説明

株式会社住宅構造研究所により出願された特許

11 - 20 / 20


【課題】耐力板(伝達板)の取付けに際して現場作業となる補助桟の取付けを不要とし、また、耐力板を取付けるための金物を柱に取付けると、引抜き補強の準備もできる補強用金物8aの提供。
【解決手段】引寄せボルト9aと連結用金物10aを備えた補強用金物8aとする。連結用金物10aは引寄せボルト9aの一端を係合する係合部(窓孔21)と耐力板(伝達板2a)の柱側縁部を固定する固定部(側壁17)及び柱1aへの取付け部(連絡壁18)とを有する。 (もっと読む)


【課題】解体費と修繕費を抑えた耐震壁補強を実現すると共に、柱頭・柱脚の接合部の引抜き耐力の増強。
【解決手段】壁フレーム補強金物1は長方形の金属板で形成される受力面部2とその隣り合う2辺に柱取付け部3と横架材取付け部4を一体に形成したものとする。受力面部2は大きな地震力が作用するときは圧縮方向のせん断力によって面座屈を生じると共に、引張り方向に強いせん断力が作用するときは、補強金物1の横架材取付け部4の柱8と反対側がビス止めに抗して浮き上がる構成としてある。壁フレーム補強金物1の長辺は、壁フレームの天井裏寸法又は床下寸法よりも長くしてある。 (もっと読む)


【課題】部材どうしを正確な位置に簡単に接合でき、金物が露出しない接合構造とその金物の提供。
【解決手段】一方の部材1の接合箇所に固定された受け金具5と、他方の部材2の接合箇所に固定された差込み金具6とから成る接合金物3を使用する。受け金具5は、断面コ字形をした溝状の固定部7と、固定部7の両側縁及び下縁に沿って形成され、上端及び内周側が開口した係合溝を形成する係合溝部8を有し、差込み金具6は、断面コ字形をした溝状の固定部15と、固定部15の両側縁及び下縁に沿って張り出して形成されたフランジ部16を有する。差込み金具6のフランジ部16を受け金具5の係合溝部8へ上方から落とし込んで係合する。 (もっと読む)


【課題】既存の木造軸組工法住宅において、長押が横断している真壁箇所の耐震補強方法と構造の提供。
【解決手段】既存住宅の長押8が横断している真壁箇所において、長押8や天井及び床をそのままにして内壁材を除去する。露出した上下の横架材1,2と左右の柱3,4及び貫7などからなる壁の架構から、貫7を除去して、複数本の横桟5を左右の柱間に取り付ける。複数の横桟5の室内側面に耐力用壁面材6を取り付けるが、長押8の背面側で構造用合板6を取り付けることができない箇所は、長押8の上下に近づけて取り付けた連結用上横桟5aと連結用下横桟5bとを耐力部材11で連結する。耐力部材11には平板型11Aと筋交い型11Bがある。 (もっと読む)


【課題】柱2の下端部に折損や破壊を起こさないボックス形コーナー金物1の提供。
【解決手段】柱2に固定する垂直壁4と、土台3に固定する底壁6及びこれらを繋ぐ両側の連結壁11とかなるボックス形のコーナー金物1とし、連結壁11の外側端縁に柱側へ凹む先行曲げ破壊凹部15を形成する。また、垂直壁4と底壁6が直交する角部を両側の連結壁11と共に切欠いて、圧縮破壊防止用切欠き部を形成しておく。 (もっと読む)


【課題】面としての「壁」を補強することにより、耐震性を向上させるとのコンセプトに基づき、既存の木造軸組み工法住宅の耐震補強を図ることが課題である。
【解決手段】既存住宅の内壁材を除去した左右の柱4,4間に数段の横材19を平行に配置し、上下の横架材5,2と左右の柱4の柱頭と柱脚との結合を補強金物21で補強すると共に前記横材19の両端を入隅結合金物(L形金物20)で左右の柱4に結合して金物がすべて柱の内側に位置した架構体Bを形成し、架構体Bの室内側面に耐力用の構造用合板24を上下方向で複数に分割し、上横架材(胴差5)との間に天井スペースをまた下横架材(土台2)との間に床スペースを残して、左右の柱間に固定し補強された耐力壁とする。 (もっと読む)


【課題】十分な引抜耐力を得ると共に、柱と土台との接合部の柔軟性を維持して柱の破損を防ぎ、さらに、コンクリート基礎へのダメージを抑える木造建築物の補強構造を提供する。
【解決手段】柱5の側面に固定したホールダウン金物14を、柱5に近接して配設した引き寄せボルト12によってコンクリート基礎1に固定し、ホールダウン金物14の下方に設置したかど金物7によって土台2と柱5とを接合する。必要に応じて引き寄せボルト12と既存のアンカーボルトの間にアンカーボルト30を新設し、土台2とコンクリート基礎1との連結を補強する。 (もっと読む)


【課題】 室内側からだけの施工で取り付けることができて作業しやすく、かつ、引き抜き力によって引き寄せボルトが第1の取付け金物から抜けてしまったり、第1の取付け金物が変形したりしない頑丈な引き寄せ金物の提供。
【解決手段】 梁1と柱2の面に固定する第1、第2の取付け金物9,10と引き寄せボルト11及び引きナット12を備える。第1の取付け金物9は、上部材13と下部材14及び止めナット15を有する。上部材13と下部材14は組合せて直方体部材16を構成する。直方体部材16に上下方向に貫通して貫通孔17と固定用ネジ18の挿通孔19を形成する。直方体部材16の内部に止めナット15が位置決めされている。第1の取付け金物9を梁1の下面に固定し、貫通孔17から止めナット15に引き寄せボルト11の上端部を螺合して取り付け、引き寄せボルト11の下部を第2の取付け金物10に係合させ、緊結する。 (もっと読む)


【課題】 柱が引き抜かれる際のコーナー金物の回転を阻止して引き抜きに対する耐力を向上させる。また、柱など構造材の複数の側面に同じ構成の建築金物を取り付けても、取付けのための固定具どうしが構造材の内部で衝突しないようにする。
【解決手段】 直交する第1取付け面部4と第2取付け面部5を有し、第1取付け面部及び第2取付け面部に固定具挿通孔6を形成した本体15と第2取付け面部5の裏面に重合する専用スペーサー16とで構成する。専用スペーサー16は厚みを有するものとする。厚み寸法は、第1取付け面部4に形成した固定具挿通孔6の直径以上で、上下に位置する固定具挿通孔6間の距離以下とすることが一つの例である。 (もっと読む)


【課題】 既存住宅を屋内側からコーナー金物で補強する。コーナー金物を取付けるとき既存のコンクリート基礎を損傷しないようにし、かつ、充分な引抜き耐力を得られる既存住宅補強構造・工法及びコーナー金物の提供。
【解決手段】 既存住宅の柱5と土台2の接合個所に土台側コーナー金物8(コーナー金具10+突張り金具11)をねじ32で柱5と土台2に固定すると同時に新たなアンカーボルト31で既存のコンクリート基礎1に固定する。コーナー金具10は柱側取付け壁13と土台側取付け壁16、両側の補強壁14,15を備えたボックス型である。柱5に引抜き力が作用すると、引抜き力は土台側コーナー金物8を通じて新たなアンカーボルト31によって直接にコンクリート基礎1に伝達されると共に、このコーナー金具10を土台2へ固定しているねじ32及び土台2を介して土台2を固定している既存のアンカーボルト3を介しても引抜き力が基礎1に伝達される。突張り金具11はコーナー金具における両側の補強壁14,15が引張り力によって潰れてくるのを支持して、コーナー金具の変形を防止する。 (もっと読む)


11 - 20 / 20