説明

ベーリンガー インゲルハイム エルツェーファウ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディトゲゼルシャフトにより出願された特許

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【課題】 対象異種ポリペプチドの組換え産生のための方法であって、
(i)融合ポリペプチドをコードする核酸分子を含む発現ベクターで形質転換された宿主細胞を培養すること、ここで、該融合ポリペプチドは、ペスチウイルスの天然型オートプロテアーゼNproの少なくとも1つのシステイン残基が別のアミノ酸残基で置換されているペスチウイルスのオートプロテアーゼNproの誘導体と、異種ポリペプチドであり、第一のポリペプチドと、その第一のポリペプチドのC末端において、第一のポリペプチドの自己タンパク質分解活性によりその融合タンパク質から第二のポリペプチドが切断され得るように連結されている、第二のポリペプチドとを含み、該培養は融合ポリペプチドを発現させ、対応する細胞質封入体を形成させる条件下で行う、
(ii)該宿主細胞から該封入体を単離すること、
(iii)単離した封入体を可溶化すること、
(iv)該融合ポリペプチドから対象異種ポリペプチドの自己タンパク質分解切断を誘導すること、および
(v)切断された対象異種ポリペプチドを単離すること
を含む方法を提供すること。
【解決手段】 低いpIを有し、溶解度が高められた、ペスチウイルスの天然型オートプロテアーゼNproのある種の誘導体が広範な条件で使用に好適であることを見いだした。 (もっと読む)


【課題】均質性が高いプラスミドDNAを高収率で製造する方法を提供すること。
【解決手段】プラスミドを有する大腸菌細胞を最初に前培養で増殖させ、引き続き主培養で発酵させ、得られたプラスミドDNAを回収して精製して、製造規模でプラスミドDNAを生産する方法であって、前記主培養がバッチ期と栄養補給期を含む流加法であり、このとき、a)前記バッチ期の培地及び前記栄養補給期中に添加する培地を化学的に規定し、さらに、b)前記栄養補給期の培地は、i)増殖制限基質を含み、かつii)前記栄養補給期の少なくとも一部分の間、予め規定した指数関数に従う栄養補給速度で添加されることによって、予め規定した値に比増殖速度を維持する、前記方法。 (もっと読む)


工業規模の目的タンパク質の製造方法は、目的タンパク質をコードするDNAの、事前選択された部位における細菌細胞のゲノムの相同組換えによる組み込みに基づく。工業規模の組換えタンパク質の製造は、流加培養方式、半連続方式またはケモスタットで行われる。
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固相を含む親和性マトリックスおよびこの固相に結合したペプチド結合を含む親和性リガンドを開示し、ここで、ペプチド結合を含む親和性リガンドは、下記のリガンド群から選択される:a)式X1X2X3X4を含むペプチドであって、X1からX4 はアミノ酸残基であり、少なくともX1からX4 の2個がW、YまたはFであるペプチド;b)式X5X6X7X8を含むペプチドであって、X5 からX8 はアミノ酸残基であり、少なくともX5 からX8 の1個がWであり、そして、少なくともX5 からX8 の1個がEまたはDであるペプチド;および、c)R、K、EおよびDからなる群のアミノ酸モノマーおよびY、FおよびWからなる群のアミノ酸モノマーからなるポリ−アミノ酸であって、好ましくは、poly-KY、poly-KF、poly-KW、poly-RY、poly-RF、poly-RW、poly-EY、poly-DY、poly-EF、poly-EW、poly-DFおよびpoly-DWであるポリ−アミノ酸、ただし、a)およびb)に記載したペプチドは、最大、35アミノ酸残基長を有し、c)に記載したポリ−アミノ酸は、最小、20アミノ酸残基長を有する。 (もっと読む)


対象ポリペプチドおよびそのN−末端部に自己タンパク質分解切断機能を呈するポリペプチドを含む融合ポリペプチドを用いる、相同N−末端を有する対象異種ポリペプチドの製造方法であって、a)アフィニティークロマトグラフィーシステムにより、可溶性で自己タンパク質分解切断が不活性な形態で融合ポリペプチドを結合し、b)融合ポリペプチドのリフォールディングにより、融合ポリペプチドの自己タンパク質分解切断機能の活性化および対象異種ポリペプチドの切断を誘発し、そしてc)それに続いて対象異種ポリペプチドを溶出する工程を含み、上記工程を一アフィニティークロマトグラフィーシステムで実施する方法が開示されている。 (もっと読む)


本発明は、対象異種ポリペプチドの組換え産生のための方法であって、
(i)融合ポリペプチドをコードする核酸分子を含む発現ベクターで形質転換された宿主細胞を培養すること、ここで、該融合ポリペプチドは、ペスチウイルスの天然型オートプロテアーゼNproの少なくとも1つのシステイン残基が別のアミノ酸残基で置換されているペスチウイルスのオートプロテアーゼNproの誘導体と、異種ポリペプチドであり、第一のポリペプチドと、その第一のポリペプチドのC末端において、第一のポリペプチドの自己タンパク質分解活性によりその融合タンパク質から第二のポリペプチドが切断され得るように連結されている、第二のポリペプチドとを含み、該培養は融合ポリペプチドを発現させ、対応する細胞質封入体を形成させる条件下で行う、
(ii)該宿主細胞から該封入体を単離すること、
(iii)単離した封入体を可溶化すること、
(iv)該融合ポリペプチドから対象異種ポリペプチドの自己タンパク質分解切断を誘導すること、および
(v)切断された対象異種ポリペプチドを単離すること
を含む方法に関する。 (もっと読む)


生物分子、特に医薬等級のプラスミドDNAを生産するためのスケープアップ可能な方法及び装置。その方法はアルカリ溶解及び中和の工程を含む。溶解産物及び沈殿を分離するために、その混合物がその下部でガラスビーズのような保持材料で部分的に充填されている清澄化反応器中を下向きに穏やかに流され、それにより沈殿が保持の上部及びその内部に保持される。溶解工程の好ましい実施態様において、細胞懸濁液及びアルカリ溶解溶液がガラスビーズのような粒状材料で充填されている溶解反応器中を流れる。その方法は連続的に実施でき、充分に自動化し得る。
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プラスミドの抗生物質フリーの選別を可能にするマーカー遺伝子の発現を調節するための、またプラスミドDNAおよび組換えタンパク質の製造に有用な、ColE1型プラスミドのRNAに基づくコピー数制御機構を使用する宿主ベクター系。 (もっと読む)


プラスミドDNA大腸菌細胞を生産する方法は前培養と流加法を含む。バッチ期の培地及び栄養補給期中に添加する培地を化学的に規定する。栄養補給期の培地は増殖制限基質を含み、栄養補給期の少なくとも一部分の間、予め規定した指数関数に従う栄養補給速度で添加され、それによって、予め規定した値に比増殖速度を制御する。本方法はプラスミドDNAの高い収率及び均質性をもたらす。 (もっと読む)


製造規模でプラスミドDNAを生産する方法は、大腸菌K-12株JM108を用いる。プロセスにより、プラスミドDNAの高収量と均一性が得られる。 (もっと読む)


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