説明

株式会社トリマティスにより出願された特許

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【課題】小さい制御光パワーにより偏向角度の大きさを調整することができる光偏向方法および光偏向装置を提供する。
【解決手段】1種類以上の波長の信号光16を照射する信号光光源と、信号光とは異なる波長の制御光17を照射する制御光光源と、信号光16は透過し、制御光17を選択的に吸収する光吸収層22を含む熱レンズ形成光素子と、光吸収層22に制御光17と信号光16とを各々収束点を異ならせて集光させる集光手段と、を有し、前記熱レンズ形成光素子は、制御光17と信号光16が、光の進行方向で光吸収層22の入射面またはその近辺において収束したのち拡散することによって、光吸収層22内における制御光17を吸収した領域およびその周辺領域に起こる温度上昇に起因し可逆的に形成される熱レンズにより、屈折率が変化して、進行方向が変更された信号光19を出力可能な光偏向装置である。 (もっと読む)


【課題】新規な動作原理に基づく、より装置構成がシンプルで、低コスト化を図ることが期待される光フリップフロップ回路を提供する。
【解決手段】第1のスイッチSW1は、光源光と信号光を入射する2つの入力ポート、光出力のための2つの出力ポート所定の光入力条件で熱レンズを形成する熱レンズ形成素子を備える。第2のスイッチSW2は第1のスイッチSW1と同様な構成であるが、利用する波長の関係が逆となっている。OFFからONにするときは、セットのためのパルス信号を入力し、第2のスイッチSW2の一方の出力光を第1のスイッチSW1にフィードバックさせてON状態を維持させる。ONからOFFにするときは、さらなる信号光のパルスを入力させる。これにより、ONとOFFの2つの状態が安定して維持される。 (もっと読む)


【課題】 電気光学素子を利用した光デバイスは、高速な応答性などにより、産業上の利用価値は大きい。従来の技術では部品点数が多くデバイスサイズが大きい、駆動電圧が大きいなどの問題があり、使用部品点数の低減、デバイスの小型化、駆動電圧の低減が課題であった。
【解決手段】 本発明の光デバイスは、多芯フェルール3により固定された入力ファイバ1、出力ファイバ21および22と、コリメートレンズ41,42,43、光を反射する反射素子11から構成される反射構造とし、さらに、集光レンズ9と電気光学素子10を備え、該電気光学素子10は該集光レンズ9の集光点付近に設置される。該電気光学素子10の電極は、電極間距離が集光部に近いほど小さくなるような構成とする。 (もっと読む)


【課題】 光スイッチは、ネットワークの複雑化に伴うルーティング要求の高まりから、重要な光デバイスとされている。従来の技術では、低損失、高速応答を両立することが課題となっていた。
【解決手段】 本発明の光デバイスは、低損失なコリメート結合系を利用しつつ、部分的な集光系の採用により、可動部品のストロークを極力小さくして高速化を実現した。2芯フェルール3により固定された入力ファイバ11と出力ファイバ21、入力ファイバ12と出力ファイバ22を、可動ミラー6を挟んで対向させる構造に、一方向集光レンズ51,52を加える構造とする。可動ミラーのストローク方向のみを絞ることで、ストロークを小さくし、高速化を図ることができる。 (もっと読む)


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