説明

新日鐵住金ステンレス株式会社により出願された特許

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【課題】経済的に優れ、鋼板巻き取り時の圧力により発生するプレッシャーマークや、塗装表面の擦り疵の抑制が可能なクリヤ塗装ステンレス鋼板を提供することを目的とする。
【解決手段】ステンレス鋼板の片面または両面にクリヤ塗装膜が塗装されてなり、クリヤ塗装膜は、水酸基、カルボキシル基またはアルコキシシラン基のうち1種以上の架橋性官能基を含み、ガラス転移点が30〜90℃であり、数平均分子量が3000〜50000であるアクリル樹脂(A1)、前記アクリル樹脂(A1)を架橋硬化させるブロックイソシアネート樹脂及びアミノ樹脂よりなる架橋硬化樹脂(A2)、を含む熱硬化性樹脂組成物(A)と、前記熱硬化性樹脂組成物の固形分100質量部あたり0.5〜4.0質量部の樹脂ビーズ(B)と、を含有するものである耐プレッシャーマーク性及び耐擦り疵性に優れたクリヤ塗装ステンレス鋼板を採用する。 (もっと読む)


【課題】SUS304並の耐食性を確保しながら、ピアノ線並の疲労強度を兼ね備える高強度ステンレス鋼線を安価に提供することにある。
【解決手段】複相のステンレス鋼線を表面から窒素吸収処理を施し、表層から断面径の8分の1までの化学組成が、質量%で、C:0.005〜0.05%、Si:0.1〜3.0%、Mn:0.2〜5.0%、Ni:0.2〜4.0%、Cr:18〜30%、Mo:3.0%以下、Cu:2.0%以下、N:0.35超〜1.0%で残部Feおよび不可避的不純物からなり、表層から断面径の8分の1までのCr炭窒化物の平均含有率が3.0〜10.0質量%で、引張強さが1800MPa〜3000MPaであることを特徴とする疲労強度に優れた高強度複相ステンレス鋼線である。 (もっと読む)


【課題】 プレス成形時に生じるイヤリングが小さくかつ表面欠陥の少ないプレス成形用フェライト・オーステナイト系ステンレス鋼板の提供。
【解決手段】 圧延方向に対して0°方向と90°方向の0.2%耐力の差が20MPa未満、圧延方向と90°方向の鋼板表面の粗さRzが0.5〜4μmであり、かつ、イヤリング率が2%未満であることを特徴とし、質量%で、C:0.01〜0.04%、Si:1.0%以下、Mn:4.0〜6.0%、Ni:1.0〜2.0%、Cr:20.0〜22.0%、Cu:〜1.0%、Al:0.01〜0.06%、N:0.15〜0.25%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなることを特徴とするイヤリングの小さいプレス成形用フェライト・オーステナイト系ステンレス鋼板。 (もっと読む)


【課題】長時間熱履歴を受けても強度劣化が少ない低コストな排気部品用フェライト系ステンレス鋼板を提供する。
【解決手段】質量%にて、C:0.010%未満、N:0.020%以下、Si:0.1%超〜2.0%以下、Mn:2.0%以下、Cr:12.0〜25.0%、Cu:0.9超〜2%、Ti:0.05〜0.3%、Nb:0.001〜0.1%、Al:1%以下、B:0.0003〜0.003%以下を含有し、Cu/(Ti+Nb)が5以上、残部がFeおよび不可避的不純物からなることを特徴とする耐熱性と加工性に優れたフェライト系ステンレス鋼板である。Cu/(Ti+Nb)を5以上とする鋼成分において、600℃〜800℃で長時間時効処理を施しても、従来の高Nb含有鋼以上の高温強度を確保することができる。 (もっと読む)


【課題】強度と延性に優れた構造部材用ステンレス鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%にて、C:0.05〜0.30%、N:0.01〜0.30%、Si:0.1〜3.0%、Mn:0.1〜30.0%、Ni:0.1〜5.0%、Cu:0.1〜4.0%、Cr:10.0〜19.0%、Mo:0.5%以下、Nb:0.3%以下、Al:0.020〜2.00%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、所定の式で表されるMd30およびMsが、50≦Md30・・・(c)、4.5Md30−625≦Ms≦50・・・(d)の式を満足し、オーステナイト相を母相とし、マルテンサイト相を1%以上含むことを特徴とする構造部材用高強度および高延性オーステナイト系ステンレス鋼板。 (もっと読む)


【課題】耐食性低下の原因となるσ相の析出を抑制しうる高耐食二相ステンレス鋼材およびその製造方法を提供すること。
【解決手段】質量%で、C:0.04%以下、Si:0.1〜1.0%、Mn:0.1〜6.0%、P:0.05%以下、S:0.010%以下、Cr:21.0〜26.0%、Ni:4.5〜9.0%、Mo:2.5〜5.5%、N:0.10〜0.35%、Cu:1.0%以下を含有し、残部がFeおよび不可避不純物からなり、オーステナイト相面積率が40〜70%である二相ステンレス鋼材であって、表層から厚さ方向に向かって鋼材の厚さの7/16〜9/16の深さに位置するフェライト相の、下記(1)式により求めるMd(α)値が0.975以下であることを特徴とする耐食性に優れた二相ステンレス鋼材。
Md(α)=0.86Fe(α)a+1.90Si(α)a+0.96Mn(α)a+1.14Cr(α)a+0.72Ni(α)a+1.55Mo(α)a+0.62Cu(α)a ・・・(1) ここで、元素名(α)はフェライト相の各元素のモル分率を示す。 (もっと読む)


【課題】通電加熱性と温間潤滑性に優れるステンレス鋼線材および塑性加工方法を提供し、安定して高生産性の温間鍛造を実施することで冷間鍛造部品,非磁性部品,高強度部品,切削加工部品等のステンレス鋼部品の製造コストを大幅に下げる。
【解決手段】 グラファイトを含有する潤滑被膜を表面に有し、前記潤滑皮膜の300℃における摩擦係数が0.3以下であり、且つ体積抵抗率が1×10-4Ω・m以下であることを特徴とする温間鍛造用ステンレス鋼線材および塑性加工方法。
M=551−462(C+N)−9.2Si−8.1Mn
−29(Ni+Cu)−13.7Cr−18.5Mo・・・・・・・(a)
ここに、C,N,Mn,Ni,Cu,Cr,Moは各成分の質量%を示す。 (もっと読む)


【課題】Moを含有させずにSUS436L(17Cr−1.2Mo系)と同等以上の加熱後耐食性と加工性が得られる自動車排気系部材用の省Mo型フェライト系ステンレス鋼を提供する。
【解決手段】質量%で、C:≦0.015%、Si:0.01〜0.50%、Mn:0.01〜0.50%、P≦0.050%、S:≦0.010%、N:≦0.015%、Al:0.010〜0.100%、Cr:16.5〜22.5%、Ni:0.5〜2.0%、Sn:0.01〜0.50%を含有し、更に、Ti:0.03〜0.30%およびNb:0.03〜0.30%の1種または2種を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物より成り、さらに必要に応じてMo:0.01〜0.50%、Cu:0.01〜0.50%、B:0.0005〜0.0050%の1種または2種を含有することを特徴とする自動車排気系部材用フェライト系ステンレス鋼。 (もっと読む)


【課題】850℃超の高温でも高い耐熱性を有するフェライト系ステンレス鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%にて、C:0.015%以下、N:0.020%以下、Si:0.10超〜0.40%、Mn:0.10〜1.00%、Cr:16.5〜25.0%、Nb:0.30〜0.80%、Mo:1.00〜4.00%、Ti:0.05〜0.50%、B:0.0003〜0.0030%、Cu:1.0〜2.5%を含有し、鋼中のNbを主相とした炭窒化物のうち、粒子径が0.2μm以下のものが個数比率で95%以上である組織を有する耐熱性に優れたフェライト系ステンレス鋼板である。これにより、850℃超における熱疲労強度を顕著に向上することができる。最終焼鈍時温度から750℃までの冷却速度が7℃/sec以上とすることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】溶接部の機械特性、耐食性に優れるマルテンサイト鋼、及び、熱間加工性、機械特性、耐食性が良好で安価なマルテンサイトステンレス鋼材を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.003〜0.03%、Si:0.01〜1.0%、Mn:3.0〜6.0%、P:0.05%以下、S:0.003%以下、Ni:1.0〜3.0%、Cr:15.0〜18.0%、Mo:0〜1.0%、Cu:0〜2.0%、Ti:0〜0.05%、N:0.05%以下、Al:0.001〜0.1%、О:0.005%以下、C+N:0.060%以下を含有し、残部Feおよび不可避的不純物よりなり、かつ式1で示されるγmaxが80以上、式2で示されるγpotが60〜90であるマルテンサイトステンレス鋼。
γmax=420C+470N+23Ni+9Cu+7Mn-11.5Cr-11.5Si-52Al+189…式1
γpot =700C+800N+10(Mn+Cu)+20Ni-9.3Si-6.2Cr-9.3Mo-74.4Ti-37.2Al+63.2…式2
ここで、C、N、Ni、Cu、Mn、Cr、Si、Al、Mo、Tiは、それぞれの元素の含有量(質量%)を示す。 (もっと読む)


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