説明

新日鐵住金ステンレス株式会社により出願された特許

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【課題】厳格な成分調整及び合金元素の添加によらず、結晶粒の微細化効果によってオーステナイト系ステンレス鋼の欠点である時期割れを克服し、プレス成形性の向上を図った微細粒組織を有するプレス成形用オーステナイト系ステンレス鋼板を提供する
【解決手段】質量%にて、C:0.1%以下、Cr:14〜19%、Si:2%以下、Mn:4%以下、Ni:5〜8%、Cu:4%以下、N:0.1%以下、残部がFeおよび不可避不純物からなる鋼成分を有し、Mdの値が−20〜40の範囲であり、平均結晶粒径が10μm以下であることを特徴とする微細粒組織を有するプレス成形用オーステナイト系ステンレス鋼板。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、優れた耐銹性を持つことを特徴とするディスクブレーキ用マルテンサイト系ステンレス鋼を提供することである。
【解決手段】質量%で、C:0.01%以上0.10%以下、Si:2%以下、Mn:0.2%以上2.0%以下、S:0.010%以下、P:0.05%未満、N:0.005%以上0.050%以下、Cr:10%以上14%以下、Ni:2%以下、Al:0.1%以下、V:1%以下、C+N:0.06%以上0.1%以下、Sn:0.005%以上1%以下を満足する成分を含有し、(1)式で表されるγpが80以上を満足する耐銹性に優れたディスクブレーキ用マルテンサイト系ステンレス鋼。
γp=420[%C]+470[%N]+23[%Ni]+9[%Cu]+7[%Mn]−11.5[%Cr]−11.5[%Si]−52[%Al]−12[%Mo]−23[%V」−47[%Nb]−49[%Ti]+189 (1) (もっと読む)


【課題】支持台上に載置された棒状または管状の金属材に水スプレーを吹付けて均一に冷却するとともに、熱処理後の曲りを低減することができる冷却装置および冷却方法を提供する。
【解決手段】支持台上に載置された棒状または管状の金属材に水スプレーを吹付けて冷却する冷却装置であって、前記水スプレーを吹付けるノズルは、前記棒状または管状の金属材の上下に非対称に配置されていることを特徴とする棒状または管状の金属材の冷却装置および冷却方法。 (もっと読む)


【課題】高濃度尿素水中への溶出が小さく、尿素水中での耐食性に優れたフェライト系ステンレス鋼を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.05%以下、N:0.05%以下、Si:0.02〜1.5%、Mn:0.02〜2%、Cr:10〜22%を含有し、かつ下記(I)式(但し、(I)式中における元素記号は、その元素の含有量(質量%)を示す。また、元素記号の前の数値は定数である。)で示される有効Cr量が10%以上であり、残部がFeおよび不可避不純物からなることを特徴とする尿素水中での耐食性に優れたフェライト系ステンレス鋼。
Cr+4Si−2Mn ・・・ (I) (もっと読む)


【課題】耐酸化性に優れた耐熱フェライト系ステンレス鋼板を提供する。
【解決手段】質量%にて、
C:0.008%以下、N:0.02%以下、Si:0.1〜0.5%、Mn:0.5〜1.5%以下、Cr:14〜19%、Cu:0.8〜2%、Ni:0.2%以下、Nb:0.2〜0.8%、Ti:0.01〜0.3%を含有し、かつ、下記(1)式が0以下となるよう各元素が相互調整され、残部がFeおよび不可避的不純物からなることを特徴とする耐酸化性に優れた耐熱フェライト系ステンレス鋼板。V:0.02%〜0.5%、Mo:1〜2%、B:0.0002〜0.0050%、Al:3%以下、W:3%以下、Sn:1%以下を含んでも良い。
γp=420×[%C*]+470×[%N*]+23×[%Ni]+9×[%Cu]+7×[%Mn]−11.5×[%Cr]−11.5×[%Si]−52×[%Al]−12×[%Mo]−47×[%Nb*]−23×[%V]+189 (1) (もっと読む)


【課題】ステンレス鋼板の冷間圧延の工程において、冷間圧延後の焼鈍、酸洗後に鋼板表面に模様を発生させないで色調が均一となるような、冷間圧延油組成物を提供する。
【解決手段】鉱物油及び合成エステルからなる群より選択される少なくとも1種の基油、並びに一般式(1);
【化1】


(式中、Rは炭素数8〜45のアルキル基を示す。R及びRは、同一又は異なって、水素原子又は炭素数1〜18のアルキル基を示す。)で表されるアルキルホスホン酸誘導体を含有し、カルボキシル基を有する炭化水素からなる脂肪酸を含有しないことを特徴とするステンレス用水溶性冷間圧延油組成物。 (もっと読む)


【課題】特に高温強度が必要な排気系部材などの使用に最適な、高い高温強度を有するフェライト系ステンレス鋼板およびその製造方法を提案する。
【解決手段】質量%にて、C:0.01%以下、N:0.02%以下、Si:0.05〜1%、Mn:0.6超〜2%、Cr:15〜30%、Mo:1〜4%、Cu:1〜3.5%、Nb:0.2〜1.5%、Ti:0.05〜0.5%、B:0.0002〜0.01%を含有することを特徴とする高温強度に優れたフェライト系ステンレス鋼板である。Cuが2%超〜3.5%の場合、Mo は0.1%〜2未満でも良い。冷延焼鈍板の総析出量が質量%にて2%以下であると好ましい。また、Al:0.1%以上4%以下、V:1%以下、W:5%以下、Sn:1%以下、Zr:2%以下、Hf:2%以下、Ta:5%を1種以上加えても良い。冷延板の最終焼鈍温度を1070℃以上とすることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】従来冷間加工前にオフラインで施されていた熱処理を省略することができる棒鋼の製造設備を提供する。
【解決手段】加熱炉及び/又は誘導加熱炉の後段に、粗圧延機、中間圧延機、仕上圧延機及び切断機を有する棒鋼の製造設備であって、前記各種圧延機の入り側または出側もしくは前記粗圧延機または前記中間圧延機内のスタンド間の位置において一ヶ所または二ヶ所以上に誘導加熱装置を有するとともに、前記切断機の出側に切断後の棒鋼を急速冷却する水冷設備を有することを特徴とする棒鋼の製造設備。 (もっと読む)


【課題】SUS304並の耐リジング性と、SUS304に近いあるいは同等の加工性を具備する、耐リジング性と加工性に優れたフェライト・オーステナイト系ステンレス鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】オーステナイト相の体積分率が15〜70%であるフェライト相とオ−ステナイト相からなる二相組織を有し、板厚中心の板面(ND)において、フェライト相のND//{111}±10°とND//{101}±10°からなる結晶方位粒が合わせて10面積%以上存在させる。上記フェライト・オーステナイト系ステンレス鋼の成分は、質量%にて、C:0.1%以下、Cr:17〜25%、Si:1%以下、Mn:3.7%以下、Ni:0.6〜3%、Cu:0.1〜3%、N:0.06%以上、0.15%未満を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物とすることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】従来冷間加工前にオフラインで施されていた熱処理を省略することができる棒鋼の製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.05質量%以下を含有するオーステナイト系ステンレス鋼からなる圧延素材を加熱炉及び/又は誘導加熱炉にて加熱し、粗圧延機、中間圧延機及び仕上圧延機にて圧延し、切断機で所定長さに切断する棒鋼の製造方法であって、前記各種圧延機の入り側または出側もしくは前記粗圧延機または前記中間圧延機内のスタンド間の位置において一ヶ所または二ヶ所以上に設置した誘導加熱装置により鋼材温度を上昇させ、前記切断機入り側における鋼材温度を1030℃以上とするとともに、切断後の鋼材を水冷設備にて急速冷却することにより、その後の熱処理工程を省略することを特徴とする棒鋼の製造方法。 (もっと読む)


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