説明

新日鐵住金ステンレス株式会社により出願された特許

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【課題】耐食性を有し衝撃靭性に優れた安価なNi節減型二相ステンレス鋼材を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.06%以下,Si:0.1〜1.5%,Mn:0.1〜6.0%,P:0.05%以下,S:0.005%以下,Ni:0.25〜4.0%,Cr:19.0〜23.0%,Mo:0.05〜1.0,Cu:3.0%以下,N:0.15〜0.25%、Al:0.003〜0.050%、O:0.007%以下を含有し、<1>式で表されるNi−bal.が−8以上−4以下、オーステナイト相率が40〜70%であり、鋼材表面と平行な面において、長径が1μm以上20μm以下のオーステナイト相結晶粒が観察視野0.1mm2あたり50個以上存在する。
Ni−bal.=(Ni+0.5Mn+0.5Cu+30C+30N)
−1.1(Cr+1.5Si+Mo+W)+8.2・・・・・・<1>
式の各元素名はその含有量(%)を表す。 (もっと読む)


【課題】本発明は、鋼の成分とNiバランスならびにオーステナイト相率を規定することにより、SUS304等のオーステナイト系ステンレス鋼と同等の0.2%耐力とエリクセン値を具備する、プレス成形性に優れた二相ステンレス鋼板を提供する。
【解決手段】質量%にて、C:0.05%以下、Si:0.5〜3%、Mn:1〜5%、Cr:16〜21%、Ni:1〜6%、Cu:0.5〜3%、N:0.07%以下を含有し、下記(1)式で与えられるNi−bal.値が−7.5以上、−3.5以下とし、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、オーステナイト相率を50%以上、95%以下で残部をフェライト相からなる二相ステンレス鋼板とする。
Ni−bal.=30(C+N)+Ni+0.5Mn+0.3Cu
−1.1(Cr+1.5Si)+8.2 ・・・(1) (もっと読む)


【課題】耐食性に優れたマルテンサイト系ステンレス鋼板を安価に提供する
【解決手段】質量%で、C:0.03〜0.25%、Si:0.25〜0.60%、Mn:2.00%以下、P:0.035%以下、S:0.01%以下、Cr:11.0〜15.5%、Ni:0.60%以下、Cu:0.80%以下、Sn:0.03〜0.15%、V:0.060%以下、Al:0.03%以下、N:0.01〜0.08%、残部Fe及び不可避的不純物からなる鋼組成を有し、かつ、SnとNの範囲が下記(A)式を満たすと共に、焼入れ或いは焼入れ焼戻しにより硬度が300〜600HVであることを特徴とする耐食性に優れたマルテンサイト系ステンレス鋼。
MCI=0.0016−(0.65Sn−0.059)+(N−0.050)≧0. ・・・(A)
但し、Sn、Nは質量% (もっと読む)


【課題】加工後の耐食性に優れたクロムめっきステンレス鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、Cr:10.5〜30.0%を含有するステンレス鋼板基材の表面に、外層が水和クロム酸化物層で内層が金属クロム層から成る防食めっき層を有し、前記防食めっき層の厚みが0.01〜0.10μmであることを特徴とし、好ましくは、防食めっき層は、大気開放状態の30℃,3.5%NaCl溶液中で測定されるカソード電流密度が、銀/塩化銀標準電極基準−0.6Vの条件において、2.5μA/cm以下である加工後耐食性に優れたクロムめっきステンレス鋼板。 (もっと読む)


【課題】通電加熱性と温間潤滑性に優れるステンレス鋼線材および塑性加工方法提供し、安定して高生産性の温間鍛造を実施することで冷間鍛造部品,非磁性部品,高強度部品等のステンレス鋼部品の製造コストを大幅に下げる。
【解決手段】300℃での摩擦係数が0.3以下の潤滑被膜を表面に有し、体積抵抗率が1×10-5Ω・m以下であり、好ましくは、非磁性部品製造用のオーステナイト系ステンレス鋼線材であって、下記の(a)式で示されるM値が−80〜100であることを特徴とする温間鍛造用ステンレス鋼線材および塑性加工方法。
M=551−462(C+N)―9.2Si―8.1Mn
−29(Ni+Cu)−13.7Cr―18.5Mo ・・・・・・・(a)
ここに、C,N,Mn,Ni,Cu,Cr,Moは各成分の質量%を示す。 (もっと読む)


【課題】TIG溶接部にブラックスポットが生成しにくく、溶接部の耐食性および加工性に優れたフェライト系ステンレス鋼を提供する。
【解決手段】質量%で,C:0.020%以下,N:0.025%以下,Si:1.0%以下,Mn:0.5%以下,P:0.035%以下,S:0.01%以下,Cr:16〜25%,Al:0.15%以下,Ti:0.05〜0.5%,Ca:0.0015%以下を含有し,残部がFeおよび不可避的不純物からなり,下記(1)式を満足する,溶接部のブラックスポットの生成の少ないフェライト系ステンレス鋼とする。
BI=3Al+Ti+0.5Si+200Ca≦0.8…(1)(なお、(1)式中のAl、Ti、Si、Caは、鋼中の各成分の含有量[質量%]である。) (もっと読む)


【課題】製造性や加工性の低下を招かず、希少元素の添加にも頼ることのない省合金型の耐銹性に優れた高純度フェライト系ステンレス鋼とその製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.001〜0.02%、Si:0.01〜0.6%、Mn:0.01〜0.6%、P:0.005〜0.04%、S:0.0001〜0.01%、Cr:13〜22%、N:0.001〜0.02%、Al:0.005〜0.05%、Sn:0.001〜1%、残部がFeおよび不可避的不純物からなるフェライト系ステンレス鋼である。仕上げ焼鈍後、200〜700℃の温度域にて1分以上滞留し5重量%以上の硝酸を含む水溶液中で酸洗処理する、あるいは雰囲気ガスを50容量%以上の水素ガス、残部窒素ガスとして雰囲気ガスの露点を−50℃以上、−20℃以下とする光輝焼鈍を行う。 (もっと読む)


【課題】優れたろう付け性と排ガス凝縮水に対する耐食性とを兼ね備えたEGRクーラ用フェライト系ステンレス鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.03%以下、N:0.05%以下、Si:0.1%以上、1%以下、Mn:0.02%以上、2%以下、Cu:0.2%以上、1.5%以下、Cr:15%以上、25%以下、Nb:8(C+N)%〜1%以下、Al:0.5%以下を少なくとも含有し、残部がFe及び不可避不純物からなり、更に、質量%で、Tiについて、下記式(1)及び(2)を満足する範囲で含有し、C、Cuについて、下記式(3)を満足する範囲で含有することを特徴とするEGRクーラ用フェライト系ステンレス鋼板。 Ti−3N≦0.03 ・・・(1) 10(Ti−3N)+Al≦0.5 ・・・(2) Cr+2.3Cu≧18 ・・・(3) (もっと読む)


【課題】Moを含有させずにSUS436J1L(17Cr−0.5Mo系)と同等以上の加熱後耐食性と加工性が得られる自動車排気系部材用の省Mo型フェライト系ステンレス鋼を提供する。
【解決手段】質量%で、C:≦0.015%、Si:0.10〜0.50%、Mn:0.05〜0.50%、P≦0.050%、S:≦0.0100%、N:≦0.015%、Al:0.010〜0.100%、Cr:16.5〜22.5%を含有し、更に、Ti:0.03〜0.30%およびNb:0.03〜0.30%の1種または2種を含有し、更に、Sn:0.05〜1.00%およびSb:0.05〜1.00%の1種以上を含有し、さらに必要に応じてCu:0.05〜0.50%、Ni:0.05〜0.50%、B:0.0005〜0.0050%の1種以上を含有することを特徴とする加熱後耐食性に優れた自動車排気系部材用省Mo型フェライト系ステンレス鋼。 (もっと読む)


【課題】焼入れままで使用に供する二輪車ディスクブレーキ用マルテンサイト系ステンレス鋼において、耐銹性および靭性、制動発熱による軟化抵抗、製造性を併せ持たせる成分組成を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.025〜0.055%、N:0.040〜0.060%、Si:0.25〜0.45%、Mn:1.0〜1.5%、Ni:0.3%以下、Cr:11.5〜13.5%、Cu:0.3〜0.8%、Al:0.001〜0.010%を含み、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、C+0.8×N:0.055〜0.080%およびC/N=0.6〜1.2を満足し、かつ、式1で表されるγpが85〜100未満、焼入れ後の硬さがHRCで32〜38であることを特徴とするディスクブレーキ用マルテンサイト系ステンレス鋼。
γp=420[%C]+470[%N]+23[%Ni]+9[%Cu]+7[Mn]−11.5[%Cr]−11.5[%Si]−52[%AL]+189 ・・・ 式1 (もっと読む)


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