説明

新日鐵住金ステンレス株式会社により出願された特許

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【課題】塩害環境での耐食性に優れた自動車用燃料タンク用表面処理ステンレス鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:≦0.030%、Si:≦2.00%、Mn:≦2.00%、P≦0.050%、S:≦0.010%、N:≦0.030%、Al:0.010〜0.100%、Cr:15.00〜25.00%を含有し、加えて(Ti+Nb)/(C+N):5.0〜30.0(質量比)を満たすTi,Nbの1種または2種を含有し、加えてNi:≦4.00%、Cu:≦2.00%、Mo:≦2.00%、V:≦1.00%の1種または2種以上を含有し、残部が不可避的不純物およびFeより成るステンレス鋼板基材の表面に、外層が水和クロム酸化物層で内層が金属クロム層から成る防食めっき層を有し、前記防食めっき層の厚みが0.01〜0.10μmであることを特徴とする塩害環境での耐食性に優れた自動車燃料タンク用表面処理ステンレス鋼板。 (もっと読む)


【課題】熱間圧延時に表面疵が発生することなく、表面性状の優れたオーステナイト系ステンレス鋼を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.005〜0.07%、Si≦0.8%、Mn:0.5〜4.0%、P≦0.04%、S≦0.008%、Cr:16〜19%、Ni≦13%、Al≦0.05%、N≦0.08%、残部Feおよび不可避的不純物よりなり、かつ下記(1)式で規定するδ−Fe計算値が0.5以上7.0以下を満足し、厚板圧延後の板表面のδ−Fe測定値が0.1〜0.7%であることを特徴とする表面性状の優れたオーステナイト系ステンレス鋼厚板。
δ−Fe計算値=2.9×([Cr]+0.3[Si]+[Mo]+0.7[Nb])−2.6×([Ni]+0.3[Mn]+0.25[Cu]+35[C]+20[N])−18 (1) (もっと読む)


【課題】従来フェライト系ステンレス鋼線において達成困難であった冷間鍛造加工性、焼付き防止性能、塩化物イオンに対する耐食性、特に溶接部の耐粒界腐食性を有するボス材用フェライト系ステンレス鋼線を提供する。
【解決の手段】冷間鍛造加工性、焼付き防止に関しては、Cr、Nb及びMoの含有量とNb析出量を特定量確保することを規定し、また、溶接部の耐粒界腐食性に関しては、溶接時にCr炭化物が粒界に析出して粒界に沿ったCr欠乏層が形成されないように、Ti、Nbを適量添加するが、更に(Ti+Nb)/(C+N)≧10 を満足する範囲とすることによって、溶接部の粒界腐食の発生を抑制できるボス材用フェライト系ステンレス鋼線。 (もっと読む)


【課題】耐熱性と加工性に優れた安価なフェライト系ステンレス鋼板を提供する。
【解決手段】質量%にて、C:0.02%以下、N:0.02%以下、Si:2%以下、Mn:2%以下、Cr:10〜20%、Cu:0.4〜3%、Ti:0.01〜0.5%、B:0.0002〜0.0030%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなることを特徴とするフェライト系ステンレス鋼を熱延した後、熱延板焼鈍を省略して酸洗を施し、直径400mm以上の圧延ロールで冷延し、最終焼鈍を施すことを特徴とする耐熱性と加工性に優れたフェライト系ステンレス鋼板およびその製造方法。 (もっと読む)


【課題】すきま腐食の発生の防止とすきま腐食発生後の成長抑制を考慮した、従来よりも耐すきま腐食性に優れたフェライト系ステンレス鋼を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.030%以下、N:0.030%以下、Si:0.30%以下、Mn:0.30%以下、P:0.040%以下、S:0.020%以下、Cr:16〜26%、Al:0.015〜0.5%、Ti:0.05〜0.50%、Nb:0.05〜0.50%、Mo:0.5〜3.0%を含有し、残部はFeおよび不可避的不純物からなり、Siの含有率に対するAlの含有率の比をAl/Siとするとき、下記の式(1)を満足することを特徴とする耐局部腐食性に優れたフェライト系ステンレス鋼を採用する。
Al/Si≧0.10 … (1) (もっと読む)


【課題】成分のみを規定して、靱性および延性の優れた溶接金属を得るための凝固結晶粒を微細化する二相ステンレス鋼溶接用被覆アーク溶接棒を提供する。
【解決手段】ステンレス鋼を心線とし、心線と被覆剤の両方の質量%で、心線中の含有量%+被覆剤中の含有量%×被覆率%/100で示す心線質量%換算で、C:0.008〜0.1%、Si:0.1〜1.5%、Mn:1.0〜6.0%、Cr:17.0〜27.0%、Ni:1.0〜10.0%、Mo:0.1〜3.0%、Al:0.002〜0.05%、Mg:0.0005〜0.01%、Ti:0.001〜0.5%、N:0.10〜0.30%を含有し、さらに、P:0.03%以下、S:0.01%以下に制限し、かつ、0.73×Cr当量−Ni当量≧4.0及びTi(質量%)×N(質量%)≧0.0004を満たし、残部が鉄および不可避的不純物からなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】耐食性を有すると共に衝撃靭性に優れた安価なNi節減型二相ステンレス鋼材を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.06%以下,Si:0.1〜1.5%,Mn:0.1〜6.0%,P:0.05%以下,S:0.005%以下,Ni:0.25〜4.0%,Cr:19.0〜24.0%,Mo:1.0%以下,Cu:3.0%以下,N:0.15〜0.25%、Al:0.003〜0.050%、O:0.007%以下を含有し、オーステナイト相率が30〜70%であり、鋼材表面と平行な面を検鏡面とし10%しゅう酸中で0.1A/cm2の電流密度で90秒間の電解エッチングを行い、少なくとも1mm2以上の観察視野で顕微鏡観察を行った際に、結晶粒界が溝となっている部分の合計長さが、観察視野1mm2あたり1.5mm以下であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】鋼の組成を規定し、フェライト・オーステナイト系ステンレス鋼を連続鋳造法により製造する方法であって、組成保熱炉を必要としないホットチャージ法にてスラブに割れを発生させることなく能率的に熱延鋼板を製造する方法の提供。
【解決手段】質量%で、C:0.10%以下、Si:2.0%以下、Mn:4.0%以下、P:0.050%未満、S:0.010%未満、Cr:17〜25%、Ni:0.60〜5.00%、N:0.010〜0.150%未満、Al:0.01〜0.1%、を含有し、残部が鉄及び不可避的不純物からなり、DF値を70〜85とすることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】耐食性を有し衝撃靭性に優れた安価なNi節減型二相ステンレス鋼材を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.06%以下,Si:0.1〜1.5%,Mn:0.1〜6.0%,P:0.05%以下,S:0.005%以下,Ni:0.25〜4.0%,Cr:19.0〜23.0%,Mo:0.05〜1.0,Cu:3.0%以下,N:0.15〜0.25%、Al:0.003〜0.050%、O:0.007%以下を含有し、<1>式で表されるNi−bal.が−8以上−4以下、オーステナイト相率が40〜70%であり、鋼材表面と平行な面において、長径が1μm以上20μm以下のオーステナイト相結晶粒が観察視野0.1mm2あたり50個以上存在する。
Ni−bal.=(Ni+0.5Mn+0.5Cu+30C+30N)
−1.1(Cr+1.5Si+Mo+W)+8.2・・・・・・<1>
式の各元素名はその含有量(%)を表す。 (もっと読む)


【課題】本発明は、鋼の成分とNiバランスならびにオーステナイト相率を規定することにより、SUS304等のオーステナイト系ステンレス鋼と同等の0.2%耐力とエリクセン値を具備する、プレス成形性に優れた二相ステンレス鋼板を提供する。
【解決手段】質量%にて、C:0.05%以下、Si:0.5〜3%、Mn:1〜5%、Cr:16〜21%、Ni:1〜6%、Cu:0.5〜3%、N:0.07%以下を含有し、下記(1)式で与えられるNi−bal.値が−7.5以上、−3.5以下とし、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、オーステナイト相率を50%以上、95%以下で残部をフェライト相からなる二相ステンレス鋼板とする。
Ni−bal.=30(C+N)+Ni+0.5Mn+0.3Cu
−1.1(Cr+1.5Si)+8.2 ・・・(1) (もっと読む)


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