト材をポンプで圧送して空洞に充填させることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】低温下でも流動性の高い充填材を得る。
【解決手段】セメント質量:1に対して、保水剤としてのベントナイト質量:0.096〜0.24、発泡剤としての金属粉末質量:0.00025〜0.001、流動化剤としてのリグニンスルホン酸塩質量:0.002〜0.01、硬化促進剤としての珪酸ナトリウム質量:0.01〜0.015を混合してなる充填材aである。この充填材を耐震継手の2重管構造の管間に充填する。このとき、保水剤、流動化剤、硬化促進剤及び発泡剤をそれぞれ粉末状のものとし、それらをプレミックスして流動化材aを作り、その流動化材と水との混合スラリーaを、セメントsと水wとの混合スラリーaに投入し撹拌混合して充填材aとする。硬化促進剤の混入により、充填材の硬化が促進されるため、低温時においても、硬化遅延が生じ難く、ブリーディングの増加及び体積減少は発生し難い。 (もっと読む)


【課題】フライアッシュを添加したものであっても流動性の高い充填材を得る。
【解決手段】セメント質量:1に対して、保水剤としてのベントナイト質量:0.096〜0.24、発泡剤としての金属粉末質量:0.00025〜0.001、流動化剤としてのリグニンスルホン酸塩質量:0.002〜0.01、硬化促進剤としての珪酸ナトリウム質量:0.005〜0.015を混合してなる充填材aである。この充填材を2重管構造の管間に充填材として充填する。このとき、保水剤、流動化剤、硬化促進剤及び発泡剤をそれぞれ粉末状のものとし、それらをプレミックスして流動化材a1を作り、その流動化材と水wとの混合物a2を、フライアッシュ添加のセメントsと水との混合物a3と撹拌混合して充填材とする。硬化促進剤の混入により、充填材の硬化が促進されるため、フライアッシュを添加した充填材であっても、硬化遅延が生じ難く、ブリーディングの増加及び体積減少は発生し難い。 (もっと読む)


【課題】流動性の高い充填材を得る。
【解決手段】セメント重量:1に対して、ベントナイト重量:0.05〜0.45、金属粉末重量:0.00005〜0.001、リグニンスルホン酸塩重量:0.0015〜0.05、水:1.0〜10.0を混合した充填材である。ベントナイトの混入により、水分の増量分を捕捉して、ブリージングの問題を解決する。リグニンスルホン酸塩の混入により、セメント、保水剤等を分散させて、流動性を向上させる。金属粉末の発泡により、保形性のある空隙層の多い充填層とすることができる。充填層の空隙が増せば、流動性が向上すると共に、圧縮などの機械的強度が低下する。ベントナイト等の混合比を調整することにより、圧縮強度:0.1〜1.0N/mm2とすれば、管継手部が耐震性の構造の場合において、地震の発生による継手の伸縮が円滑になされ、同:1.0〜2.0N/mm2とすれば、従来と同様な充填材となる。 (もっと読む)


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