説明

有限会社 八太環境技術事務所により出願された特許

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【課題】有機質原料を効率よく熱分解する、運転が容易で安全性の高い熱分解装置を提供する。
【解決手段】原料Xを可燃ガスYgに転換する熱分解装置HKは、横型円筒形状の本体部Kと、原料Xを本体部Kに送入する原料供給部Iと、可燃ガスYgを本体部Kから送出するガス導出部OGと固体残渣排出部Osとからなり、更に本体部Kは、原料Xを熱分解してガスと固体にする熱分解空間Pと、固体を高温ガスで加熱する熱媒体加熱空間Hと、PとHの中間にあって固体をPとHの間を循環移動させる固体熱媒体循環部Cと、PとCの中間にあってCとの間に中継空間Tを構成するとともに、固体を循環移動させる固体熱媒体部Dを設けて、PとHのガスが混合することを防ぐ酸素含有気体混入防止手段としている。 (もっと読む)


【課題】 ガス化媒を粉粒体と十分に接触させる粉粒体ガス化装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 水平もしくは水平面に対し3度以下の傾角をもつ軸線1まわりに回転する筒状体3と、該筒状体内に投入された被加熱物たる可燃な粉粒体Mを上記軸線方向に搬送する搬送手段9と、この粉粒体を加熱する加熱手段2Aと、上記筒状体の一端側開口から他端側開口に向け酸素と水蒸気の少なくとも一方を含む気体を送入する送気手段18とを有する粉粒体のガス化装置において、搬送手段は、上記軸線方向を中心線として形成された螺旋板9を該螺旋板の外周縁で上記筒状体3の内周面に直接もしくは取付部材20を介して間接に固定することにより形成されており、上記筒状体3を軸線1方向から見たときの該筒状体の内部の円領域が螺旋板9そして取付部材20により占められている。 (もっと読む)


【課題】 木材、エネルギー植物などのバイオマスあるいは廃ブラスチック、建築廃材、動植物性残渣、汚泥、生ごみ、紙などの有機物系廃棄物を、それらの発生する場所又はその近傍で安全かつ高効率でガス化して燃料ガスを製造し、ガスエンジン、ガスタービンおよび燃料電池による分散型発電を行うための、小規模で操作性、安全性が高くかつ経済性の良いガス化方法及び装置を提供すること。
【解決手段】 有機物を単独で又は必要に応じて触媒とともに加熱して、熱分解反応を、又は/及び水蒸気等ガス化剤による水蒸気改質等ガス化反応を進行させる熱化学変換装置と、得られたガス中のタールガスを予め冷却したタール液と直接接触させてガスからタールを分離するタール分離装置と、分離したタール液と必要に応じてチャーを前記熱化学変換装置に送入して熱分解、水蒸気改質ガス化などの熱化学変換反応を進行させることによって、有機物をほぼ完全にガス化する。 (もっと読む)


【課題】小型でより安価に運用でき、環境にも配慮しかつ省エネルギー化にも貢献し得るガラス発泡体の製造装置等を提供する。
【解決手段】ガラス発泡体の製造装置は、廃棄ガラスを破砕する破砕機と、破砕された粒状の廃棄ガラスに発泡剤を混合した原料破砕物を予熱、昇温した後900℃以上にして発泡焼成するための焼成炉と、焼成された原料破砕物を冷却するための冷却機と、原料破砕物を前記焼成炉まで移送し、冷却されたガラス発泡体を搬出するための移送コンベアと、焼成炉の加熱焼成熱源として燃料ガス生成機を備え、可燃性廃棄物を間接的に加熱して熱分解ガス化し、精製して得た燃料ガスを用いる。これにより、加熱焼成熱源に可燃性廃棄物を利用できるので、廃物利用でランニングコストを抑制し、しかもリサイクル資源で環境にも優しいガラス発泡体の製造が可能となる。 (もっと読む)


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