説明

新日鐵住金ステンレス株式会社により出願された特許

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【課題】強度、衝撃特性、耐食性に優れる溶体化熱処理を省略した安価で使用エネルギーが少なく環境面でも優れた合金元素節減型二相ステンレス熱延鋼材を得ること。
【解決手段】質量%で、C:0.03%以下、Si:0.05〜1.0%、Mn:0.5〜7.0%、P:0.05%以下、S:0.010%以下、Ni:0.1〜5.0%、Cr:18.0〜25.0%、N:0.05〜0.30%、Al:0.001〜0.05%、を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物よりなり、熱間圧延中におけるクロム窒化物の析出に関する指標となるクロム窒化物析出温度TNが960℃以下であって、溶体化熱処理を施した熱延鋼材よりも降伏強度が50MPa以上高い、熱間圧延ままの溶体化熱処理を省略した合金元素節減型二相ステンレス熱延鋼材。 (もっと読む)


【課題】1000℃付近の高温でも高い耐酸化性および耐スケール剥離性を有するフェライト系ステンレス鋼板を提供する。
【解決手段】C:0.020%以下、N:0.020%以下、Si:0.10超〜0.35%、Mn:0.10〜0.60%、Cr:16.5〜20.0%、Nb:0.30〜0.80%、Mo:2.50超〜3.50%、Cu:1.00〜2.50%を含有し、1000℃で200時間の大気中連続酸化試験後の酸化増量が4.0mg/cm2以下であり、スケール剥離量が1.0mg/cm2以下であることを特徴とする耐酸化性に優れたフェライト系ステンレス鋼板。W:2.0%以下、Ti:0.20%以下、B:0.0030%以下、Mg:0.0100%以下、Al:1.0%以下、Ni:1.0%以下、Sn:1.00%以下、V:0.50%以下、Zr:1.0%以下、Hf:1.0%以下、Ta:3.0%以下の1種以上加えても良い。 (もっと読む)


【課題】 尿素SCRシステムに好適な耐酸化性に優れたフェライト系ステンレス鋼板を提供する。
【解決手段】質量%にて、C:0.010%以下、N:0.020%以下、Si:0.5%以下、Mn:0.5%以下、Cr:10.0〜20.0%、Ti:0.05〜0.30%、Mo:1.5%以下、Al:0.03〜0.5%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなるとともに、表面から20nm以内におけるCr、Si、Al,Ti、MnおよびFeの濃度によって構成される濃度比の最大値が以下の式に示す関係を有することを特徴とする尿素SCRシステム部品用フェライト系ステンレス鋼板。(Cr+Ti+Al)/(Fe+Si+Mn)>0.35。上記式において、Cr、Ti、Al、Fe、Si、Mnは、それぞれ、Cr、Ti、Al、Fe、Si、Mnの含有量[質量%]である。 (もっと読む)


【課題】油入変圧器については、タンクの腐食による油漏れ等が問題になるため、タンクの耐食性を向上させた油入変圧器を提供する。
【解決手段】変圧器本体を納め、絶縁材を充填するタンク容器、タンクやカバー、およびタンク容器本体とカバーに取付ける金具の全部あるいは一部、の材質にフェライト系ステンレス鋼を用い、ステンレス鋼の素材成分を適切なものとすることで、耐候性に優れ、加工性にも優れた性能を有するタンク容器を備える。 (もっと読む)


【課題】 高強度・高耐食製品用の素材である析出硬化型の準安定オーステナイト系ステンレス鋼線材および鋼線を提供し、従来の高強度・高耐食製品の強度と耐疲労性の両特性を大幅に改善することにある。
【解決手段】 質量%で、C:0.02〜0.15%、Si:0.1〜4.0%、Mn:0.1〜10.0%、Ni:3.0〜9.0%、Cr:130〜19.0%、Mo:0.1〜4.0%、Al:0.35〜3.0%、Ti:0.01〜0.20%、N:0.05%以下、O:0.004%以下を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなり、(a)式で表されるMd30値が−10〜70であり、(b)式のNg値がN含有量以上、0.10以下であり、引張強さが2000N/mm2以上であることを特徴とする耐疲労性に優れた高強度製品用の析出硬化型ステンレス鋼線およびその製造方法である。必要に応じて、V:0.05〜2.0%,Nb:0.05〜2.0%,W:0.05〜2.0%,Ta:0.05〜2.0%の内、1種類以上、Co:0.1〜4.0%,Cu:0.1以上、2.0%未満,B:0.005〜0.015%,Ca:0.0005〜0.01%,Mg:0.0005〜0.01%,REM:0.0005〜0.05%を含有する。また、300〜600℃の窒素雰囲気中で時効処理を施す。 (もっと読む)


【課題】 素管の2倍以上の拡管加工での溶接部あるいは溶接部近傍に発生する拡管加工割れの無い、拡管加工性に優れるフェライト系ステンレス鋼溶接管を提供するものである。
【解決手段】 Ti,Nbの1種または2種を、質量%で各々0.1〜0.5%含有するフェライト単相のフェライト系ステンレス鋼溶接管において、溶接部のビッカース硬さHVWと母材部のビッカース硬さHVMとの硬度差ΔHV(=HVW−HVM)が10〜40の範囲で、溶接部のビード厚さTWと母材部の肉厚TMとの比RT(=TW/TM)が1.05〜1.3である。また、成形、溶接後に周長で0.5〜2.0%の矯正をする。さらに、成形、溶接、矯正後に700〜850℃で焼鈍する。 (もっと読む)


【課題】安価な通電加熱方式であっても安定的に加熱することができ、これにより伸線加工に要するトータルコストを大幅に低減することができる温間伸線用ステンレス鋼線材及びその伸線方法を提供すること。
【解決手段】グラファイトを含有する潤滑被膜を表面に有し、300℃における摩擦係数が0.3以下であり、且つ体積抵抗率が1×10−4Ω・m以下であることを特徴とする通電加熱による温間伸線用ステンレス鋼線材および該温間伸線用ステンレス鋼線材を通電加熱により50〜600℃に加熱してから伸線加工することを特徴とする温間伸線用ステンレス鋼線材の伸線方法。 (もっと読む)


【課題】TIG溶接部にブラックスポットが生成しにくく、溶接部の耐食性および加工性
に優れたフェライト系ステンレス鋼を提供する。
【解決手段】質量%で,C:0.020%以下,N:0.025%以下,Si:1.0%
以下,Mn:1.0%以下,P:0.035%以下,S:0.01%以下,Cr:16.0〜25.0%,Al:0.12%以下,Ti:0.05〜0.35%,Ca:0.0015%以下を含有し,残部がFeおよび不可避的不純物からなり,下記(1)式を満足する,溶接部のブラックスポットの生成の少ないフェライト系ステンレス鋼とする。
BI=3Al+Ti+0.5Si+200Ca≦0.8…(1)(なお、(1)式中のA
l、Ti、Si、Caは、鋼中の各成分の含有量[質量%]である。) (もっと読む)


【課題】廉価で塩害耐食性に優れた給油管およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:≦0.015%、Si:0.01〜0.50%、Mn:0.01〜0.50%、P≦0.050%、S:≦0.010%、N:≦0.015%、Al:0.010〜0.100%、Cr:13.0〜18.0%、を含有し、更に、Ti:0.03〜0.30%およびNb:0.03〜0.30%の1種または2種を含有するフェライト系ステンレス鋼を素材とした鋼管部材と金具部品からなる給油管であって、金具部品と鋼管部材との間の塩害環境に曝される表面に隙間構造部を有し、隙間構造部の隙間部における開口量が0.2mm以上であり、隙間部の内部を電着塗装で被覆したことを特徴とする給油管。金具部品の鋼管部材に対向する面に高さ0.2mm以上の突起を設け、この突起を隙間内部に配した状態で金具を給油管本体に取り付ける給油管の製造方法。 (もっと読む)


【課題】経済的に優れ、鋼板巻き取り時の圧力により発生するプレッシャーマークや、塗装表面の擦り疵の抑制が可能なクリヤ塗装ステンレス鋼板を提供することを目的とする。
【解決手段】ステンレス鋼板の片面または両面にクリヤ塗装膜が塗装されてなり、クリヤ塗装膜は、水酸基、カルボキシル基またはアルコキシシラン基のうち1種以上の架橋性官能基を含み、ガラス転移点が30〜90℃であり、数平均分子量が3000〜50000であるアクリル樹脂(A1)、前記アクリル樹脂(A1)を架橋硬化させるブロックイソシアネート樹脂及びアミノ樹脂よりなる架橋硬化樹脂(A2)、を含む熱硬化性樹脂組成物(A)と、前記熱硬化性樹脂組成物の固形分100質量部あたり0.5〜4.0質量部の樹脂ビーズ(B)と、を含有するものである耐プレッシャーマーク性及び耐擦り疵性に優れたクリヤ塗装ステンレス鋼板を採用する。 (もっと読む)


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