説明

有限会社 岡本製作所により出願された特許

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【課題】小型且つ低消費エネルギで十分な脱臭が可能であり、継続処理時のメンテナンス性が良く、アンモニア成分を液肥として回収でき、好気発酵を維持した状態での堆肥化処理を継続させて排気熱を有効利用する吸引通気式堆肥製造施設の排気処理装置及び排気処理方法を提供する。
【解決手段】堆肥発酵槽1に設けられた吸引管2からの排気を集水処理する集水処理部3とアンモニア成分回収部4と排気熱利用部5と吸引管2から排気熱利用部5に至る排気流路6と吸引手段7とを備え、アンモニア成分回収部4は薬液槽40と気液反応室41と薬液循環手段42,43と薬液加熱手段44とを備え、排気温センサ8Bの検出温度が入気温センサ8Aの検出温度に近づくように、薬液加熱手段44を制御すると共に、入気温センサ8Aの検出温度に基づいて求められる堆肥原料の発酵温度が好気発酵進行状態に維持されるように吸引手段4の出力を制御する制御手段10を備える。 (もっと読む)


【課題】高水分堆肥原料に対して、堆肥原料内部に形成される通気経路の固定化を防ぎ、通気ムラ・発酵ムラを解消すると共に、発酵槽底部からの通気に対して空気孔の目詰まりを解消する。
【解決手段】堆肥製造装置1は、発酵槽10、発酵槽10の底部に多数形成される空気吐出口11、空気突出口11に空気を供給する空気供給路12、一時的に高圧空気を空気供給路12に供給する高圧空気送出手段20を備え、空気供給路12,高圧空気送出手段20,計時手段30によって堆肥原料膨軟化手段が構成される。高圧空気送出手段20を供給経路切換手段21と圧縮空気供給手段22によって形成し、計時手段30の作動によって供給経路切換手段21を切り換えて、空気供給路12へ供給される空気が送風機40からの低圧空気から圧縮空気供給手段22からの圧縮空気に切り換えられる。 (もっと読む)


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