説明

大口電子株式会社により出願された特許

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【課題】 白金を含むブラスト粉から塩化白金酸アンモニウム塩として白金を回収する際に、塩化白金酸アンモニウム塩を沈殿分離したろ液に分配する白金量を低減させ、ろ液からイオン交換樹脂や活性炭で更に白金を回収する必要をなくし、全体の回収率を向上させる。
【解決手段】 装置部材のブラスト処理で排出された白金を含むブラスト粉から白金を回収する方法であって、白金を含むブラスト粉を希硫酸に投入し、白金以外の金属を溶解してろ過した後、得られたろ過澱物を王水又は酸化性塩酸溶液に溶解し、その溶解液に塩化アンモニウムを添加して、白金を塩化白金酸アンモニウム塩の沈殿として回収する。 (もっと読む)


【課題】 白金溶液に塩化アンモニウムを添加して白金を塩化アンモニウム塩として分離回収する際に、簡単な方法で白金のロス率を下げて、回収率を高めることが可能な白金の回収方法を提供する。
【解決手段】 白金含有スクラップを王水又は酸化性塩酸溶液に溶解した白金溶液から白金を回収する方法であって、白金溶液に対し60〜100g/lの添加量で塩化アンモニウムを添加して、生成した白金の塩化アンモニウム塩の沈殿をろ過して回収する。また、塩化アンモニウムを添加した白金溶液は、50〜70℃の液温に保持して撹拌することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 使用済みの導電性ペースト屑及び導電性ペースト屑が付着した容器や器具などの廃棄物から貴金属を回収する際に、その廃棄物の焼却灰を溶解した硝酸酸性溶液中に含有される銀とパラジウムを簡単な方法で選択的に回収する方法を提供する。
【解決手段】 導電性ペースト屑などの廃棄物を焼却した焼却灰を硝酸に溶解し、得られた硝酸酸性溶液に塩酸を添加して塩化銀を分離回収した後、銀回収後の溶液に塩化アンモニウムをパラジウム量に対し2モル当量以上添加すると共に、溶液に酸化剤を添加して酸化還元電位を900mV以上に調整することにより、パラジウム塩を選択的に析出させる。 (もっと読む)


【課題】 プリント配線板のような電子部品や宝飾品等から白金等の貴金属を回収する際に、難溶性化した白金を含有する難溶性貴金属残渣から白金等の貴金属を効率よく溶解して、高収率で回収する方法を提供する。
【解決手段】 白金を含む難溶解性貴金属残渣から貴金属を溶解抽出する際に、その難溶性残渣を600℃以上の温度で、好ましくは900℃以上の温度で、少なくとも3時間加熱した後、硝酸で溶解し、残った未溶解物を王水で溶解する。 (もっと読む)


【課題】 廃電子部品の金属部をシアン化アルカリの剥離剤を用いて溶解し、その溶液から貴金属を回収する際に、他の金属成分の混入を少なくし、貴金属のみを選択的に且つ簡単に回収することができる貴金属の分離回収方法を提供する。
【解決手段】 シアンイオンを含む水溶液の剥離液で、廃電子部品の金属部を溶解する。得られた溶液1を回収槽2に供給し、次亜塩素酸ソーダを加えて酸化還元電位(ORP)を+350mV(銀/塩化銀電極)以上に維持しつつ、鉱酸を加えてpHを6〜8とする。ORP及びpHを調整した溶液1に、更に活性炭を投入して撹拌し、貴金属を活性炭に吸着させる。その後、溶液1から活性炭を濾別し、得られた活性炭を通常の分銀工程に供給して貴金属を回収する。 (もっと読む)


【課題】 ベルトコンベアによって搬送される粉塊混合物から試料を採取する際に、ベルトコンベアの搬送方向並びに全幅の双方に対して、採取する試料に偏りがなく、均一な試料を効率よく採取できる方法及び装置を提供する。
【解決手段】 ベルトコンベア1の搬送方向前端部から粉塊混合物10を落下させるとともに、ベルトコンベア1の下方で且つその搬送方向と直交する方向に試料採取用バケット3を往復移動させ、落下する粉塊混合物10から試料採取用バケット3内に往路及び復路で試料を採取する。試料採取用バケット3はベルトコンベア1の幅方向両端よりも外側で折り返し、その折り返し点付近で試料採取用バケット3内の試料を試料用ホッパ6に排出する。 (もっと読む)


【課題】 石油精製などに使用されるワッカー触媒のように、有機物が付着している触媒から、湿式処理によって貴金属を回収する際に、発泡を抑えて高温で処理することができ、高い回収率で貴金属を回収する方法を提供する。
【解決手段】 有機物が付着しているワッカー触媒のような使用済み触媒を、2重量%以下の分散剤と3〜9重量%の水系洗剤が添加された王水に投入し、45〜95℃に加熱して、触媒に含まれるパラジウムなどの貴金属を溶解抽出した後、得られた抽出液から貴金属を回収する。 (もっと読む)


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