説明

ウニベルシダッド・アウトーノマ・デ・マドリード(ウ・ア・エメ)により出願された特許

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【課題】ADなどの神経変性疾患の病理とよく似た病理を有する動物モデルが必要である。
【解決手段】本発明のGSK-3βタンパク質を過剰発現するトランスジェニック動物は、神経変性疾患用モデルとして有用である。また、アルツハイマー病のモデルとしての、上記トランスジェニック動物の使用、神経変性疾患を治療するための薬物または療法の試験における上記トランスジェニック動物の使用、さらに、本発明のトランスジェニック動物に療法を実施すること、および病理または挙動に対する影響をモニタリングすることを含むアルツハイマー病の治療に有用な療法の同定方法も提供する。 (もっと読む)


本発明は、成体哺乳動物の中枢神経系(CNS)において軸索再生を助長する嗅神経鞘グリア(OEG)の能力に基づく。この特異的能力は、たとえば細胞膜の分子組成および/またはなんらかの分子を分泌する能力などいくつかの因子の組合せ;グリア瘢痕を低減するとともに損傷CNSにおける新たな成長軸索を付随させる能力を組み合わせたことによるものであろう。我々は、初代ヒトOEG細胞から不死化細胞系を開発した。細胞は、ドナーからの死後のヒト組織から培養され、可逆的な系を用いて不死化させた。これらOEGヒトクローン細胞系のあるものは、初代OEGに類似の方法で成体ラット網膜神経節ニューロンからの軸索再生を促進するそれらの能力によって選択した。これらの細胞系は、単独でも、またはこれらの細胞を含む医薬組成物としても、CNSにおけるニューロン損傷を修復するために用いることができる。
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