説明

新日鐵住金ステンレス株式会社により出願された特許

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【課題】耐スラブ置き割れ性および熱間加工性に優れたオーステナイト系ステンレス鋼を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.005〜0.10%、Si:0.2〜2.0%、Mn:0.5〜5.5%、P:≦0.04%、S:≦0.002%、Cr:21.0〜26.0%、Ni:0.6〜7.5%、Mo:0.05〜4.0%、N:0.10〜0.30%、さらに、Ti:0.003%〜[Ti]×[N]≦0.0020%、Nb:0.02%〜[Nb]×[N]≦0.010%を満足し、残部Feおよび不可避的不純物よりなり、かつ下記式で計算されるDF値が45以上、70以下を満足することを特徴とする。DF計算値=7.2×([Cr]+0.88[Mo]+0.78[Si])−8.9×([Ni]+0.03[Mn]+0.72[Cu]+22[C]+21[N])−44.9 (もっと読む)


【課題】加工肌荒れの少ない成形性に優れたフェライト系ステンレス鋼板を得るべく案出されたものであり、鋼の成分,析出物,結晶粒径が適正範囲を満足する組織制御あるいはプレス成形方法の選択により、加工肌荒れの少ないフェライト系ステンレス鋼板を提供する。
【解決手段】質量%にて、C:0.001〜0.010%、Si:0.01〜0.30%、Mn:0.01〜0.30%、P:0.005〜0.035%、S:0.0001〜0.0100%、Cr:15〜22%、N:0.001〜0.020%、Ti:0.05〜0.35%、Al:0.005〜0.1%、残部がFeおよび不可避的不純物からなるフェライト系ステンレス鋼スラブを熱間圧延して熱延板とし、その後冷間圧延と焼鈍を組み合わせて冷延板を製造する際に、熱延板焼鈍工程として800〜1100℃で熱処理を行い、500〜800℃の温度範囲における平均冷却速度が5℃/秒以下であり、鋼中にTiNを除く長辺0.01〜1.0μmの析出粒子を有し、結晶粒径が20μm以下であることを特徴とする加工肌荒れの少ない成形性に優れたフェライト系ステンレス鋼板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 環境に対応したクリヤ塗膜ステンレス鋼板およびその製造方法を提供する。併せて、高光沢、耐疵付き性、耐指紋汚染性、高生産性、インバーダル調の意匠性等の高機能なクリヤ塗装ステンレス鋼板を提供する。
【解決手段】 化成処理塗膜がアミノシラン系、エポキシシラン系の1種類または2種類でその付着量が2〜50mg/m2であり、クリヤ塗膜が架橋性官能基を有するアクリル樹脂を主成分として該アクリル樹脂を架橋硬化させるためのブロックイソシアネート化合物を含む熱硬化性樹脂組成物であり、クリヤ塗膜厚さが1〜10μmであることを特徴とするクリヤ塗装ステンレス鋼板である。アクリル樹脂にポリオレフィン系ワックスを含有し、アミノ樹脂を含有し、オルガノシリカゾルを含有し、非晶質シリカを含有することができる。アミノ樹脂の硬化触媒を含有し、アクリル樹脂ビーズを含有することができる。 (もっと読む)


【課題】 環境に対応したクリヤ塗膜ステンレス鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 化成処理塗膜がアミノシラン系、エポキシシラン系の1種類または2種類でその付着量が2〜50mg/m2であり、クリヤ塗膜が架橋性官能基を有するガラス転移点が30〜90℃、数平均分子量3000〜50000のアクリル樹脂を主成分として該アクリル樹脂を架橋硬化させるためのブロックイソシアネート樹脂を含む熱硬化性樹脂組成物であり、クリヤ塗膜厚さが1〜10μmであることを特徴とするクリヤ塗装ステンレス鋼板である。クリヤ塗膜は、熱硬化性樹脂組成物の固形物100質量部あたり、ポリオレフィン系ワックスを固形分量で0.25〜5質量部含有することができる。 (もっと読む)


【課題】製造性に優れ、且つ、耐食性と切削時の表面性状に優れたPbレスのフェライト
系快削ステンレス鋼棒線を安価に提供することにある。
【解決手段】質量%で、C:0.030%以下、Si:1.0%以下、Mn:0.5%以
下、P:0.02〜0.10%,S:0.15〜0.50%,Cr:15.0〜20.0
%,Cu:0.10〜3.0%,Sn:0.03〜0.50%,N:0.030%以下を
含有し、残部Feおよび不可避的不純物から構成され、Mn/S≦2.0であり、ビッカ
ース硬さが140Hv以上であることを特徴とする耐食性に優れるフェライト系快削ステ
ンレス鋼棒線である。Sn添加と低Mn/S比の相乗効果により耐食性が向上するととも
に、Cu添加及び棒線の硬さをHv≧140に制御することで飛躍的に表面精度を向上で
きる。 (もっと読む)


【課題】8%以下のNi量で平均結晶粒径を10μm以下かつ結晶粒界の性格を規定して,欠点である応力腐食割れを克服し,加工性との両立を図った微細粒オーステナイト系ステンレス鋼板を提供する。
【解決手段】質量%にて、C:0.05%以下、Cr:14〜19%、Si:2%以下、Mn:4%以下、Ni:5〜8%,Cu:4%以下,N:0.1%以下,残部Feおよび不可避的不純物からなり,かつMd(551−462(C+N)−9.2Si−8.1Mn−13.7Cr−29(Ni+Cu)−18.2Mo)が−20〜40の範囲にある鋼成分を有し、平均結晶粒径10μm以下、15°以上の大傾角粒界の占める比率が80%超であるオーステナイト系ステンレス鋼板とする。製造方法は,冷間圧延は圧下率70%以上,圧延温度50℃以下,最終焼鈍700〜900℃、保持時間4〜24hrとする。 (もっと読む)


【課題】経済的に優れ、施工時の曲げ加工性が改善されるとともに、冷媒ガスの流れに起因すると推定される流体騒音発生を防止できるステンレス鋼製フレキシブル管を提供する。
【解決手段】素材板厚が0.2〜0.4mm以下であり、素管外径d(mm)としたときに、当該フレキシブル管10に形成され、山部22と谷部24とが交互に配置された波形形状の可撓部20が、素管外径d/山谷深さDd:15〜23であり、かつ、素管外径d/山部から山部のピッチp:2.5〜5.5の波形形状である。 (もっと読む)


【課題】高強度でかつHAZの耐食性に優れた省合金型二相ステンレス鋼の提供。
【解決手段】質量%で、C≦0.06%、Si:0.1〜1.0%、Mn:4.0%超〜7.0%、P≦0.05%、S≦0.005%、Cr:20.0〜23.0%、Ni:1.0〜4.0%、Mo≦1.0%、Cu:0.5〜3.0%、V:0.05〜0.35%、Al:0.003〜0.050%、O≦0.007%、N:0.15〜0.30%を含み、残部がFeからなり、γ相面積率が40〜70%、かつ(2)式、(3)式のNpre,γpreが(1)式を満し、更にγpreが1370〜1450の鋼である。
Npre≦0.8×γpre−180・・・(1)
γpre=−15Cr−28Si−12Mo+19Ni+4Mn+19Cu+770N+1160C+1475・・・(2)
Npre=12Cr+50Si+36Mo−20Ni−15Mn+28Cu+470N−290C+620 ・・・(3) (もっと読む)


【課題】搬送位置や鋼片長さの違いで不揃いとなる端面に貼り付けたバーコードの自動読み取り方法を提供する。
【解決手段】鋼片の端面に貼り付けられたバーコードをカメラで読み取るバーコードの自動読み取り方法であって、鋼片の端面位置を検出し、カメラのズーム位置を切り換えて、バーコードの読取位置を鋼片の端面位置に合わせて読み取り、好ましくは、前記鋼片の端面位置の検出は、複数の箇所に設置した材荷センサーにより各センサー位置での鋼片の存在有無を検出し、該鋼片の長さを判別して鋼片の端面位置を検出することを特徴とするバーコードの自動読み取り方法。 (もっと読む)


【課題】二輪車ディスクブレーキ用低炭素マルテンサイト系ステンレス鋼において、焼入れ前のプレス加工性に優れたステンレス鋼とおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.035〜0.055%、N:0.015〜0.025、Si:0.25〜0.50、Mn:1.4〜1.8%、Ni:0.5%以下、Cr:12〜13%、Cu:0.5%〜0.8%、Al:0.001%〜0.010%を含むマルテンサイト系ステンレス鋼において、C+N:0.06〜0.08%を満足し、かつγp:80〜95未満、K値:0.35以下である組成を有し、鋼板中のFeCr炭化物の長径/短径比が2.0以下である。
γp=420C+470N+23Ni+9Cu+7Mn−11.5Cr−11.5Si−12Mo−23V−47Nb−49Ti−52Al+189
K値=33Ti+10Nb+V (もっと読む)


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