説明

株式会社IDXにより出願された特許

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【課題】特定構造の同軸型空胴共振器を具備したマイクロ波加熱手段を提供する。
【解決手段】円柱又は円筒の表面もしくは内面に形成された金属薄膜もしくは導電性薄膜をマイクロ波で均一に加熱する装置であって、金属製の円筒状側壁と、この円筒状側壁の軸方向両端を電磁波的に閉じる金属製の端部側壁と、この空胴共振器内に同軸的に配置された内軸と、前記円筒状側壁における軸方向の中間位置に設けられた結合スロットにマイクロ波導波管もしくはマイクロ波供給アンテナが結合された構造を具備し、前記内軸は、その表面に金属薄膜もしくは導電性薄膜を形成するための円柱状又は円筒状構造体から構成されているマイクロ波加熱装置。
【効果】金属薄膜もしくは導電性薄膜を高効率で、均一に、選択的に加熱することができる。 (もっと読む)


【課題】 導入できるマイクロ波の周波数帯域と出力レベルが極めて広く、共振負荷に対して効率よくマイクロ波を導入できる新しい手段を提供する。
【解決手段】 マイクロ波装置は、マイクロ波を発生する電圧制御型固体発振器1と、その出力を増幅するマイクロ波増幅器3と、その出力が入射されるTM010モード円筒形空胴共振器2と、この空胴共振器2に結合し内部の電磁界を検出する検出素子7と、この検出素子7の出力信号によって発振器1の発振周波数を空胴共振器2の現在の共振周波数に一致させるように制御する帰還制御手段8と、空胴共振器2内にそれの中心軸とほぼ同心的に配置され内部にマイクロ波被照射体Sを保持するマイクロ波透過性で円筒管状の被射照体保持部材とを具備する。 (もっと読む)


【課題】 導入できるマイクロ波の周波数帯域が狭い負荷に対しマグネトロンで効率よくマイクロ波を導入できる新しい手段を提供する。
【解決手段】 周波数特性が優れた低電力の注入波発振装置の出力をマグネトロンに注入してマグネトロンの出力特性を発振周波数とスペクトラムについて大きく改善するとともに、合わせて負荷からの反射をこの注入波発振装置に導入されないようにして、マグネトロン出力を負荷に効率よく安定に導入できる装置を実現した。 (もっと読む)


【課題】最適周波数を簡便に決定でき、皮膜の品質を維持しながら成膜速度高め生産性を向上できるアルミニウム合金陽極酸化方法およびアルミニウム合金陽極酸化用電源を提供すること。
【解決手段】高周波パルス電力を用いてパルス非発生時に電解槽の正極と陰極を短絡するようにした定電流で行うアルミニウム合金陽極酸化方法において、電解電圧が最小値を示す周波数において陽極酸化を行う。電源には、あらかじめ各種アルミニウム合金材について周波数を変える実験によって求めておいたデータベースを備えており、アルミニウム合金種、電流密度、デュティを指定すれば最適周波数が設定できる機能を備えている。 (もっと読む)


【課題】アルミニウム合金陽極酸化皮膜の品質を維持しながら成膜速度を高め生産性を向上できるアルミニウム合金陽極酸化用電源を提供すること。
【解決手段】定電圧陽極酸化の場合、▲1▼正電圧をマックスデュティで固定し、電流密度は成行きとする(図5(▲1▼))。▲2▼電流密度が抵抗上昇によりある閾値まで低下したならば、デュティの変更を行い負電圧の印加を開始する(図5(▲2▼))。▲3▼電流密度の回復(上昇)が思わしくない場合には、さらに負電圧印加のデュティの割合を増やす(図5(▲3▼))。▲4▼所定の電流密度に回復したならば、負電圧印加を止め、当初の前記正電圧マックスデュティに戻す(図5(▲4▼))。▲5▼再び、抵抗上昇により電流密度の低下が起これば、上記の電圧印加方式を繰り返す。 (もっと読む)


【課題】負電圧を印加することなく、皮膜の品質を維持しながら成膜速度を高め生産性を向上できるアルミニウム合金陽極酸化方法およびアルミニウム合金陽極酸化用電源を提供すること。
【解決手段】パルス電力によってアルミニウム合金を陽極酸化するアルミニウム合金陽極酸化方法において、パルス電圧不印加時に陽極酸化用正極と陽極酸化用陰極とを短絡する。 (もっと読む)


【課題】 超臨界条件を満足する高圧室内にマイクロ波を導入する新しい手段を提供する。
【解決手段】 高圧室2の開口3aを、比誘電率が大きく、マイクロ波を透過し、かつ、熱的にも機械的にも強固な誘電体製の仕切窓4で封止する。誘電体製の仕切窓4により、比較的断面積の小さい開口3aでマイクロ波を高圧室2内に導入できるようにした。この手段を用いて、高圧室2の径に応じて共振する横共振器型、この高圧室2と外部の調整空胴15とで形成され全体の長さLに応じて共振する縦共振型、高圧室2に1対の仕切窓を設け、これを伝送線に取り込んだ伝送線型の3種のマイクロ波導入法がある。 (もっと読む)


【課題】 TE10モードのマイクロ波を伝送する方形導波管の中心軸に沿って反応対象を流すことにより、反応対象の化学反応を高効率かつ均一に行わせる新しい装置を提供する。
【解決手段】 化学反応装置は、TE10モードのマイクロ波を伝送する方形導波管1と、化学反応を行わせる流動性の反応対象3を流通させるために導波管内に配置される流通路2とを具備する。流通路2は、マイクロ波を透過させる物質で作られ、導波管1の軸方向に延伸する。流通路2の断面において電界に平行な辺は電界に垂直な辺より長い長方形状で、長さ方向の大半が導波管の中心軸付近に配置される。流通路の上流端から反応対象を流し込み、下流端から流出させる間に、反応対象にマイクロ波を照射して化学反応を起こさせる。 (もっと読む)


【課題】、導電性薄膜あるいは磁性薄膜を含むシート状被加熱物を高効率でかつ均一に加熱する新しい手段を提供すること。
【解決手段】 TM110モードの電磁界を発生する空胴共振器4内に、導電性薄膜あるいは磁性薄膜を含むシート状被加熱物1を挿入し、導電性薄膜あるいは磁性薄膜内に発生する電界と電流を利用して、これを直接又は間接的に加熱する。薄膜の表面抵抗の大きさに応じて空胴共振器4内への挿入位置を変更できるように構成する。 (もっと読む)


【課題】化学反応させるべき試料にマイクロ波を均一に照射することにより、試料の化学反応を高効率かつ均一に行わせる新しい手段を提供する。
【解決手段】 モード変換器を介して、方形導波管のTE10モードから円形導波管1のTE01モードへ変換する。このTE01モードのマイクロ波を伝送する円形導波管1内に同軸的に中実または中空の誘電体円管2を配し、この円管2内に化学反応させる試料Mを流通させるための流路2a、2bを設ける。円形導波管1内で、マイクロ波を試料Mに作用させることにより、試料Mの化学反応を促進する。 (もっと読む)


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